雑誌が好き

文字数 1,586文字

6月11日(火)〈晴れ〉

 雑誌が好きだ。なにかを毎月定期購読しているとかそういうわけではなくて、雑誌という媒体が好き。もちろん小説などの単行本や文庫や新書、漫画なども大好きだけど、それとはまた違う楽しみ方で、本屋さんに行くと、なんとなく雑誌コーナーをひと通り見て回る。
 最近購入した雑誌。


月刊MOE。白泉社から出ているということもあり、白泉社50周年記念号として特集が組まれている。
 「花とゆめ」「LaLa」から生まれた少女漫画大特集

 大雑把にいうと『なかよし』『りぼん』『ちゃお』『ひとみ』『少女コミック』『別冊フレンド』から『花とゆめ』『LaLa』へとたどり着いたわたし。なかでも、とくにLaLaは好きで、社会人になってからもしばらく購入していた記憶がある。雑誌で読んで、さらにコミックも全部揃えていた。
 ひかわきょうこさんの『彼方から』、樋野まつりさんの『ヴァンパイア騎士』、猫山宮緒さんの『今日もみんな元気です。』、高尾滋さんの『てるてる×少年』、成田美名子さんの『NATURAL』、高屋奈月さんの『フルーツバスケット』のあたりが大好きで、毎月発売日を楽しみにしていた。もちろんほかにも好きな作品がたくさんある。懐かしいものから現在連載中のものまで。
 (高尾滋さんと高屋奈月さんは、確かLaLaではなく花とゆめだったと思う)
 今回、付録で清水玲子さんの美麗イラストのクリアファイルが付いている。清水玲子さんの『月の子』と『輝夜姫』大好きだった。『MELODY』で今も連載されている『秘密』もめっちゃ好き。


薬膳の本。図書館で借りたのは単行本だったが、ネットでたまたまこの雑誌を見つけてポチッとな。

 専門的なのはやはりハードカバーの本だけど、ハウツー本やテーマごとの特集だと、雑誌は手に取りやすくてよき。この本もとても見やすくて、買って良かった。


BRUTUS。男性向けの雑誌だけど、特集に引かれてはじめて購入。


こちらも同じくBRUTUS。古本として購入。

 暮らしていくうえで、人が大切にしているもの、お金をかけるもの、そういう人の営みになんとなく興味を引かれるものがある。ふだん使うものや好む言葉から感じられる、ひとりひとり異なるストーリーを垣間見るのが楽しいというか。悪趣味かもしれない。


このシリーズ、テレビは観ないけれどテキストとして気になるものがあればちょくちょく購入している。


こんなかんじ。でもまだ全然読めていない……。


SFマガジン。こちらは尾上与一さんの新作目当てではじめて購入。巻頭の榎田尤利さんの短編がとても良かった。


まだ読めていないシリーズだけど、本屋さんで見かけると買ってしまう。これはもう表紙買い。わりと薄めとはいえ、一冊330円という、文芸誌にしては破格のお値段。


こちらは最近ではないが、文芸誌のBL特集ということで購入。なんだかものすごくBL好きな人間みたいだけど、最近はそんなに、というかほとんど読めていない。

 雑誌は、気になったものがあれば、手許に予算があればその場で買うようにしている。バックナンバーで手に入ることもあるけれど、雑誌売り場は商品の入れ替わりが早いので、次に来たときにまだあるとは限らない。ちょっと大げさにいうと、一期一会かもしれない。

 ここからは雑誌ではないけれど、おまけで。


宮沢賢治、ほとんど読んだことないので、生協のカタログで扱っているのを目にして購入。ペーパーバックみたいな紙質で読みやすい。


以前、中村佑介展に行った際に購入。いつ見てもすてきな絵だなぁ。


こちらは図書館で借りてきた本。ハードカバーの単行本。

 高瀬隼子さんの『休学(国産のため)』が、ああこれは高瀬隼子さんの小説だな、というかんじでガツンときた。
 返却日まで約一週間。どこまで読めるかわからないけど、気になる作家さんの作品だけでもなんとか読み終えたい。
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