第２１話：金融機関合併、豪雨災害
文字数 2,028文字
１０月３１日、神奈川県座間市のアパートの一室で９人分の遺体が発見された。そのため、警視庁は部屋を借りていた２７の男を死体遺棄容疑で逮捕した。その後の調査でネットで自殺願望の女性を中心とした若者９人を集めて殺害していたことが判明した。１０月３１日、日本年金機構が在職老齢年金の受給者３２１５人に対し、計８９２６万円を多く支払うミスがあったと発表した。
１１月２３日、三菱マテリアルは子会社の三菱電線工業、三菱伸銅、三菱アルミニウムの３社で検査データの改ざんなどの不正があったと発表した。２８日には東レは子会社の東レハイブリッドコードが製品の検査データ改ざんしていたことを発表した。２００８年から２０１６年までの計１４９件、１３社に納品していた。この記事を見た米津俊彦が思わずメイドインジャパンも地に落ちたとつぶやいた。
１２月１日、２０１７年６月１６日に成立した皇室典範特例法の施行期日「天皇明仁の退位の日程」を定める為の皇室会議が開催され、「２０１９年『平成３１年』４月３０日」という答申が正式決定された。これにより１９８９年「昭和６４年」１月７日の天皇明仁の皇位継承に伴い、その翌８日から始まった平成時代は１１０７０日で終焉を迎えることになる。こうして２０１８年が明けた。
２０１８年１月１日、札幌信用金庫、小樽信用金庫、北海信用金庫が対等合併し北海道信用金庫が発足した。ＳＭＢＣ日興証券とＳＭＢＣフレンド証券が合併しＳＭＢＣ日興証券は、預かり資産で国内第２位の大和証券に肉薄する。金融と証券の合併が、未だに続いていることを見て日本経済の将来は決して明くるないなと米津俊彦は痛感した。１月８日、振袖の販売・レンタルなどを行うはれのひが突如店舗を閉鎖し連絡が取れなくなった。
その結果、横浜市や八王子市などの成人式の会場では同社の振袖などが届かず数百人の新成人が晴れ着を着ることができない事態となった。これによって成人式を迎える新成人にとって思っても見ない事になった。そのため八王子市では成人式の会場に特設の着付けスペースを急遽設け着付けを手伝える人や美容師などへの協力を呼びかけた。
また、同じく閉鎖店舗のあった横浜市では、被害に遭って当初より着付けなどの準備に時間を要する人が続出したため、成人式の午前の部に間に合わない新成人を午後の部に回すなどの対応を取った。成人式当日の１月８日には着付けを行う同業者や呉服店、美容院、名乗りを上げたボランティアスタッフらの協力により「はれのひ」の被害に遭ったものの晴れ着を着て成人式に参加できた新成人も数多くいた。
４月１０日、早稲田大学の高谷雄太郎講師と東京大学の加藤泰浩教授らの研究チーム、南鳥島周辺の海底下にあるレアアース「希土類」の資源量を調査した。その結果、世界の消費量の数百年分に相当する１６００万トン超に達するという調査結果を同日付のイギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載し発表した。５月８日、武田薬品工業はシャイアーを４６０万ポンド「当時６兆８千億円」で買収することに合意したと発表。
その買収、総額は日本企業によるＭ＆Ａとしては過去最大となった。６月９日２１時５０分頃、新横浜駅〜小田原駅間を走行中の東京発新大阪行ののぞみ２６５号の車内で男が乗客を切りつける事件が発生。３０歳代の男性が死亡、女性２人がけが。神奈川県警察は殺人未遂の現行犯で愛知県岡崎市の自称２２歳の無職の男を逮捕。のぞみ２６５号は小田原駅に緊急停車した。
６月２３日、振袖販売・レンタル業者の「はれのひ」による成人式トラブルで、神奈川県警察ははれのひの５５歳の元社長を詐欺容疑で逮捕した。６月２９日に発生した台風７号は、太平洋高気圧の外側を回り込むように７月４日にかけて東シナ海を北上し九州地方では台風の影響による雨が７月２日頃から降り続いた。台風は対馬海峡付近で進路を北東に変えて日本海上に抜けた。
しかし太平洋高気圧が張り出した影響で梅雨前線が７月２～４日頃に北海道に停滞し、北海道の広範囲で雨量が７月の月降水量の平年値を超えた。その後、太平洋高気圧が南東に移動したことで梅雨前線が南下。７月５～８日にかけて梅雨前線が西日本付近に停滞し、そこに台風８号などから大量の湿った空気が流れ込んだため、西日本から東海にかけて大雨が連日続いた。梅雨前線は９日に北上して活動を弱めるまで日本上空に停滞した。
西日本から日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となった。７月６日１７時１０分に長崎、福岡、佐賀の３県、１９時４０分に広島、岡山、鳥取、２２時５０分に京都、兵庫と１日で８府県に大雨特別警報が発表された。さらに翌７日１２時５０分には岐阜県、翌８日５時５０分には高知、愛媛の２県にも大雨特別警報が発表された。この豪雨で西日本を中心に多くで河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し死者数が２００人を超える甚大な災害となった。
