第21話

文字数 783文字

そんな感じで、シュウトくんの家に入った後、カナトさんの家の中にテレポートした。




カナトさんの家は、空気の通りが感じられず、


人が住んでいる感じや気配などはなかった。


俺、ちょっとリーディングしてみるわ
リーディング?

うん。


物に触れて、過去の記憶を読みとるってやつ。



……まあ、あんまり得意じゃねぇんだけどな……

そういうとシュウトくんは、カナトさんの家の家具に


目をつぶって触れ始めた。







いろいろな家具に触れ、探っていたみたいだったけど……

……うーん……


だめだ……全然分からねぇ……。

……多分白フードやろうが、この部屋全体の記憶をロックしやがった。


俺みたいなやつに、記憶を探られないように……

そう、シュウトくんが言葉を放った。

そんな……。


なにがあったの……?


カナトさん……

わかんねぇ……。


けど、


なんか嫌な予感がするぜ……

……そうだ、ラビなら……



……ラビならカナトさんの居場所、分かるかも……

うーん……流石に悪魔の力は借りられねえな……。


俺一応パトローラーだし……。


経験上、やつら平気で嘘つくんだよな

でも、このままじゃカナトさんは見つけられないんだよね……?

……まあ……。



でもこの世界で、自分の身を守るために上から悪魔の力を制御するならともかく、


下から、自分の力じゃできない願い事をして、


悪魔の方が優勢になりそうな状況はやっぱり避けた方がいい。


紗奈はまだ、自分の力をコントロール出来るわけじゃねぇから……

……
わりぃけど、俺ちょっと自分の部屋行って調べものしてくる。一時解散な
う、ん……

何かあったら、すぐ俺を呼んでくれ。


前に渡したブレスレットと指輪、あれ、俺のブレスレットに緩く繋がってるから

え?どうやって呼ぶの……?
ん~”助けて”とか分かりやすくテレパシーを送ってくれたら
テレパシー……??

う、う~ん……ピンとこねぇか……。


んじゃとりあえず、俺の携帯の番号、教えとくわ……

う、うん……
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登場人物紹介

星崎紗奈 17歳


製菓学校2年生


紗奈の友達。


製菓学校2年生

みやび


紗奈の友達


製菓学校2年生


紗奈の友達


製菓学校2年生

紗奈のスマホ


↓(以下ネタバレ含む人物:表情など)


読む前に見ないほうがいいかもしれません

紗奈

ラビス


魔界からきた悪魔

ラビス

ラビス

ラビス


ラビス

ラビス

ラビス

ラビス

ラビス

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

???

???

???

???

ラビス


ラビス

ラビス

紗奈

???

???

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

青年ラビ

シュウト

シュウト

シュウト

ラビス

青年ラビ

シュウト

黒龍

ラビス

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

シュウト

???

???

???

???

シュウト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

カナト

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