ごあいさつ

文字数 1,806文字

海老です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
名前はまだないです。
・・・ないのです?
ないですね。
あぅ・・・
画一的な存在ではないので・・・
まぁ便宜的に今書いてる大悟郎に出てくる貴女、豊秩満子さんとしておきましょう。
あれ、珍しくネームドなんですね。
・・・また燃えるのでしょうか?
さてどうでしょう?
(絶対燃やす気だ)
さて、それはそれとして。
まずは私がどうしてるかの前に、一般的にはどのようにキャラ
を作るものなのか。
私なりの考えを述べてみようと思います。
「一般的」なのに「海老さんなり」の考えなんですか?
私そういうの、習ったことも勉強したこともないですからね。

では、もうずばっと(さっさと)海老さんなりの流れを説明しては?

それでも良いんですけどね。
「こいつ何いってんの?」ってなりそうで怖いの。
クレイジーなんでしょうか。
クレイジーなんですよ。
(かわいそうに)
何やら憐れみの眼差しが・・・?
ですけど、なんでまたこんな話をしようと思ったんです?

あ、いやまぁ。話を書こうとするとね、どうしても自分の中で盛り上がってきちゃって読み手との間の温度差というものが出てきてしまうんですよね。


ほうほう?

「これ絶対面白いぜ」とか「この盛り上がり最高じゃん?」とかね。

それはもちろん必要なんですけど、それがスベっちゃうと目も当てられない。

ああ、たまにいますよね。本人は面白いことやってるつもりだけど周りからはドン引きされてる人。
で、何で面白いはずのことがスベっちゃうのかというと、自分と受け手との間のテンションの差というか、感情が波に乗っているかそうでないか、なんですよね。
受け手の感情が乗ってきてないというのは面白くないということなのでは?

そうとも限らない。

というか、少なくとも書き手であるところの「本人」ひとりは「これサイコーに面白ぇ」と感じてるのですから、万人すべてにウケないことはまずありえません。必ずどこかの層にヒットするはずなんです。

特殊な「癖」にも同士は必ずいますもんね。

うむ。

・・・君何歳の設定だっけ?

海老さんに分からないなら私にも分かりません。

(考えてないから分からん)

やたらと老獪な合いの手だがまぁ良しとしよう。

続きを話すと、なぜ面白さが分かってもらえないのか?

それは「自分が面白いと思った」そのテンションと同じ高さまで、読み手のテンションを引き上げられてないからに他なりません。

(私は一体何歳設定なんだろう)

それはつまり技術が足りない?

話の流れで読み手のテンションを上げきれなかった。確かにそれもあるかも知れない。

でももうひとつ考えてみたいのは「書き手のテンション」が高すぎたのでは?ということ。

?それはつまり書き手がクレイジー過ぎたということでしょうか。

何も特殊なケースの話ではなくですね。

書き手は当然、話を作るにあたってキャラもストーリーも練りに練りまくってるわけですよ。数ヶ月、ヘタすりゃ数年単位で。

それが過ぎるともう、熱が入りすぎて話の冒頭からテンションMAXになってしまうんですよね。

煮詰まったお鍋状態ですね。もうでろでろ。

話の方もそうですね。

読み手の方は、話が進むにつれて徐々に波の高さを上げていくところを、書き手は序盤から高波に乗って現れるという。それじゃあ当然読み手も乗ってこれない。

話の盛り上がりは必要だけど、ずっと高波じゃあ平行線と同じなわけで。強弱をつけることを意識する必要があります。

常に熱いとアツ苦しい。常に冷めてるとつまらない。

振り幅をつくることによって読み手の感情も揺さぶられ、それが「面白い」に繋がります。

なるほどではありますが「キャラ作り」とは話が離れてきてるような気も?

「話の作り方」とか語れればベストなんでしょうけど、私にはそれを語る経験もなければ能力もない。

でもキャラ作り方面ならばそれなりの数作ってきてますので、キャラに絞って話をすれば、何か参考になるのではないのかなぁと。

つまり、自分が「良い」と思って作り上げたキャラクターの良さを、読み手に上手いこと伝えられるキャラ作り講座ということでしょうか。

まぁぶっちゃけ、講座というか自分が忘れないようにの覚え書きなんですけどね。

自分の中でしっかりとキャラ作りの基本を構築しておきたい。

戒めですね。

そないに大層なものではありませんが。

ではまぁこんな感じで進めていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

はい、お願いします。
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登場人物紹介

【兜海老】

 甲殻類。煮込むと赤くなり良いダシが出る。海老ミソが美味い。


【豊秩・満子】

 大悟郎シリーズのヒロイン。

 戦慄のJ  。キング・バトラー・ジュニア。

 昭和の知識を豊富に取り揃える年齢不詳の謎の少女。
 よく燃える。

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