第2話:魔法相談所開設(その17)
文字数 460文字
「!?」
ひまわりの頭の中はパニックになる。
そして思わず、
「キャーッ!!!」
と近所全体に響き渡りそうなぐらい大きな声で
叫んでしまった。
ガクガク震え出すひまわり。
「な・・・なんか・・・手に触った・・・モジャモジャしたものが・・」
あまりの恐怖に、奮い立たせていた小さな勇気が一気に崩れていく。
「もう・・・どうしたらいいか、分からないです・・」
あふれるように涙がポロポロ出てきた。
太陽は、なんで帰ったのだろうか?
確かに魔力は自分のほうがあるかもしれない。
でも、ひまわり1人じゃ何をどうしていいのか分からないし、今みたいにすぐ自信も勇気も失くして泣くしかできない。
太陽がいないとダメなのに・・・。
たとえ太陽に魔力が無くても、ひまわりには必要な人なのに―。
そう、真夏の「ひまわり」が「太陽」が無いと育たないように、自分も光を与えてくれて導いてくれる太陽が、そばにいないと成長できないのだ・・・。
怖くて悲しくてポロポロ泣いていたひまわりだったが、突然「ギーッ」とどこかの部屋の扉が開くような音がして思わずビクッと飛び上がってしまった。
ひまわりの頭の中はパニックになる。
そして思わず、
「キャーッ!!!」
と近所全体に響き渡りそうなぐらい大きな声で
叫んでしまった。
ガクガク震え出すひまわり。
「な・・・なんか・・・手に触った・・・モジャモジャしたものが・・」
あまりの恐怖に、奮い立たせていた小さな勇気が一気に崩れていく。
「もう・・・どうしたらいいか、分からないです・・」
あふれるように涙がポロポロ出てきた。
太陽は、なんで帰ったのだろうか?
確かに魔力は自分のほうがあるかもしれない。
でも、ひまわり1人じゃ何をどうしていいのか分からないし、今みたいにすぐ自信も勇気も失くして泣くしかできない。
太陽がいないとダメなのに・・・。
たとえ太陽に魔力が無くても、ひまわりには必要な人なのに―。
そう、真夏の「ひまわり」が「太陽」が無いと育たないように、自分も光を与えてくれて導いてくれる太陽が、そばにいないと成長できないのだ・・・。
怖くて悲しくてポロポロ泣いていたひまわりだったが、突然「ギーッ」とどこかの部屋の扉が開くような音がして思わずビクッと飛び上がってしまった。