4月1日(月)〜4月7日(日)

文字数 2,210文字

4月1日 月曜日 晴れ
エイプリルフール。年に一度、一日限りのFGO エイプリルフールイベントを楽しみにしていた。毎年恒例らしいが、昨年はFGOを始めたばかりでなにもかもが未知の世界、バレンタインからのイベントが目まぐるしく、おまけにエイプリルフールは確か仕事だったこともあり参戦できなかった。今年こそは、と鼻息も荒く、意気込みだけはじゅうぶんである。しかし、依頼した粗大ごみの有料収集を明日に控えており、どちらも期限つきで優先順位が高い。ひとまず、明るいうちに粗大ごみの用意を終わらせることにして、そちらの片がつき次第、ゲームに取りかかることにする。

夕方になって、作業がようやく一段落する。あとは明日になってからで間に合うはず。よし。
いそいそとゲームに取りかかる。驚いたことに、エイプリルフール限定イベントはちゃんとアプリとして独立していて、Playストアから新たにダウンロードする仕様だった。芸が細かい。去年は確か野球だった。今年はサッカーらしい。リヨさんの描かれるぐだ子&ぐだ男、マシュがかわいい。かなり強引な設定と展開だけど、一応ちゃんとしたストーリーがあるのね。ふむふむ。
めちゃくちゃ楽しかった!!! ファンサがすごい。
たった一日限りのイベントのために、ここまでのクオリティのものを製作してくれるなんて。FGOの運営さん、まじで推せる。ありがたや。

しっかりゲームを堪能したあと、蒸し野菜の晩ごはんを食べる。

4月2日 火曜日 曇り
職場の先輩スタッフから連絡があり、昨日、べつのとあるスタッフさんの身内が亡くなられたとのこと。そのため今週は忌引(きびき)となるだろうと。本人から事前にそれとなく聞いていたので、ああそうか、そうだったな、と思う。最近は落ち着いていたが、わたしにパワハラをしていた御仁(ごじん)である。どういう風の吹き回しかは知らないが、ここしばらくはおとなしくなり、普通に話しかけてくるようになっていた。わたしより上の年代の御仁だが、いくつになっても親兄弟との今生(こんじょう)の別れというのは身に(こた)えるものだろう。

午後からの粗大ごみ収集に備えて最終準備を済ませる。電子レンジがなかなか重たくて移動が大変だったが、それ以外はなんとかなった。自分で持ち運びできない家具は買わないと決めているので、こういうときには助かる。あと、ものを買うときには捨て方まで考えて、処分しにくいものは買わないことにしている。小さいものだと、缶詰め。ツナ缶は煮汁まで使えて便利だけど、缶を捨てるのがひと手間かかるので、パウチタイプのツナしか買わないとか、そういうかんじ。同じような理由でスプレー缶もほとんど買わない。捨てるときのガス抜きが面倒で。
そうこうするうちにクリーンセンターの人たちがやって来て、山のように積んでおいた粗大ごみは秒でトラックに積み込まれた。慣れているためか、めっちゃ手際が良い。秒で、というのは本当で、おそらく作業終了まで一分もかかっていないと思う。すごい。収集代金は今月のおこづかいから捻出。おつりが返ってきた。

家のなかがずいぶんスッキリとした。新しい掃除機は軽くてびっくり。サイズもコンパクト。今まで使っていたのはずっしりとしたものだったので、これだと移動が楽。やるべきことがひとつ片づいてホッとした。そのままお昼寝。起きたときにはすっかり夜になっていた。

4月3日 水曜日 雨
雷雨。沖縄県に津波警報が発令されているのをスマホの通知で見て驚く。震源地は台湾。時間を追うごとに被害の大きさが明らかになってきて胸が痛む。祈るしかできない。

4月4日 木曜日 曇り時々晴れ
目まぐるしく天気が変わる。そのせいかどうかはわからないが、体調が今ひとつぱっとしない。

4月5日 金曜日 曇りのち晴れ
朝はまだちらほらと咲いているだけだった桜が、午後には一気に花開いていてびっくりした。え、そんな急にぽんぽん咲く? というくらい、桜というのはちょっと目を離した隙にしれっと満開を迎えている。今年は咲くのがゆっくりだったので、入学式の頃にはまだ花が見られるかもしれない。例年だったら、この辺りでは入学式シーズンにはもう葉桜になりかけていたりする。

4月6日 土曜日 晴れのち雨
あれほど長く鳴り響く警笛を聞いたのははじめてのこと。花散らしの雨が降る。

4月7日 日曜日 曇りのち晴れ
今日で春休みが終わりという学校が多いのだろう。そして今月末にはもうGWが始まる。
ひさしぶりにAmazonで贔屓(ひいき)の作家さんの新刊が出ていないか検索をしてみる。森博嗣さんの新刊が発売されるようだが、WWシリーズは未読なのでひとまず保留に。ふと思い立って、若い頃に好きだった友桐夏さんの著書を検索。しばらくご無沙汰していたあいだにKindle版の新作がいくつも発売されていた。コバルト文庫でのデビュー作、ガールズレビューシリーズが好きだった。年頃の少女たちが、およそ少女らしからぬ難解な腹の探り合いを経て相手を出し抜こうとするような内容だった。いや、これはあくまでもわたしの印象であって、決して正しいあらすじではない。おお、あのデビュー作が大幅加筆されてペーパーバックになっているのか。完全版とな。今のわが家はWi-Fiを引いていないためKindleにダウンロードができないので、ペーパーバックが出ているこのシリーズ作品、欲しいな。欲しいものリストに入れておこう。
今週もお疲れさまでした。

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