キャラ解説(天使陣営編)

文字数 2,508文字

では再開します。

まずはラスボス。

天使メンタイ・ハクマイナー。

・・・
出すタイミングがどんどん遅れていって、結局キャラを掘り下げる間もなく出てきてそのまま一方的にやられてしまうという、何とも言えないキャラになってしまいました。
メインの敵はシスターで、その後ろ楯といった感じになりましたね。

本当はもっと強くて、トリィが押されてギリギリ逆転といった展開を考えていたんですが・・・

それをやると話が一章増えかねない感じになったのでカットしました。

それはまたヒドい理由ですねぇ・・・
結果が同じであれば、過程の違いに意味はありません。
その辺については申し訳ない。

実際、全6章ぐらいが妥当な長さだったように思います。

見通しが甘かったですね。
まぁ一章増やしてたら、確実に締め切りに間に合わなかったのでこれがベストと思いましょう。


応募要項か何かで「期間内の完成は問わない」となっていましたが、やはり気にはなりますか?
確か「完成することが望ましい」的なニュアンスだったような。


まぁそれがなくとも、エンディングまで書ききってこそキャラの全てを表現できると思っていますので、初めから完結以外の選択肢は見ていませんでした。

「キャラ8割ストーリー2割」の2割部分もバカにできませんしね。
話が逸れてきたので戻しましょう。


名前の由来は「明太子ご飯旨いなぁ」→「明太・白米・旨いなー」→「メンタイ・ハクマイナー」となりました。

もう3人目となると、どうでもよくなってきますね。
でも格好良くない?

「ハクマイナー」って。


トリィに呼ばせたかったんですが、そんな余裕もなくカット。

・・・何だか可哀想になってきました。
可哀想といえばこれ。

トリィに武装を剥がされたこのバージョン。

・・・
何か薄布一枚みたいな表現がありましたが・・・
はい。

ビキニアーマー的な防具を着けていましたが、全て崩れ落ちました。

故に下着的なものも一切身に付けておりません。

それはまた、何といいますか・・・
それを目撃した別乃世の反応を通じて、色々と表現しようかとも思いましたが話が長くなるためカット。

完全な脱がされ損となりました。

・・・天使に何か恨みでも?
いえ、特には。
・・・そろそろ次にいきましょうか。
そうですか?

では次。


その不幸な天使の使徒、おそらく今作品で最もヒドい目にあったであろうシスター・カッドロゥです。

・・・
やっぱり何かあるでしょう!
いや、本当にないんですよ、これがまた。
全ては神の試練です。

困難であればあるほど、それを乗り越えたとき、更なる高みへと昇ることが許されるのです。

まぁゾンビに食われて魔界に堕ちたわけですが。
・・・心配ありません。

天使様と御一緒なのですから。


魔界に信仰を広めろとの、神の思し召しに違いありません。

まぁその天使の一存で、自分を生きたまま食ったゾンビたちと共同生活することになるわけですが。
・・・
せ、説明いきましょう!

ほら海老さん、まずはお名前から!


カッドロゥって格好いい響きですよね。

由来は何なんですか?

「たらこ」「英語」で検索すると「cod  roe」と出てきまして、発音を聞いたところ「カッドロゥ」と聞こえたのでそう名付けました。
ああ、メンタイの使徒だから・・・

たらこ・・・

たらこ。


・・・良いではありませんか。

天使様に因んだ御名、光栄で御座います。

初期設定としましては、出会えば即皆殺しレベルの強さではあったんですが、それだと一向に話が進まず・・・


やむを得ず話に絡めるも、別乃世では何ともならん力量差ゆえに、相対的に螺理多が達人級に強くなってしまったという・・・

ああ、たしかにめちゃくちゃ強くなってましたね螺理多さん。
まぁ探偵だからね。

凶器を持った殺人犯ぐらいはあしらえる能力はあるでしょう。

漫画とか見てるとそんな感じですが、実際の探偵は殺人犯とタイマン張ることはまずないかと思います。
まぁそんなこんなで意外とあっさりやられてしまいますが、その能力の高さはズバ抜けております。
描写こそ淡白ですが、50体近くのゾンビを一人で殲滅してたり、車で逃げる私たちを見失わずに走って追いついてきたり・・・

神秘術も別乃世からしたら即死技ですしね。

ちなみに、トリィは無理でもアーマぐらいなら倒せるほどの力がありました。

そこはさすが悪魔祓いですね。

しかし不運だったのは阿波津・怜子の存在。

というか、弱っち過ぎる別乃世の存在。

不運来た・・・

あまりに強すぎるシスターをどうやって倒そうか。

主人公はエンカウントしたらその時点で瞬殺されるし、アーマも戦闘能力皆無だし・・・

かといって、トリィにやらせるのはさすがになぁ・・・


と考え抜いた末に出た結論が「阿波津・怜子と相討ちにしよう」というものでした。

ん?

相討ち?

そう、相討ち。

当初の予定では相討ち、ボロボロ状態の阿波津・玲子を別乃世が何とかしてトドメを刺すという展開でした。

漁夫の利をかすめ取る感じが非常に別乃世さんらしいですね。

ただ、そのへんを書いていくと、やはり尺がね。

足りないんですよ、時間というものが。

その結果が本編のあれでして・・・


―――結論。

やぱりコレ、6章編成にすべきでしたな。

・・・まぁ今更ですけどね。

限られた時間でよく頑張りました。


あとは、天使さんたちに「ごめんなさい」しとかないといけませんけどね。

いいえ―――

天使様も先ほど仰ってられましたとおり。

結果が同じであれば、過程の違いに意味はありません。


そして、この結果に悔いは御座いません。

そう言っていただけると助かります。
「ごめんなさい」は?
ごめんなさい。

良いのですよ。

魔界に堕ちたこともそうです。

あの穢らわしいゾンビ共を一掃する機会に恵まれたと思えば良いのです。

天使様は「今は待て」と仰っておりますが・・・

いずれは浄化して差し上げましょう。


―――そうです、ついでに魔界とやらを隅から隅まで浄化してしまえば良いのです。

うむ、その意気です。

頑張って!

(魔界の広さ、ハンパじゃない設定だけど)

何やら元気になったようで、良かったです。

安心しました。

さて、今回もこの辺で区切りですね。

次回はその他のサブキャラをまとめていきます。

はい、それではまた次回。

よろしくお願いします。

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登場人物紹介

【兜海老】

 甲殻類。煮込むと赤くなり良いダシが出る。海老ミソが美味い。


【豊秩・満子】

 大悟郎シリーズのヒロイン。

 戦慄のJ  。キング・バトラー・ジュニア。

 昭和の知識を豊富に取り揃える年齢不詳の謎の少女。
 よく燃える。

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