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文字数 535文字



欲しい気づきが
欲しいタイミングで
目の前に落ちてくるなら
例えそれが少し苦しくても
拾っておけばよかったと
通り過ぎたずっと後に
何かのきっかけで気付かされる
今思えば僕にも
たくさんそのチャンスが
折に触れてはあったのに
多分いつでもどうでもいい理由
まあ大体は面倒だとか
自分には絶対無理だとか
そんな事に結びつけて
見てみぬふりをしてきた
かなり大人になって
初めてそれが時折それも気まぐれに
まるで落ち葉のように
見過ごせばただのゴミになるような
そんなものたちに隠れているから
拾い上げるのも見過ごすのもタイミング
やっと自分の背中を押せたけど
今だから後悔してる
初め出しても前に進めるようになるのには
そこから何年も苦悩する
たった一回の事で手に入れられる
そんな夢を持てるのは
たくさんの人が言うように一握りで
次に神様がくれるチャンスは
何度も何度も挑戦するその先で
時間をかけて大きな存在になる
だから全部の準備が整った時
思うように身体も気力も
ままならずに焦る僕がいる
でもそれでも前に進めた喜びは
無駄な遠回りの今までが
嘘のように霞んで見える
僕は後どのくらい
出来るのかわからないけれど
自分らしさを全面に押し出しても
今更誰にも止められないから
僕さえ諦めなければ
今更誰にも止められないから
僕なりのゴール地点を目指そう

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