ハロウィンスペシャル!地獄の七王編

文字数 5,943文字

さて、お久しぶりの兜海老です。
本当にご無沙汰でしたね。
今回は、人様のハロウィン企画にかこつけて、一日掛かりで作り上げた地獄の七王編をお送りいたします。
強欲のケンタの残りですね。
ケンタとか言わない。
じゃあKFC?
うむ、それなら解釈次第なので良し!
(良いのか・・・?)
まぁ作ったと言いましても一部の者は名前もある程度決めていたものではありましたが、今回は珍しく画像を決めてからキャラ作り等を行っております。
画像といえば、アレですね。

別乃世アフターから使わせて頂いている・・・

qutさんのところの画像ですね。

モンスターのみならず人型、動物型、とりわけアンデッド型が豊富に取り揃えられております。

使用に関する要件などは大丈夫なんでしょうか?
ホームページを読んでみた限りでは「一部の画像を除いてどのように使ってもオール・オッケー」的な解釈で良いのかなぁと。

一応、トークノベルのアイコンとして加工使用させて頂く旨のメッセージは送らせて頂いておりますが・・・


ログを遡れるだけ遡って読み込んだ上で、使用に関しては問題ないであろうと判断致しました。

画像公開してらっしゃる絵師さんは、加工・使用制限をきちんと決めておられる方々が多いので、これはこれで何か読み落としがないか不安ですね。
ホームページについては細めにチェックさせて頂いてますので、何かしらのレスポンスがありましたら対応していきたいと思います。
※令和元年8月2日追記


qut様のHP上にて画像加工使用の許可を確認致しました。


引き続き、有り難く使わせていただきたいと思います。

はい。

では今回のキャラ解説、行ってみましょうか。

では一から七ある軍団の、下から順番にいきましょう。


まずはこちら。

第七軍、憤怒を司る脳筋担当【咆獣】モルモンB。

かかってこいやぁ!
脳筋て・・・
おぅ、オレ様はアタマもいいからな。

脳ミソまで筋肉ムキムキよ!

本人がそれで良いなら、まぁ・・・
腕力だけなら地獄で最強。

戦闘技術なんかを加味すると、他の魔王にやや遅れを取るぐらいの戦闘能力です。

他のヤツらは小賢しいマネしねぇと弱ぇからなぁ。
あ、そう言う考えも?

あるんでしょうか?

さらには魔法とは異なる固有の能力、ブラストブレス。

字名の「咆獣」が表すとおり、口から強烈な破壊光線のような何かを吐き出します。

ハイ・メガ・キャノン!
相変わらず例えが古い。
では今風に言うと?
く、口から怪光線?
古い上にマニアックです。

そんなことは決してない。

話を戻して・・・


魔法ではないので魔法抵抗などを完全無視する物理破壊能力です。

逆に言うと、魔法の類いは一切使えません。

他のヤツらは魔法なんかに頼らねぇとビームも出せねぇからなぁ!
ああ、はい、そうですね。
威力は絶大ですが、溜めが要るのとモーションがでかいので一対一では使いづらく、専らマップ兵器的に雑魚の群れを薙ぎ払うのに使われます。
凄いと言えば凄いんですが、何だか主役は張れない能力ですね。
良くも悪くも大雑把、考えなしのぶっ放しキャラです。
まさに脳筋・・・
こまけぇこたぁいいんだよ!
あとは気になるお名前ですが、「B」って何です?

AとかCとかいるんですか?

合体してキング・モルモンになるとか?

Bについては、名前が長ったらしいため省略されてるイニシャルですね。

正式名称はモルモンビィキュビー・コテリブラーメ。

た、確かに長い・・・!
名前の由来は・・・

分かりますかね?

モルモンビィキュビー・コテリブラーメ・・・


モルモンビィキュビー・こってり・・・ブラうめぇ?


・・・ホルモン、BQB・・・BBQ、こってり、脂、うめぇ・・?

そう、「ホルモン・バーベキュー、こってり脂うめぇ!」

良くできました!

