第２５話：９月の富士五湖ドライブの日帰り旅

　夏が終わり、２０１２年８月から島村は、自動車学校に入り免許を取り始め、２０１２年８月２０日に、免許を取得した。９月になると涼しくなり、９月１５日、朝、８時に吉祥寺の駅で待ち合わせて、里美さんのプリウスで、富士急ハイランドと富士五湖を回る日帰りドライブに出かけた。１０時半に富士急ハイランドに入り、楽しんで食事した。１２時半に出て、すぐ近くの河口湖を周遊して、景色の良いところで少し休んだ。

　その後、山中湖に向かい１３時半に着いて湖畔を散策して、１４時半、混雑する前に、富士吉田インターチェンジから中央高速に入り、高井戸インターチェンジで降りて、北上して吉祥寺駅に１７時到着して、島村は里美さんと別れて、和光市の自宅へ帰った。その後、毎週のように、新宿、池袋で島村と里美さんはデートをつづけた。

　一方、島村秀一の妹の島村博美は、ＲＳ銀行を２０１２年１０月に１次試験と２次試験を受験して、１１月初旬合格通知が届いた。その後、和光支店に勤務することが内定した。そこで、兄に、結婚して実家に入るのか聞くと、マンションを２人で借りて住むと話したので、家から通うと兄、島村秀一に話した。

　１１月２３日の朝７時、吉祥寺駅で待ち合わせ、里美さんのプリウスを島村が運転して中央高速から八王子インターで降りて、１６号線を南下し、橋本から厚木を経由して平塚へ向かった。途中のカフェで、一休みして、珈琲を飲んで、西湘バイパスに入り、小田原から、箱根ターンパイクに入り１０時半に箱根関所に到着した。そして神奈川県立恩賜箱根公園を散策して素敵な景色を写真に撮った。

一休み後、芦ノ湖スカイランで芦ノ湖をドライブして、景色の良いところで車を止めて写真を撮り、景色を眺め、桃源台港、周辺のレストランに入り、昼食を食べた。その後、来た道を戻り、箱根ターンパイクに入り、大観山展望台から見える霊峰富士と芦ノ湖の景色を見て、写真に撮り、一休みした。買えり小田原の有名な蒲鉾「かまぼこ」を買った。その後、西湘バイパスひた走り、平塚から厚木を右折して２４６号線を突っ走った。

　その後、環八から井の頭通りを左折して１８時には吉祥寺に到着し島村は里美さんとお別れして、電車で和光市に帰っていった。その後もデートを続け、やがて２０１３年を迎えた。新年、島村と里美さんは、吉祥寺で待ち合わせて、武蔵野八幡宮に初詣に行った。その時、里美さんが、結婚を口に出して、今年は、正式にプロポーズして欲しいと島村に迫った。わかったと答えて３月までには、ご両親に話すると約束した。

その後、２０１３年２月になり、秀一は、以前購入したオリックス株が上昇し始めて２０１３年２月１日、１００００円で２千株を売った。すると税引き後利益が１６５２万円となった。投資残金が１７２２万円となった。２０１３年２月５日にＪＡＣリクルート株を１４００円で１万株買い、残金３２２万円となった。

　そして３月になり、いつ、ご両親がいるか聞いておくように、島村が里美さんに言った。数日後、３月１７日は、両親がいるという事が分かり、島村がプロポーズに行くという事を話てもらった。その後、３月１７日、影山家を島村がびしっとスーツで決めて訪ねた。そしてリビングに通されて、正式に、里美さんをいただいたいと思いますので何卒よろしくお願いいたしますと告げた。

　すると、里美さんの両親が、宜しくお願いしますと答えてくれ、結婚の許可が下りた。すると、急に、明るくなった里美さんが、結婚式場は、横浜ホテルニューグランド、新婚旅行は、ハワイが良いわと言った。島村は、大仕事を終えて、一段落していて、すべて君に任せると言った。それからの段取りは、全て、里美さんのペースで進んでいった。

　自宅に帰った島村秀一は、自分の両親に結婚することを話すと、母が、どんな娘さんと言うので、写真を見せた。近いうちに、連れてきなさいというので、数日後、仕事を終えて、夕方１８時に自宅へ里美さんを呼んで夕食をとった。すると、母が、里美さんと、話し続けて、あっという間に２０時過ぎ、父の車を借りて、里美さんの自宅まで送り届けた。

　秀一の母、節子さんは、里美さんについて、しっかりした娘さんで、物事ズバッと言う子ですねと、話したが、彼女、人見知りが激しいらしいよと言うと、という事は、私は、彼女に好かれたんだわと笑いながら言った。後日、里美さんに、その話をすると、そう、今まで年上の女性と、初対面で、あれだけ話せたのは初めてよと言い、確かに馬が合うようねと言った。