第9話【雑談】シロとクロの正体

文字数 1,109文字

2024年6月3日(月)
こんちは、クロだにゃ。
こんにちは、アサコです。

今日もご訪問ありがとうございます。

よう、シロだ。アサコは猫か?
なんですか、突然。
その顔だからな。とても人間には見えねえぞ。
そういうことですか。これは仮の姿。本当の姿はセキュリティ上お見せできませんので。
そうだったのか。俺はすっかりアサコは猫だとばかり思ってたにゃ。
猫がもの書きするわけないでしょう。
え? 「我が輩は猫である」とか書いた小説読んだことあるぞ。
あれは猫が書いたわけじゃなくて……って、シロ、そういえば、猫が小説読んでるというのもおかしな話じゃないですか。
吾輩は猫じゃないぞ。
え?
え?
吾輩は猫魈(ねこしょう)である。
は?
にゃんだ?
猫魈(ねこしょう)知らぬのか? 「高い知能と強力な霊力を持ち、猫又や化け猫、魑魅魍魎を従える妖怪」と書いてあるではないか。
えええ! どこに?
某所だ。クロ、引いてるんじゃねえぞ。お前だってあと数百年も生きりゃそうなる。
そ、そんにゃこと! はじめてきいたにゃ。
クロだって化猫だろ? そろそろ尻尾が二股に別れそうだな。
クロまで? 中の人は人間かと思って話してたのに。そんな。
そういえば、最近尻尾がムズムズしてて、おかしいにゃと。
もしかして、猫又(ねこまた)
おお! 俺変身するのかにゃ☆ へ~んし~ん!! にゃ!
古い……
と、言うことはだ。クロは吾輩の配下ということだな。
嫌にゃ!
それにしても、小説のネタになりそうな展開。次は妖怪のお話でも書こうかな。
お、いいぞ。吾輩が主人公になってやる。
いらない、いらないですよ。
遠慮するなって。
冗談はさておき。アサコのその顔は何なんなんにゃ?
冗談じゃねえぞ!
この顔は私の仮の姿です。少し先になりますが公開予定の長編小説に出てくる神獣の姿絵と言っておきましょうか。
なんだとぉ。神獣とはマズいな。
にゃんで?
妖怪とは相性悪そうじゃねえか。
確かににゃ。
仮の姿ですから、中身は人間ですよ。おそらく。
おそらくっ?!
猫好きオバチャンですから。妖怪も神獣もまとめて好きですよ。
それならいいが。深く考えるとヤバくなりそうだからな。このへんで許してやるか。
うちの子です。似てるでしょう?

写真のリンクは私のBlueskyに繋がってます。写真を投稿してるので、よかったらどうぞ。

お! 息子かにゃ。
わがままで、頑固で、凶暴なわが家の息子です。
わがままだと? 吾輩がシメてやろう。
機会があったらお願いします。
バカ話をしてたら、そろそろ時間かにゃ。
そうですね。

こんな話におつきあいありがとうございました。

ちなみに、今回の話はフィクションとやらだぜ。

吾輩たちにとっては現実なのだが、解せぬ。

それでは、またにゃ。
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登場人物紹介

作者です。

クロですにゃ★

シロだぜ。

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