第53話 自分を鍛えるコンテスト

文字数 1,293文字

 やりたいことは山ほどあるのですが、じっくりできる状況でもないので久々に日記でも……。

 ただ今絶賛開催中
『NOVEL DAYS 課題文学賞』&『NOVEL DAYS 三題噺バトル』

 2つのコンテストが同時開催されています。締め切りはどちらも5月17日。
 まだ少し時間があります。

 思えば去年の今頃。
 母との関係に悩んで悶々とした日々を送っていました。
 そんな中、偶然見つけた『NOVEL DAYS』。

 その思いをエッセイという形にまとめて「エッセイ賞」に応募してみようと、このサイトに登録しました。

 結果はもちろん箸にも棒にもかかりませんでしたが、それから一年、『NOVEL DAYS』での活動は多くの幸せをわたしに与えてくれました。

 無料でみなさんの作品を読ませていただける。
 無料で使いやすい機能を使って創作活動ができる。
 無料で……しつこいですね(^_^;)

 自分の書いた駄作を読んでいただける。
 温かいメッセージをいただけたり、学びになるお考えに触れさせていただいたり……。
 交流させていただける……。

 とにかく今のわたしを支える大切な趣味となりました。

 ありがとうございます。

 去年書き始めた頃は、フィクションというものをどうしたら書けるのか、見当もつきませんでした。

 そして、みなさまの作品から刺激を受けつつ、恐る恐る初めてのフィクションにチャレンジしました。
 今もまだ〔連載中〕となったまま、放置状態……。このまま終わることを「エタる」と言うそうですね。知りませんでした。
 こういう言葉、うまいこと考えるなぁ……。
 エタることのないよう、完結を目指したいです。

 それ以外は全部、身の回りにあること、基本的にノンフィクションばかり書いていました。

 ですので今回のこのコンテスト、わたしには無理だな……と思いました。

 みなさんがエントリーされる作品を読ませていただいて、「すごいなぁ……。どうしてこんな物語を思いつかれるのだろう……」と惚れ惚れしながら、気がつくとわたしもぼんやり頭の中で、出された「お題」について考えるようになりました。

 頭のどこかにいつもお題があって。

 そして、ある朝ふと思いついて一気に書きました。
『サトルの恋』です。
 わけのわからん話ですが、初めて「お題有りの小説」を書くことができました。

 それから小説を考えるのが楽しくて仕方なくなりました。

 ストーリーはハチャメチャです。
 文章もグダグダ……。

 でも、ダメ元でチャレンジしたことで、またひとつ「書く」ことの楽しみを得られた気がします。

 コンテスト、わたしは参加することに意義がある状態です。

 コンテストに参加するのは、自分を少しでも鍛えるため。好きなように書いているだけでは得られない楽しみを知るため。わたしにとってはそうなりました。
 勉強の機会を与えてもらっていると思います。

 縛りありきで書くということは、頭の体操になるなぁと、あともう少しある締め切りまでの期間に出せるだけ出すぞ〜と、意気込んでいる所存です。

 踏まれても踏まれても立ち上がるたんぽぽのように……。
 めげない精神でがんばります。

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