まぁ、何だかんだ、付き合い長くなりましたからねぇ・・・
モツうめぇ。
さて次は第六軍ですが・・・

強欲のケンタッキーは以前紹介したので割愛。

今はっきりケンタッキーって言った!

さっさと次にいきましょう。

第五軍、暴食を司るのは地獄の癒し担当、【大帝】ハーフード・ウマカティアァン。

はーい。
・・・ウマカティアァン?
そう、ウマカティアァン。
どう発音してるんですか、ソレ。
大丈夫、映像化でもされない限り問題にはならない。
まぁ、それで良いなら・・・まぁ。

彼女については戦闘能力があるのかすらも分からない。

ただひたすらに美味しいものを食べることを生業とする、非常に羨ましい魔王です。

うん、幸せ。
美食家さんなんですねぇ。
美食家というか、ちょっと美味しい居酒屋で安くて旨いものを食べ歩いてる女子大生的なイメージです。
上品なお料理はちょっとよくわかんない。
ああ、そんな感じでいいんだ。
名前の由来は・・・当てられますかね?

ハーフード・ウマカティアァン・・・

ハーフ・ド・・・う、馬・・・?

かてぃ・・・「あぁん」って何だ!?


えー・・・馬肉の餡かけ半人前?

何それおいしそう。

美味しそう・・・?


正解は

「ハーフード」→「ハウスフード」→「ハウス食品」

「ウマカティアァン」→「うまかっちゃん」


インスタントラーメンですね。

分かるか!


いや、「ウマカティアァン」の部分はもうちょっと頑張ってヒネれ!

それ、なんか矛盾してない?
おいしいよね、うまかっちゃん。
兜海老的にはとんこつ醤油味?が大好きだったんですが、見かけなくなってガッカリです。
うん、すごくどうでもいいです。

彼女に関しては、他には特に語ることも・・・


しいて言えば、当初の構想では理知的なおねえさんのイメージだったのが、画像を決めてからキャラ付けしたら、おバカになったぐらいですかね。

それはひどい。

あはははは。

良し次だ。

第四軍、理知的なおねえさん担当、【深淵】色欲のアザマック・ルーラールゥ。

よろしくね。
あれ、それって元々ハーフードさんの担当枠じゃあ・・・
この業界じゃあよくあることよ。
まぁ、あのコは今のままのが幸せそうだからいいんじゃないかしら?
まぁ確かに・・・
さて、色欲という非常に夢のある軍の長を務めてはいる彼女ではありますが、特にエロに特化しているわけではありません。

まぁそうねえ。
あ、そうなんですか?
他に適役が居なかったから、まぁ消去法よねぇ。

他の適正があるかといえば、そうでもないし。

部下には当然そっち方面を本業としている方々がひしめき合っておりますが、本人としては精々部下に見せてもらったBL小説に嵌って自分でも細々と執筆している程度の、ごく一般的な腐女子です。

どんな魔王だ。
やぁねぇ、腐女子じゃないわよ。

今はまってるってだけで、別にBLしか認めない訳じゃないし。

そう。

そこが彼女の恐ろしいところ。

誰かがヒドイ目を見る凌辱系以外、あらゆる性癖に「それもあり」と返答できる懐の深さを誇ります。


まさに字名の「深淵」に相応しい。

そこから来るの!?
いつから呼ばれたかも覚えてないから、そこから名付けられたのかはちょっと・・・
由来は分からずともソレを体現する、字名とはそういうものです。
言ってることはもっともらしいですが、性癖に対する感想ですからねそれ。
性癖を畏怖される魔王。

