第５話：日本のバブルとオウム事件
文字数 2,010文字
これがプラザ合意。日本の円は２倍以上に高騰し、さらには大企業の銀行離れが進んで「金あまり現象」が発生した。その余剰資金が土地と株への投資に向けられたことから「バブル経済」に発展した。結果、日本は空前の好景気に沸き、地価が異常に高騰する一方、損害保険会社がゴッホの「ひまわり」を５３億円で落札した。
１９８７年３月などの景気の良い話が話題をさらった。そんなバブルのさなか、中曽根内閣の後を受けて発足したのが、竹下登内閣「１９８７年１１月～１９８９年６月３日」この内閣が「ふるさと創生事業」と称して、全国の市区町村に一億円を交付した「１９８８年～８９年」のは、バブル期らしい動きだった。
しかし、竹下内閣は野党の反対を押し切って３％の消費税を導入１９８９年４月に施行。リクルートの未公開株が政治家に渡っていたというリクルート事件も内閣への不信につながった。１９８９年は、また、昭和天皇が死去した「１月7日」、元号が「昭和」から「平成」に変わった年でもあった。竹下内閣は。１９８９年６月に退陣した。
その後を受けて発足したのが宇野宗佑内閣１９８９年６月３日～８月１０日」しかしながら、リクルート事件、消費税の導入、さらには首相の女性スキャンダルまで加わって七月の参院選で自民党は惨敗に終わった。自民党は、結党以来はじめての過半数割れを喫することになった。この選挙では、土井たか子、委員長率いる社会党が躍進。
「山が動いた」という社会党の土井委員長の台詞は、この時の発言によるものである。宇野内閣が６９日で退陣後には、海部俊樹内閣１９８９年８月９日～９１年１１月５日」が発足。海部内閣時代には湾岸戦争が勃発し「１９９１年１月」自衛隊がはじめて海外に派遣された。バブル経済も崩壊し日本は長い構造不況の時代に入った。
１９８９年１２月１８日の朝、証券会社の担当者から蒔田亮三に電話が入った。その電話で大和ハウスの全株、成り行き売り注文出すと１株２８８０円で売れ税引き後利益が２１５７万円で買え残金が２１６８万円となった。１９９０年が明け１月１２日、礼宮文仁親王、川嶋紀子が結婚。秋篠宮家を創設した。
１１月１２日、明仁天皇の即位の礼が挙行された。１１月２１日、任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」が発売。大蔵省「土地関連融資の抑制について」総量規制を通達しバブル崩壊のきっかけとなった。１９９１年が明け、５月１５日、お立ち台ディスコジュリアナ東京オープン。６月３日、雲仙普賢岳の噴火、火砕流により死者・行方不明者４３名を出した。
「ウォーリーをさがせ！」がブームとなった。マツダ７８７Ｂ、ル・マン２４時間レースに出場し日本車では初の総合優勝を飾った。この頃、バブル景気が終了し「失われた２０年」が始まった。１９９２年が明け３月１４日、東海道新幹線のぞみ運行開始。４月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズ、星のカービィシリーズの第１作目「星のカービィ」ゲームボーイ用が新発売。
８月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズ、マリオカートシリーズの第１作目「スーパーマリオカート」スーパーファミコン用が新発売。１９９２年８月２０日の朝、証券会社の担当者から蒔田亮三に電話が入った。その電話でソニー株の気配値が３６７０円と安く買いと言われた。そこで３千株成り行き買い注文出すと１１０１万円で買え残金が１０６７万円となった。
やがて、１９９３年が明け６月３０日、羽田内閣総辞職、自社さ連立政権の村山富市内閣発足、自民党与党に返り咲く。６月２７日、松本サリン事件が発生。この年の夏は猛暑によって全国各地で水不足となった。東京で気象庁の観測史上最高温度の３９.１℃を８月３日に記録した。１０月１３日、大江健三郎が、日本人としては２人目のノーベル文学賞を受賞した。
１２月３日、ソニー初の家庭用テレビゲーム機、プレイステーションが新発売。１月１７日、明石海峡を震源とするマグニチュード７.３の直下型大地震、阪神淡路大震災が発生し、最大震度７を記録し６４３人の死者を出した。その他、多くの建造物が倒壊するなど兵庫県南部・淡路島を中心に甚大な被害を出した。３月２０日。地下鉄サリン事件が発生した。
オウム真理教による一連の凶悪事件が次々と明るみに出る。５月１６日、オウム真理教教祖の麻原彰晃が逮捕される。超円高、円が 1ドル７９.７５円を記録した。１９９６年が明け１月１１日、村山富市首相が辞任し橋本龍太郎が総理大臣に就任した。自民党議員が３年ぶりに首相となったが自社さ連立は継続した。
