ダンゲロス編
文字数 5,818文字
さていよいよ。
というか、やっとのことで本題に入りたいと思います。
あ、大悟郎、無事完結しましたね。
おめでとうございます。
悪の認識があって書いているとは夢にも思いませんでした。
何はともあれ、一応きれいにケリは付きましたね。
勢いで四月中に完結させておけば良かったと、激しく後悔しました。
間が開くと辛い辛い。皆さん、継続は大事です。
今は非常に晴れやかな気分です。
それはなによりですね。
では私の心も晴らしていただきましょうか。
you are not my match(相手が悪かったな)
意味が分かりません。っていうか、誤魔化さないでください。
まぁそれはともかく、詳しく言ってくれないと分かりません。
Jが一体?
わた、わたしの胸のサイズとか、プロフィールを許可なく公開するなんて、セクハラです、人権侵害です!
ネタばれしない程度に説明すると、ダンゲロス世界においては、いわゆる平行世界というか、パラレルワールド的な話が許されていてですね。
大悟郎世界の豊秩・満子とこちらの世界の豊満・ちち子さんは同じ名前・容姿であっても必ずしも同一人物とは限らないのです。
よって、サイズを明かされたのはあなたではなく全くの別人であり、寧ろ今、あなたが自ら自分のサイズを吐露したこととなります。
・・・Jあるんですか?
私も豊秩・満子です!
同じ名前とか言いながら、さらっとヘンな名前をつけないでください。
っていうか、何なんですかその屁理屈は!
でも実際、あなた燃やされてませんよね。元気にツッコミ入れてますよね?
F・P・M・P(フラッシュ・ピストン・マッハ・パンチ)!
わたしの名はJ。キング・バトラー・ジュニア・・・
決して胸のサイズのことではありません。
フラッシュ・・・ピストン・・・マッハ・・・(意味深)
はい、アホなことを長々とやってないで、本題に入りましょう。
さて、キャラ作成法とはおっしゃいますが、今までのお話を聞いていますと、漠然とボウフラのように沸いて出てきてるイメージなのですが。
まぁそうではありますが。
(その理屈だと君もボウフラだけど)
ここではもう少し具体化して説明していきたいと思います。
漠然としたものを具体化して説明・・・できるんですかそれ?
やってやれないことはない。
ということで、まずは場合分けしてみましょうか。
私がキャラを作るパターンとしては、大まかに以下の3通りの流れがあります。
1.ひとつのアイデアから広げていく場合
2.漠然とした物語の流れを決めて、必要に応じて作る場合
3.何かぱっと沸いて出てくる場合
1と2はまぁ分かるんですが・・・3は何ですかこれ、嘗めてます?
1番は、何というかまともですよね。
海老さんらしからぬ。
いやいや平常運転です。
だって、これに当てはまるのが大悟郎や桜良など、ほか未公開キャラを含むダンゲロス・バトラー達ですし。
そういわれるとロクでもなく感じますね。不思議です。
大悟郎と桜良についてはすでに語り終えているので割愛させていただきます。
覚えていない方は読み直してみましょう。
記憶に残っていない理由が分かると思います。
さて2番。これについては公開している大悟郎シリーズのサブキャラが概ね当てはまりますので、順に説明していきましょうか。
え、全員分いくんですか?
何だかんだで大人数になってる気がしますが。
そういわれると、絶大な説得力を感じますね。積み重ね、大事。
うむ。
ではまずはモヒカン・キングこと安倍秀夫からいきましょう。
よお、爆乳ねーちゃん!
共演した仲だ、仲良くやろうぜ?
あれは平行世界の私であって、すなわち私ではありません。
よって貴方と私は初対面です。
いーからこっち来いよ。
モヒカン、触らせてやるぜ?
代わりにと言っちゃあなんだが、アンタの・・・
F・C・M・P(フライング・クラッシュ・メガトン・パンチ)!