ありでしょう。

まぁ、そこぐらいしか魔王らしいところもないけどね。
マジですか。
さて、あとは名前の由来ですが・・・

残念ながら一度外したあなたには回答権はありません。

仕方ないよね。

あ、はいどうぞ。

心底いりません。

まぁヒネリはあんまりないんですけどね。


アザマック→朝マック

ルーラールゥ→ランランルーから何となく


以上。

朝マック・ランランルー・・・
あー、なるほどねぇ・・・
大丈夫、他の皆さんも似たようなものです。
良し、半分越えた。

次は第三軍。

魔王となった今も神の王を名乗る傲慢王、【神王】ゴルトモールス・ゴテスブラーゼ。

うむ王だ、善きに計らえ。
神の王ときましたか。
魔王など、地獄にいる間の仮の称号だ。

唯一神の奴を引きずり落とした暁には俺が全ての王となる。

もう名前の方からいっちゃいましょうか。


ゴルトモールス→金麦

ゴテスブラーゼ→神泡


早い話、プレミアム・モルツです。

ドイツ語に訳してそれっぽくしました。

うむ。

ビールの中のビール、モルツの中のモルツ、正にビールの王だな。

いやそこはワインとかブランデーとか、もっと格調高いのでなくていいんですか?
ビールと言えば庶民の嗜み、王とは民から慕われるべきもの。

故に俺に相応しき名と言えよう。

自明の理よ。
意外とあれですね、民衆に耳を傾けるタイプなんですね。

傲岸不遜の暴君タイプかと思っていました。

暴君など王に在らず。

国の成り立ちを知らぬ愚者以外の何者でもない。

エビスでも良かったんですが、魔王っぽさからモルツを選びました。

兜海老的にはビールに貴賤はありません。

まあ兜海老さんならエビスビールからでもそれっぽい何かを創り出しそうではありますが。
他の魔王が軒並みアレな方々の集まりなので、活動の主格を担うと言うか、割りを食っているのがこの方です。
元より期待はしていないが・・・

仮にも俺に名を連ねる奴らがあの様では俺の威厳にも関わるからな。

何とか意識改革せねばなるまい。

さて、次はいよいよ第ニ軍、大詰めとなって参りました。
私か。
彼女がいなければ地獄は崩壊してしまうであろうとまで言われるほどの要。

良識担当【賢霊】嫉妬のソニティモケ・オゥヤッハーカールさんです。

私が優れているのではなく、他の魔王に統治能力が足りないだけだ。
ああ、まぁ、それは確かに・・・
彼女が他の魔王の手綱を引き締めることにより、地獄が回っていると言っても過言ではありません。
ゴルトモールスなどはまともな意見を交わせる相手だがな。

放っておくと何をしでかすか分からないところがあるので、ある意味最も危険な奴だ。


結局、私が補佐・管理する必要がある。

他の方々はまぁ、アレでしたしね。

まぁ色々と、な。

放っておくと問題がな。

結果として魔王、ひいては地獄の運営自体を管理するハメとなっている彼女ですが、逆に言えばそれをこなしてしまうぐらいに優秀であることは疑いようがありません。
さすがは「賢霊」ですね。

その称号もなんだろうな、私を讃えるものであるとは分かっているのだが・・・

他の魔王と比較しての事だと考えてしまうと、どうにも素直に受け入れられないような、な。

アホの集まりの中で賢い方だと言われても、実質馬鹿にされているのではないかと?
兜海老さん、どストレートすぎます。
君は中々にえげつないな。
そんな賢霊さんのお名前は、かの有名な名言「それにつけてもおやつはカール」から来ております。
ソレニツケティモ、オゥヤツハ、カール・・・
君はあれだな、相当なクレイジーだな。
自他共に認めております。
まぁ名前の出所など然したる意味はない。

重要なのはその者がどのように生き、何を成すかだ。

さっきのゴルトモールスさんもそうでしたが、何だか魔王とは思えない人格者ぶりですね。
まぁ皆さん、元を正せばどっかの宗教の主神ですからね。
主義や教義は様々だがな。

「人間の望みを体現する」ということだけは共通しているはずだ。

はー・・・なるほど。
ではいよいよ最後、第一軍、怠惰を司る【廃翼】シロニシメ・タマライザーです。
いや、奴は自分の根城から出てこれないんじゃないかな・・・
・・・あ?
うぉ!?出た!?
!何をしたテメェら!

