３月２５日（月）〜３月３１日（日）

3月25日　月曜日　曇りのち雨
午前中に荷物が2件届く予定なので早めに起きて待機。先週購入した掃除機と、貯まった楽天ポイントで購入した蒸し器。蒸し器は、上の蒸し器を外して一段にすれば普通の鍋としても使える仕様。桐乃は生野菜があまり好きではなく、火を通した温野菜ならぱくぱく食べられるので、以前から

せいろ

か蒸し器があったら良いなと思っていた。曲げわっぱやせいろは憧れだけど、説明書を読むと少し扱いが難しいなと感じて、めんどくさかりな自分を知っているのでがしがし洗えるアルミ鍋タイプの蒸し器を選んだ。値段もお手頃。
正午を30分ほど過ぎた頃に2件とも届いた。配達員のお姉さんに遅れてすみませんと謝られたので、いえいえ大丈夫ですよーとお礼をいって認印を捺す。運送業界も荷物の増加と人手不足で大変だというニュースを目にするし、きっと今はどこも慢性的な人手不足なんだろうな……。

待機時間に掃除機とモップをかけてトイレ掃除を済ませて洗濯ものも干し終えたので、午後から休日出勤。(掃除機はうまくいけば起動するのでまったく使えないわけではないが、おそらく時間の問題というかんじ)
事務仕事が溜まりに溜まってさすがにそろそろ限界値を超えそうなので、ある程度の目処(めど)がつくまでしばらくのあいだ休日出勤することに。行きしなは曇り空だったけど夕方から雨の予報が出ていたので傘を持って出かける。ひたすらパソコン入力。バッグのなかのスマホが着信を知らせてきたので確認すると、これから豪雨の予報。まじかー。雨雲レーダーを見てみると確かに赤い箇所が接近中。ほどなくして土砂降りの雷雨に。まじかー。みるみるうちに外が暗くなってきたので切り上げることに。予報を見る限り、雨宿りをしたところで当分止まなそうなので土砂降りのなかを帰宅。雷めっちゃ鳴るやん。光るのやめて。おまけに横を爆走する車が思いっきり水たまりの水を跳ね上げて、びしょ濡れの濡れ鼠に。バッグは防水なので中身は無事だったけど。とほほ。かと思えば、わざわざ徐行してくれる車もいたり。そういう運転手さんに出会うと、やさぐれた心がいくらか慰められる。

気を取り直して、さっそく今日届いた蒸し器で豚肉と野菜を蒸して晩ごはんにする。100円で小松菜を買ってきたので、豚肉の下に小松菜の葉を敷いて、あとは手頃な大きさに切った野菜ときのこを鍋に並べて蒸らす。豚肉と人参はしっかりと火を通したいので、途中で肉をひっくり返したりしてようすを見ながら、20分ほど。ブロッコリーは蒸し過ぎたみたいでめっちゃ柔らかくなってしまったけど、人参は甘くてほくほくで、やっぱり茹でるのとは全然違ってめちゃくちゃおいしい。なにより、水っぽくならないのがすごく良い。ごまドレでペロリと完食。蒸し器、買って良かった。これからは冷やご飯の温めも肉まんやシュウマイを蒸すのも簡単にできる。このようすだと電子レンジは買い替えなくても良いかな。

3月26日　火曜日　曇りときどき雨
バリバリッとどこかに雷が落ちた音で目が覚めた。枕もとのスマホで時刻を確認して二度寝しようと思ったけど、へんに目が覚めたので起きることにして、猫たちのごはんと水を取り替えてトイレの掃除。猫砂って思わぬところに転がっているよね。踏むとめっちゃ痛い。洗濯機を回して歯を磨く。
なんだかんだと先延ばしにしてきたが、意を決して、クリーンセンターに粗大ごみ回収の予約の電話を入れる。電話は苦手なので気合いを入れて要件を告げる。引っ越しシーズンだしGW前だしで、なかなか予約が取れないかもしれないなと思っていたけれど、拍子抜けするほどあっさりと来週に来てもらうことになった。余裕ぶっこいている場合ではない。今週じゅうに処分するものを分別してそれぞれまとめておかないと。

無事に予約が取れたのでホッと肩の力が抜けて、そのままお昼寝タイムに突入。昨夜、しこたま豚肉と野菜を食べたせいか、まったくお腹が空かない。結局、夜になってのそのそと起き出して、ぼそぼそとパンをかじって済ませる。気圧の影響か、ここ数日のあいだ地味に頭痛がする。ずっとではなく、ふいに思い出したように急に痛みを感じる。波がある。薬を飲んでから寝よう。

3月27日　水曜日　晴れ
明け方、猫たちの大運動会で目が覚めた。しばらく放っておいたがドタバタ騒ぎは一向(いっこう)に治まるようすがないので、いつまでやってんのー！ と布団のなかから訴えると途端に猫なで声でご機嫌取りにすり寄ってきた。かわいくすれば許されると思っているのか。ゴロゴロ喉を鳴らせばイチコロだとでも思っているのか。……まったくその通りなのでたちが悪い。許す。

ノベルデイズにログインして、お気に入り登録している作家さんたちのコンテスト応募作品を拝読する。更新通知はとうに届いていたのに、日々の雑事に追われて、ずいぶんと時間差になってしまった。ひとつの、あるいは三つのお題から、こんなにさまざまなアプローチの物語を紡ぎ出せるなんて、すごいなぁとあらためて感動する。ファンレターを書きたいけれど、ほかの方々が送られているお手紙がどれもすごくて、桐乃ごときが今さら書けるようなことなどないのでは、と怖気(おじけ)づく。

