人生に必要なキルケゴール(哲学者)の約半分を配合した小説

[社会・思想]

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健康成分のような名前の哲学者キルケゴール。「俺はあんたを恨んでいます」
絶望してカッコよく恋人を愛深きゆえに捨てた超中二病。
かつて、そんなカッコよさに共感して恋人を捨てた僕は、アラフォーの今もキルケゴールを恨んでいる。

信仰も絶望もいいけれど、あなたは幸せだったのか?

家にタイムマシンが突っ込むでもなく、キルケゴールの亡霊が降りてくるでもない。神様は僕の人生にテコ入れする気はないようだ。

思想信条だけで世界を変えよう。それはあたかも宗教のなせる業のようである。無宗教でどこまでゆける。
実存哲学者キルケゴールよ!

俺はあんたを倒してみせる。
絶望の病も恋の病も超えてみせる。

昔に生きる知の巨人はどうしたって今の言葉を語れない。
この場の自由こそが与えられた奇跡。
タケコプターもどこでもドアも、王家の血筋もないけれど、あんたを倒して世界を救う。

ドタバタできずにジタバタする男の美学をご覧あれ。

登場人物

名前「水島義男(みずしまよしお)」

中二病を病み続ける男。

哲学者キルケゴールの存在を知ったときに自分は彼の生まれ変わりだと信じてしまい絶望に身を投じる。


名前:セーレン・キルケゴール(アイコンは作者描いてます)

実在したデンマークの哲学者。

著書「死に至る病」が有名。

実存哲学の巨匠である。愛した女性レギーネ・オルセンの婚約を突如破棄し、絶望の中から哲学を探求し続けた。

名前:結城美緒(ゆうき みお)

水島にとって、すべてをかけて愛したという最愛の人。


キルケゴールの著書

名前:竹林香織(たけばやし かおり)

通称「かおちん」

パチンコ屋の店員で結城美緒の親友


女の子

覚醒レベル「サード」の覚醒者

水島義男の物語を向かわせるべきところへ導こうとする

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小説情報

人生に必要なキルケゴール(哲学者)の約半分を配合した小説

ウェルダン穂積  welldoneh

執筆状況
連載中
エピソード
14話
種類
チャットノベル
ジャンル
社会・思想
タグ
聖書ラノベ新人賞
総文字数
25,216文字
公開日
2017年08月28日 19:31
最終更新日
2018年04月23日 16:56
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