老後には信頼できる人が欲しい

文字数 278文字

職業柄老後のことに詳しくなった。
『子供がいた方が自分が高齢になった時に助けてもらえる』
『お金があれば困らないだろう』

そう考えていた。
しかし、高級マンションに住んでいて息子がいたとしても、自分が骨折しても誰も助けてくれる身内がいないことがある。
自分が肺癌になっても、信頼していた姪に財産を取られて逃げられることもある。

それとは反対に身内ではないが、自分がとてもお世話になったからと言って親身になってくれる人や病院、クリニックのスタッフがいる。
結局はその人個人個人との付き合いに尽きる。

家族がいれば良いだけではない。
家族がいなくても良い。
信頼できる人が欲しい。
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