4日ぶりの晴天。午後からの出勤なので、布団を干して掃除機をかけて、粗大ごみに出すものを大まかに分別しておく。本をくくるのに紙ひもが必要なこともあり、近所のドラッグストアへ買いものに出かける。目薬と洗濯用洗剤などをついでに購入。いつも買う洗剤が100円以上の値上げになっていたのでショックを受けて、思わず特価になっていた部屋干し用アタックというのをはじめて買ってみることにする。

ひさしぶりに早めに仕事が終わる。帰宅して、日付が変わるまでもう少し時間があるな、と思える夜は、なんだかものすごく得をした気分になってうれしい。

3月28日　木曜日　曇りのち雨
朝起きて、寝ぼけ眼(まなこ)でFGOにログイン。ログインボーナスで呼符を手に入れたので、早速ピックアップ中の巌窟王 モンテ・クリストのガチャに挑戦。一発めでいきなりカリオストロ伯爵を召喚。巌窟王 モンテ・クリストと同じく今回新実装されたばかりのサーヴァント。わお。クラスは……プリテンダー？ そうなの？？

地味に続く頭痛を鎮めるため、パンをかじってから薬を飲んでおく。夜は降水確率100%という予報が出ていたので、朝は少し晴れ間が覗いていたけれど、深夜の帰り道に備えてバッグも足許も完全防水の構えで出陣する。
職場では開店前からハプニング続出。どうなることかとみんなでヒヤヒヤしたが、男性陣の活躍により、事なきを得る。機械の不調や故障への対処が臨機応変にできる人、すごいなと思う。

気がつくと外は雨。夕方頃には台風並みの暴風雨に。道行く人の傘が風に煽られてひっくり返るさまを見ておののく。
そして帰り道。傘を差すとかえって危険を感じたため傘は使わず雨風(あめかぜ)に打たれながらわが家を目指す。職場を出てからほんの数メートルの距離で早くもずぶ濡れに。雨粒が痛い。眼鏡など存在しないかのように目に直接雨がぶつかってきて前が見えない。マスクのなかまでびしょ濡れになる。濡れた布で鼻と口を塞がれると息ができない。大げさではなく、これはまじで。マスクを外してなんとか息をする。家にたどり着いたときにはバケツの水を頭からかぶったかのような悲惨なありさまで。そんななかでもファスナーまで防水仕様のバッグの中身は無事だったし靴のなかも濡れていなかったのがすごい。さすがは完全防水。
やれやれ、えらい目に遭った……。

3月29日　金曜日　晴れ
昨日の春の嵐はいったいなんだったんだ、といいたくなるような青空が広がっている。しかし、晴れたと思ったら今度は黄砂(こうさ)の予報。洗濯ものは部屋干しにしておこう。
冬仕様だと汗ばむ陽気になってきた。猫がいるので冬のあいだ24時間フル稼働だったエアコンを、ついに切る。

桜はまだ咲かない。

3月30日　土曜日　晴れ
このところ雨に濡れたり暑くて汗ばんだりを繰り返しているせいか、体調が微妙。1月2月と寝込みがちだったのが、3月になってようやく持ち直してきたと思ったのに。季節の変わり目は体調管理が難しい。
カロリーメイトをかじってから出勤。相変わらず忙しい。帰宅後、うどんを茹でる。冷やし讃岐(さぬき)うどん。ごまだれ最高。天かすも追加。最高。刻みネギを切らしていたのが悔やまれる。
お風呂から上がると髪を乾かすのもそこそこにバタンキュー。

3月31日　日曜日　くもりのち雨
休憩時間にドラッグストアで買いものをして、いったん帰宅。夕方、ふたたび職場に戻ろうという頃になってスマホに豪雨予報が届く。まじかー。みるみるうちに外が暗くなり、雷鳴が轟(とどろ)く。また雷かー。仕方がないので完全防水仕様で出かける。雨はパラパラ降る程度だが、不穏な光と雷鳴がじわじわと近づいてくる。光ってからゴロゴロいいはじめるまで少し間があるので、まだ遠いなと油断していたら、職場についた途端、バリバリッとものすごい音がして建物がビリビリと振動した。思っていたよりだいぶ近くに落ちた。ひー。くわばらくわばら。
今週はこんなのばっかりだな。とほほ。

職場は店内も敷地内も禁煙なのだが、それを承知で駐車場で堂々と煙草を吸い、あげくの果てに吸い殻をポイ捨てしていくマナーの悪いお客さんがちょいちょいいる。今日もいた。二組。両方とも男性二人組。声をかけたが、悪びれない。店先で立ち話をしながら煙草を吸うお客さんに、年配の男性スタッフが、禁煙ですよ、と声をかけたら、わかってる、うるせえな、と言い返されたという。桐乃を含め、その話を聞いたほかのスタッフさんは異口同音に、わかってるなら吸うなよ、と呆れた。自身も喫煙者である女性スタッフさんは、そういう人間たちのせいで喫煙者の肩身が余計狭くなる、と。自分さえ良ければそれで良い、という身勝手な人間、どんなにイキっても格好つけても、ダサいだけだよ。やれやれ。

一週間、お疲れさまでした。