さっさと俺を・・・

わー、お外に出るの、久し振りですねー
お・・・
テッキリョーニーまで・・・
これなら問題ありますまい。
凄いな君は。

小エビ程度の生命力しか感じないのに・・・神の類いか?

ただの常識を欠落した甲殻類です、気にしないでください。
神などこの世に存在しない。

まぁ、お忙しいでしょうしサクサクと解説します。


【廃翼】の字名のとおり、かつての唯一神と神々の戦争の際、数多の天使を率いて反逆した堕天使です。

堕天使ときましたか。
位は最高位の大天使。

かつては唯一神配下に三体いた内の一人です。

天使軍の実に三分の一を率いて唯一神に逆らいました。

三分の一って多くないですか?
シロニシメ配下はほぼ全て寝返りましたね。

命令に従ってるうちに何となく裏切ってたとかいう可哀相なのもいたでしょうが、中核を担うのはシロニシメに忠義の厚い連中です。

シロニシメさんの求心力が凄いのか、唯一神の信頼が薄いのか・・・
大天使を含む上級天使は唯一神により創造されましたが、下位の者については上級天使が産み出しており、その特色は親天使のものを色濃く受け継いでおります。

なので、シロニシメにより造り出された天使の多くはその意思に賛同したというわけですね。

それにしてもそんな大規模な裏切りを受けるというのは大概ですね。

唯一神さんは一体何をやらかしたんです?

・・・テメェらには関係ねぇ。
まぁその辺りの事情については置いといて。

ともあれその後は部下もろとも地獄に叩き落とされることとなります。

部下諸共・・・ということは地獄においても一大勢力ですね、第一軍。
ところがそういうわけでもありません。

堕天使軍団は解体、部下達は他の軍に入ったり野良になったり様々です。


残った第一軍の団員は魔王のシロニシメと副官のテッキリョーニーの二人だけ。

テッキリョーニー?
あ、はいテッキリョーニー・ソイソースです。
適量に・・・ソイソース(醤油)?
シロニシメ→白飯に

タマライザー→卵をライズ

で卵かけご飯、それに醤油を適量に、と。

本当に恐ろしいな、君は。

主に脳の構造が。

あ、まだいたんですねソニティモケさん。
久し振りに顔を合わせたからな。

全員あっちで待ってるぞ。

うむ、さっさと終わらせてこっちへ来い。
面倒くせぇ・・・
あ、はい!

すぐに行きまーす!

では巻いていきましょう。

まぁ理由はさておいて、二人で仲良く塔に引き籠っているのが第一軍の実態です。

比喩でも何でもなく一歩も外に出ておりません。

正に怠惰の軍。


それは軍と呼んでいいものなのか・・・?
まぁ事情はそれぞれ、やむを得まいさ。
・・・知らん。
―――さて、長いこと掛かりましたがこれで終わりですね。
今回はまた、えらいボリュームでしたね。

うん、想定の倍ぐらいになってますね。

途中で前後編にすればよかったと思ついても後の祭り。

NOVEL DAYSは後から分割するには不向きですものね。
別乃世・加筆修正作業の悪夢が蘇る・・・
二度とやりませんね、あの作業は。

絶対やらん。

さて、今後の予定、というか現状はどのような感じで?
ハロウィンコラボで伸び伸びになっていた別乃世アフター妖精編を終わらして、あとはボチボチ考えます。
お、いつになく方向性がまとまっている・・・?

別乃世アフターの方は、何かもう「何も考えずに書き進められる」ので非常に楽です。

妖精編のオチも概ね決まっているので、あとはそこに向かって突っ走るのみ。

ではまた近いうちに。

妖精編のキャラ紹介でお会いしましょう。

シー・ユー!
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登場人物紹介

【兜海老】

 甲殻類。煮込むと赤くなり良いダシが出る。海老ミソが美味い。


【豊秩・満子】

 大悟郎シリーズのヒロイン。

 戦慄のJ  。キング・バトラー・ジュニア。

 昭和の知識を豊富に取り揃える年齢不詳の謎の少女。
 よく燃える。

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