文字数 303文字



いつもの音が聞こえない七月のある日
暑いのに夏になった感じがしない
うるさいくらいの愛の詩も
聞こえないとやっぱり寂しい
当たり前とかが当たり前じゃなくなる
そんな事は日常割とありふれてて
こんな感傷に浸ってる僕も
明日消えてしまっているかもしれない
無限にあると思っている限り僕らは
それに慣れてしまって
努力とか向上心とかを置き忘れては
歌い踊りその世界に酔いしれる
今以外は元来不確かな上に
脆く壊れやすく置いてあるだけなのに
まだ来ない未来を簡単に
思い描いては希望に満ち溢れてる
とりあえず眠く慣れば寝て
お腹が空いたら起きる
今はあと少し先だけが確かな未来
ルーティンが積み重なって
見える世界が変わっても
今できる全力を出していきたい
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