第13話:シアトル市街地観光

文字数 1,578文字

 すると、家に着いたことを知らせなよと、ホストファミリーの母・ケイトが言ってくれ、スマートフォンで到着したとメールを入れた。明後日からワイントン大学が始まるんだろと言われそうですと答えると、明日、シアトルの名所を車で案内してあげると言ってくれたので、お礼を言った。どこへ行きたいと聞いたので、お任せしますと言うと了解と答えた。そこで何か興味があると聞かれ景色と食べ物と答えた。

 その晩は、ホストファミリーの歓迎会でビールをいただき、うまいサーモン、カニを食べて、23時頃に床に就いた。翌日7時過ぎに起きてリビングに行くと、すでに朝食を食べ始めていて、プレートに乗ったフランスパンにハムと野菜をサンドしたものが置いてあった。
「香りの良い珈琲を出してくれパンが旨いと驚くとシアトルのパンは最高よとママが言った」。

「珈琲も最高と言うと、それも当たり前と言い大声でママが笑うと家族のみんなも笑顔になった」。
「8時に出発するよと母が言い今日は私が案内するからと言った」。
8時に家を出る時、既に、家族は、みな外出していた。
「最初、どこ行くのと聞くと、私がシアトルで一番好きな場所と言った」。
「町中を抜け小高い丘に続く道を上がると車を止め外に出るとスペースニードルや高いビルが一望できた」。
「ここは、ケリーパークと言ってシアトルの街中では一番景色の良い所と紹介した」。

その後、ウォーターフロントへ行き、海を眺め少し散歩した。その後、少し早いが、パイクプレイスマーケットへ行こうと言い、車を止めて市場に入り、魚屋に向かい側の店に到着した。そこはパイクプレイス・フィッシュ・マーケットで多くのお客が並び始めていた、
「店員の合図で大きな魚をカウンターに放り投げるパフォーマンスが始まるとカメラのシャッターの音がした」。

「その後、あんた、ピロシキ好きかと聞くので、好きと答えると『ピロシキ・ピロシキ』と言う名の店に連れて行ってもらった」。11時過ぎで、もう何人かが、並んで待っていた。このお店のピロシキは焼いてあるのが特徴よと教えてくれた。
「ママが、あんた、ポパイみたいにもっと力持ちになった方が良いと言い、ほうれん草がたっぷりと入ったハム、チーズのピロシキを食べろと言い注文した」。

 焼いてあるので、ゆっくり食べると、ほうれん草の甘めのチーズが、よく合っていて、実にうまい。
「冗談で、食べた後に、肘をまげ、力こぶを作り、見て、ポパイみたいでしょうと言うとママが大笑い」。
「アメリカではジョークが、素晴らしいとほめてくれた」。その後、
「シュー『秀一のニックネーム』チャウダー食べに行こうというのでついていった」。

 少し待ち、チャウダーの店の中に入ると、ミニカップのサンプラーが置いてあり、
「秀一がアサリ、カニ、カキが好きと言うと3つを購入して、分け合って食べたが、新鮮な具材だけあってどれもうまい」。食べ終わると、
「ママが、私、ジムに行って運動しても、おいしいものをに目がないので、ちっとも体重が減らないのよと笑いながら言った」。
「そのままの方が素敵だよと言うと嬉しそうに笑った」。

「シューは、英語が上手だからアメリカのマイクロソフトなんか入社したらと言った」。
「そんなに簡単に入社できないよと笑いながら言うと、それもそうねと言い、ジョークよと告げた」。その後、マーケットプレイスで野菜、肉、魚、パンなどを買い込んで、大きな荷物を車に乗せて16時頃に自宅に帰った。

 明日からワシントン大学での勉強があるからゆっくり休んでと言い18時半から夕食よと言った。了解と言って、秀一は部屋に入って、書いて提出する書類をに目を通して、書類を作成し始めてた。それらがすべて終わると18時過ぎて外に出て体操をした。18時半にリビングへ行くと次々に席について用意したプレート持ってきて食べ始めた。
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