フライング・ ・クラッシュ・・・メガトン・・・(意味深)
あ、はい。
モヒカン・キングについては、滝口さんとのダンゲロスSS バトル用の練習用に作ったキャラです。
大悟郎を初めて書くにあたり、まずは雑魚相手に無双させようという考えから生まれました。
タイミング的には書き始める直前に。
で、まぁ雑魚無双なんだから数はいっぱい欲しいなぁと思ってできた能力が、周囲のモヒカンを強化する「ファッション・リーダー」。能力名はぱっと思いつきました。
合わせて完成まで、まぁ秒単位ですね。
執筆時間を一時間で区切った結果、全く活躍はできませんでしたが、実際に実用してみると結構厄介な能力なんですよね、これ。
ああ、確かに。
強化条件が「モヒカン」にするだけですものね。最強の軍隊を作れますよね、これ。
唯一の弱点は、敵がモヒカンにした場合、敵の能力も強化してしまう点ではありますが。
モヒカンの高さに比例して倍率が上昇するので並大抵のモヒカンではキングに太刀打ちできませんしね。
さて、モヒカン談義はこの辺にしまして、次行ってみましょうか。
はい。
まぁ補足しますと、そもそも何故にコウモリにしたのか。
大悟郎の一話目を書いた後で、何だか某鞭を操るバンパイア・ハンターっぽい戦い方になりそうだなぁと思いまして。
だったら続きは「大コウモリ」「メデューサ」「ミイラ男」「フランケン」「死神」「吸血鬼」といった流れで敵を出していこうと考えて、はじめにできた大コウモリが彼です。能力が決まるまでの時間はもう刹那です。
まぁこの流れはポシャりましたが。
そう。はじめは本当に吸血鬼の下僕的なノリで出したんですけど、このあと5本も書いてられないという理由からボツになりました。
元々、滝口さんとの対戦までに一週間毎日練習SSを書くつもりだったんですが、仕事が忙しいのともう面倒くさくなったのとで、やる気が半減しておりまして、一日置きになってしまったのが主な原因ですね。
そうですね。日常生活、大事。無理ない程度にしておきましょう。
では次。
何だか殺してしまったのが惜しくなってきた魔人探偵螺理多・極。
あ、探偵さん。
大悟郎最終話では共演ありがとうございました。
ああ、はい。君もあんなところに引きずり出されて、お疲れ様でした。
あ、はい。やらせていただきます。
滝口さんとの対戦日当日に、大悟郎のキャラ掘り下げをしておきたい。
そんな欲求から生まれたのが彼です。
何故に大悟郎は虐殺を繰り返すのか。
その辺りを自分の中でまとめておきたかったのと、細かい部分を精査するのに、探偵が大悟郎を調べるという形を採ってキャラ設定を詰めてみました。
それまでは「いきなり出てきた怪人」を「いきなり出てきた大悟郎」が退治して、ついでにわたしを焼きころす流れでしたからね。
・・・わたしを燃やす必要、ありました?
目撃者が残ってしまうと話の都合上マズいので。仕方ないよね。
僕の雇ったコが生き残った結果が、次回のあの流れに繋がりますからね。
はい。螺理多の能力については、探偵といえばロンドンの某有名人。
あの人、確か阿片窟に入り浸ってたな、じゃあラリって推理を円滑化する能力だ!とできたのが「探偵の嗜み」。
が、そこまで決まった段階で改めて調べてみたところ、某有名人も別にラリることにより名推理を叩き出していたわけではなく、暇潰しに阿片を吸いに行ってただけだと判明しまして。
そんなわけで、彼の能力はラリる限定ではなく脳内物質を自在に引き出すものとなりました。
よくあるエンドルフィンやらドーパミンやらですね。
・・・そういえば、具体的に「どんな物質が出た」みたいな描写はなく、どんな効果があったのかだけが表現されてましたよね。
あれはなぜ?