２月１４日、将棋棋士の羽生善治が史上初の七冠王となった。２月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズ、ポケットモンスターシリーズの第１作目「ポケットモンスター 赤・緑」ゲームボーイ用が新発売。９月２９日、社民党、新党さきがけ、新進党らの一部議員により民主党が結成された。
１９８７年３月などの景気の良い話が話題をさらった。そんなバブルのさなか、中曽根内閣の後を受けて発足したのが、竹下登内閣「１９８７年１１月～１９８９年６月３日」この内閣が「ふるさと創生事業」と称して、全国の市区町村に一億円を交付した「１９８８年～８９年」のは、バブル期らしい動きだった。
しかし、竹下内閣は野党の反対を押し切って３％の消費税を導入１９８９年４月に施行。リクルートの未公開株が政治家に渡っていたというリクルート事件も内閣への不信につながった。１９８９年は、また、昭和天皇が死去した「１月7日」、元号が「昭和」から「平成」に変わった年でもあった。竹下内閣は。１９８９年６月に退陣した。
その後を受けて発足したのが宇野宗佑内閣１９８９年６月３日～８月１０日」しかしながら、リクルート事件、消費税の導入、さらには首相の女性スキャンダルまで加わって七月の参院選で自民党は惨敗に終わった。自民党は、結党以来はじめての過半数割れを喫することになった。この選挙では、土井たか子、委員長率いる社会党が躍進。
「山が動いた」という社会党の土井委員長の台詞は、この時の発言によるものである。宇野内閣が６９日で退陣後には、海部俊樹内閣１９８９年８月９日～９１年１１月５日」が発足。海部内閣時代には湾岸戦争が勃発し「１９９１年１月」自衛隊がはじめて海外に派遣された。バブル経済も崩壊し日本は長い構造不況の時代に入った。
１９８９年１２月１８日の朝、証券会社の担当者から蒔田亮三に電話が入った。その電話で大和ハウスの全株、成り行き売り注文出すと１株２８８０円で売れ税引き後利益が２１５７万円で買え残金が２１６８万円となった。１９９０年が明け１月１２日、礼宮文仁親王、川嶋紀子が結婚。秋篠宮家を創設した。
１１月１２日、明仁天皇の即位の礼が挙行された。１１月２１日、任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」が発売。大蔵省「土地関連融資の抑制について」総量規制を通達しバブル崩壊のきっかけとなった。１９９１年が明け、５月１５日、お立ち台ディスコジュリアナ東京オープン。６月３日、雲仙普賢岳の噴火、火砕流により死者・行方不明者４３名を出した。
「ウォーリーをさがせ！」がブームとなった。マツダ７８７Ｂ、ル・マン２４時間レースに出場し日本車では初の総合優勝を飾った。この頃、バブル景気が終了し「失われた２０年」が始まった。１９９２年が明け３月１４日、東海道新幹線のぞみ運行開始。４月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズ、星のカービィシリーズの第１作目「星のカービィ」ゲームボーイ用が新発売。
８月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズ、マリオカートシリーズの第１作目「スーパーマリオカート」スーパーファミコン用が新発売。１９９２年８月２０日の朝、証券会社の担当者から蒔田亮三に電話が入った。その電話でソニー株の気配値が３６７０円と安く買いと言われた。そこで３千株成り行き買い注文出すと１１０１万円で買え残金が１０６７万円となった。
やがて、１９９３年が明け６月３０日、羽田内閣総辞職、自社さ連立政権の村山富市内閣発足、自民党与党に返り咲く。６月２７日、松本サリン事件が発生。この年の夏は猛暑によって全国各地で水不足となった。東京で気象庁の観測史上最高温度の３９.１℃を８月３日に記録した。１０月１３日、大江健三郎が、日本人としては２人目のノーベル文学賞を受賞した。
１２月３日、ソニー初の家庭用テレビゲーム機、プレイステーションが新発売。１月１７日、明石海峡を震源とするマグニチュード７.３の直下型大地震、阪神淡路大震災が発生し、最大震度７を記録し６４３人の死者を出した。その他、多くの建造物が倒壊するなど兵庫県南部・淡路島を中心に甚大な被害を出した。３月２０日。地下鉄サリン事件が発生した。
オウム真理教による一連の凶悪事件が次々と明るみに出る。５月１６日、オウム真理教教祖の麻原彰晃が逮捕される。超円高、円が 1ドル７９.７５円を記録した。１９９６年が明け１月１１日、村山富市首相が辞任し橋本龍太郎が総理大臣に就任した。自民党議員が３年ぶりに首相となったが自社さ連立は継続した。
２月１４日、将棋棋士の羽生善治が史上初の七冠王となった。２月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズ、ポケットモンスターシリーズの第１作目「ポケットモンスター 赤・緑」ゲームボーイ用が新発売。９月２９日、社民党、新党さきがけ、新進党らの一部議員により民主党が結成された。