１１月２３日、三菱マテリアルは子会社の三菱電線工業、三菱伸銅、三菱アルミニウムの３社で検査データの改ざんなどの不正があったと発表した。２８日には東レは子会社の東レハイブリッドコードが製品の検査データ改ざんしていたことを発表した。２００８年から２０１６年までの計１４９件、１３社に納品していた。この記事を見た米津俊彦が思わずメイドインジャパンも地に落ちたとつぶやいた。
１２月１日、２０１７年６月１６日に成立した皇室典範特例法の施行期日「天皇明仁の退位の日程」を定める為の皇室会議が開催され、「２０１９年『平成３１年』４月３０日」という答申が正式決定された。これにより１９８９年「昭和６４年」１月７日の天皇明仁の皇位継承に伴い、その翌８日から始まった平成時代は１１０７０日で終焉を迎えることになる。こうして２０１８年が明けた。
２０１８年１月１日、札幌信用金庫、小樽信用金庫、北海信用金庫が対等合併し北海道信用金庫が発足した。ＳＭＢＣ日興証券とＳＭＢＣフレンド証券が合併しＳＭＢＣ日興証券は、預かり資産で国内第２位の大和証券に肉薄する。金融と証券の合併が、未だに続いていることを見て日本経済の将来は決して明くるないなと米津俊彦は痛感した。１月８日、振袖の販売・レンタルなどを行うはれのひが突如店舗を閉鎖し連絡が取れなくなった。
その結果、横浜市や八王子市などの成人式の会場では同社の振袖などが届かず数百人の新成人が晴れ着を着ることができない事態となった。これによって成人式を迎える新成人にとって思っても見ない事になった。そのため八王子市では成人式の会場に特設の着付けスペースを急遽設け着付けを手伝える人や美容師などへの協力を呼びかけた。
また、同じく閉鎖店舗のあった横浜市では、被害に遭って当初より着付けなどの準備に時間を要する人が続出したため、成人式の午前の部に間に合わない新成人を午後の部に回すなどの対応を取った。成人式当日の１月８日には着付けを行う同業者や呉服店、美容院、名乗りを上げたボランティアスタッフらの協力により「はれのひ」の被害に遭ったものの晴れ着を着て成人式に参加できた新成人も数多くいた。
４月１０日、早稲田大学の高谷雄太郎講師と東京大学の加藤泰浩教授らの研究チーム、南鳥島周辺の海底下にあるレアアース「希土類」の資源量を調査した。その結果、世界の消費量の数百年分に相当する１６００万トン超に達するという調査結果を同日付のイギリスの科学誌『サイエンティフィック・リポーツ』に掲載し発表した。５月８日、武田薬品工業はシャイアーを４６０万ポンド「当時６兆８千億円」で買収することに合意したと発表。
その買収、総額は日本企業によるＭ＆Ａとしては過去最大となった。６月９日２１時５０分頃、新横浜駅〜小田原駅間を走行中の東京発新大阪行ののぞみ２６５号の車内で男が乗客を切りつける事件が発生。３０歳代の男性が死亡、女性２人がけが。神奈川県警察は殺人未遂の現行犯で愛知県岡崎市の自称２２歳の無職の男を逮捕。のぞみ２６５号は小田原駅に緊急停車した。
６月２３日、振袖販売・レンタル業者の「はれのひ」による成人式トラブルで、神奈川県警察ははれのひの５５歳の元社長を詐欺容疑で逮捕した。６月２９日に発生した台風７号は、太平洋高気圧の外側を回り込むように７月４日にかけて東シナ海を北上し九州地方では台風の影響による雨が７月２日頃から降り続いた。台風は対馬海峡付近で進路を北東に変えて日本海上に抜けた。
しかし太平洋高気圧が張り出した影響で梅雨前線が７月２～４日頃に北海道に停滞し、北海道の広範囲で雨量が７月の月降水量の平年値を超えた。その後、太平洋高気圧が南東に移動したことで梅雨前線が南下。７月５～８日にかけて梅雨前線が西日本付近に停滞し、そこに台風８号などから大量の湿った空気が流れ込んだため、西日本から東海にかけて大雨が連日続いた。梅雨前線は９日に北上して活動を弱めるまで日本上空に停滞した。
西日本から日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となった。７月６日１７時１０分に長崎、福岡、佐賀の３県、１９時４０分に広島、岡山、鳥取、２２時５０分に京都、兵庫と１日で８府県に大雨特別警報が発表された。さらに翌７日１２時５０分には岐阜県、翌８日５時５０分には高知、愛媛の２県にも大雨特別警報が発表された。この豪雨で西日本を中心に多くで河川の氾濫や浸水害、土砂災害が発生し死者数が２００人を超える甚大な災害となった。