調べるのが面倒くさい。
ぶっちゃけ何が出てようと構わないんですよ、したい状態にさえなっていれば。
さらにいえば、実際にそんな状態になる脳内物質がなくても良いんですよ、未知の物質垂れ流せば。
だって魔人能力なんだから。
よく知らないことをちらっと調べただけで書くと、ボロが出ますからね。詳細を書く必要がないなら書かないに越したことはありません。
全てを語るのが物語ではありませんからね。
読み手に想像する余地を残しておく。
それが話に深み、広がりを持たせることもあります。
なるほど。分かりやすい解説、ありがとうございます。
(なんだか態度が違くない?)
さて、螺理多はこれぐらいで。
次は最終章の面々を。名前の付け方も含めて紹介しましょう。
うむ。
最終話ということで、大悟郎に正義の鉄槌を下すために作られたキャラクターです。
名前はまんま「正義の鉄槌」。
話の終わりと掛けまして、「槌」の部分は「終」にしました。
ただそれだけ。
マトモなキャラのはずなんですが、そう言われるとモヒカンやコウモリと並ぶ印象ですね・・・
(螺理多も大差はない気もするけど)
能力名はそのままなのですぐに決まってはいたんですが、肝心の内容がまったく決まりませんで。
実際に能力の具体的な効果ができたのは、いざ大悟郎を殴る段になってからという。
大悟郎を消し飛ばすことは決定してたんで、あとは発動条件とか発動効果だけではありましたがね。
たまにはいいよね、いきあたりばったり。
それを鍛えるのがダンゲロスSSバトル!
彼については、最終話なんで今までのキャラ出したいと思い「死霊を出すならネクロマンサーだよね」といった流れで誕生しました。
名前はまんまネクロマンサーから、漢字は超適当に。
そう。彼の能力「亡き君の怨思い出」は、やりすぎちゃったかなってぐらい優秀です。
「相手が殺した対象が分かる」もんだから、殺人事件なんか根黒が現場に行くだけで解決してしまいます。
まぁ、魔人能力で出した情報なので、当然何の証拠にもならないのでそれを持って逮捕はできませんが、犯人を搾れるだけでも超優良です。
証拠にはならないんですか?
だって、その人がころした相手がバインダーに出るんでしょう?
バインダーに出ているのが本当に被害者である証拠はないからね。
根黒の妄想である可能性をまったく否定できない。
能力については、本当に物語の都合のみで作られました。
でも実際、彼と正義、螺理多のトリオで組むと、犯罪捜査においては無敵の布陣と言えましょう。
セクハラ魔人が犯人を突き止め、探偵さんが理論を詰め、最期に刑事さんが吹き飛ばすと。
螺理多は死んじゃってるけどパラレル理論でどうとでもなるしね。
お、おう(セクハラされたいの?)。
さてあと一人残ってますね。新米刑事、轟・掌太。
彼は元々名前すらなく、ただ漠然と「刑事だったら二人ひと組だよね」程度の認識で生まれたキャラです。しかも魔人ですらなく一般人設定。
でもせっかく作ったんだから能力は付けようかなと思いながらも話を書きはじめて、その途中で「じゃあまぁ大悟郎たちを追いかける能力にしとこうか」と作った能力が電車ごっこ。
能力名は見ての通り「電車でGO」から、さらにキャラ名はそこから「車掌さん」→「轟」「掌」太となりました。
あ、忘れてた。
3番の「何かぱっと沸いて出てくる場合」。
まぁこれについては2番の解説見ていただければ大体分かるかと。
違いはそこに必要性があったかどうかだけです。
・・・改めて語っていただくほどの内容もなさそうですしね。
さて次回はどうするか。
やっと予定がない状態になれました。
前に言ってた別作品を書くか、桜良さんの話を書くか?
はたまた話のネタを作って海老談義を続けるか・・・
6月中にはまたダンゲロスSSバトルに参加したいところですので、その絡みで何か書くかも?
まぁ、お仕事もあることですし、無理ない程度に頑張ってください。
あ、さっき話題に出た刑事シリーズも検討してくださいね。
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