ファンレター一覧
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日本推理作家協会編著の創作本は、好きです
第三話の本文中で引き合いに出している、東野圭吾や宮部みゆきや伊坂幸太郎が揃って書いている創作手引き書が存在します(湊かなえさんはその頃まだデビューしていないかの理由で書いていないですが)。日本推理作家協会・編著『ミステリーの書き方』です。日本推理作家協会が責任持って出していて、前書きは日本推理作家協会25、26期理事長・東野圭吾さんです。書評家の池上冬樹さんが「いいからとりあえずこれだけ読んでね」とどんなときも言っています(既読でしたらすみません)。 櫟さんが本文中で書いている筒井先生の本には ... 続きを見る
何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。
ジャンル:日記・個人ブログ
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外気温38℃の“凍えた世界”
ふみさん、この作品の文体、クールでありながら、心にぐいぐい刺さってくるようで、私はとても好きです! 外気温は38℃でも、ここは〝凍えた世界〟――だと感じました。 リアルな近未来の描写も、物語も、不自然さがまったくなく、とてもお題に沿って描かれた作品とは信じられません…… 特にラストの二行は、読んでいて鳥肌が立ちました! 壮大で、悲痛で……でも、ここには確かに、小説でしか描けない「美しさ」があると思いました……
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私の好きなテイスト
羽庫さん、私、この作品すごく好きです。 人によって感想はそれぞれかもしれないけど、私はとても爽快な読後感でした。書くことを少し躊躇してしまいそうな事柄を、スパーンと振り切って描かれていているからでしょうか。 描かれているのが近未来ともとれるし、薄皮一枚隔てて既に存在している平行世界とも感じます。子どもの代わりに、ペンギン育てる描写のリアルさよ。そして世界に散りばめられている呪いよ。羽庫さんの透視能力、すごいです。 私、タワマン文学大好きなので(あと陰湿金融文学も大好き 笑)タグ見て読んだら ... 続きを見る
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何か、いい感じです。
身近で分かり易くて、こういう文章っていいなって思いました。 堅実な感じ。すごーく主人公の心情に寄り添える。 私も山の手線をずっと使っていますが、「おります男」はまだいい。 無言で人を押しのけて行く人もいます。「降ります」「済みません」って言えよ。と思います。 ちょっとコイの予感で、この先どうなるのかなあと楽しみです。
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「その日」のこと
自分で幕を引きたい欲求と、それを拒む生き物として有する理屈抜きの本能との葛藤を思い出しました。 ボクと彼女の「その日」を決める淡々とした会話。重い話なはずなのに、どこか乾いた小気味よささえ感じられます。 葛藤のとき、こんな悟りを得ていたら苦しくなかったかもしれないなどと思ったりして。 でも、最後の一文で、そんなことではないのだと気付かされます。 自分の状況で「その日」を決めるカードを欲することは理想か冒涜か。 いろいろ考えさせられた作品でした。
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爽やかな優しさと思いやり
憎まれ口を叩き合うけど、二人はお互いをよく理解しているし、信頼し合っているのでしょうね。 二人にはこれからも、このままいい関係でいてほしいと思いました。
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おります男─の正体、物凄ぉぉぉ~く気になります!?!
実はリアルにこの時期、JR山手線でも類似キャラ(?)が出没するんですけれど、こちらのケースでは逆に”無言男”と呼んでいます。 車内の奥にいるにもかかわらず、「おりま~す」を言わずに強引に押し分けて降りて行くので、その無礼に激怒する乗客も当然いて、特に関西弁での容赦なき罵倒は車両内をしばし凍らせるほどなんです。 なので、関西から転勤して来た主人公の東京に対する感想からも、『人が懐く印象って、やっぱり目立つトコだけでつくりあげられちゃうモノなんだぁ……』と、再認識および注意喚起をさせら ... 続きを見る
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まるで謎解きゲーム
私も現代詩は難解で、いくら読んでも心に染み込まず、妄想や幻覚の世界を強制的に見せられているような違和感がありました。これが流行りで、この世界の面白さが解らないのは読み方が足りないのだと批判され、取り残されているような気持ちにさせられ、寝覚めの悪さを覚えます。これではまるで謎解きゲームです。こういう詩を好む方々には楽しいゲームなのでしょう。しかし私にはこれらの詩が良いとは思えないのです。昔ながらの心に優しく染み込む詩。時には心の琴線に触れ、思わず涙が溢れる詩が好きなのです。詩は音楽と同じだと思いま ... 続きを見る
詩というものは本来、伸びやかですばらしいものだと思います。詩は人間そのもの、いのちそのもと言ってもよいのではないかと思います。言葉はいのちそのものだからです。振り返って、今の日本では詩というものはほとんど読まれなくなりました。そこにこの国の危機を感じます。また、空疎で難解な「現代詩」というものが詩から読者を遠ざける大きな要因となっているように思えるのです。
ジャンル:創作論・評論
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目指せコンプ
ファンレターを失礼いたします。 この企画、素晴らしいですね! ひとまず縁のある富山県を拝読しました。あの頃のフィーバーを思い出しました。 全都道府県コンプリート、期待しています。 有り難うございました。
もっとすごいあの人!!【都道府県編】/冨岡 秀(トミオカ・シュウ)
全国47都道府県をコンプリートする形で、さまざまな職業や分野の「すごい人」の「すごい伝説、噂(うわさ)、Legend」を紹介・検証します。 教科書に載っているような人物は少なめ。B級文化、サブカル好き精神を大いに発揮しながら進めようと思います。 全て1話完結型。好きな話だけ「つまみ食い」してください!
ジャンル:創作論・評論
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アハハッ。
イチゴ。だとは…受け取りませんが? 表現の矛先。今後もお待ち致します。ありがとうございます。
何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。
ジャンル:日記・個人ブログ
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毒…ラップの魅力
おんこの木! 懐かしいです。はるか遠く、少年のころを思い出しました。 小説も、毒を散りばめることにより真・善・美が立ち昇ると誰かが言っていたような。。 お互いに頑張りましょう!
何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。
ジャンル:日記・個人ブログ
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えっ
聴診器が共用とは知りませんでした。しかも耳垢って、申し訳ないですが笑えます。爽やかな風を感じる素敵な鉄道写真、トンネルと列車はテッパンですね。
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世界観が大好き
この物語の世界観が大好きです。 まるで穏やかな光の粒子が少女の上に静かに降り注いでいるような……。 最新第5話では、「今日は〇〇〇〇のミルクだよ!」の言葉が刺さりました。 第4話で、「買って来たばかりの未開封の牛乳」を開けることをためらった少女。そして第5話で明かされる、意外なミルクの調達法…… 少女が生きる現実の厳しさが、童話的なやさしい言葉遣いの中に込められていて、ぐっときてしまいます。 続きを楽しみにしています~♬
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故郷に逢いたい
東日本大震災で変わり果ててしまった故郷。そしてその町は防災とは程遠い、コンクリートジャングルへと変貌してしまったのですね。31年もの歳月を経て完成した世界一の湾口防波堤も、あの大津波により無惨に破壊されてしまったようですね。以前投稿された作品『あの船です』を思い出しながらお便りを書いています。町の防災対策は今、どうなっているのかわかりませんが、まちづくり計画が具体化されないまま、津波が来た土地にどんどん新しい建物や施設が出来てしまい、役場の人達も諦めて放置しているのでしょうか。そして防災対策とは ... 続きを見る
ふるさとは遠くにありて思うもの、と言われるが本当に久しく帰省していない。コロナ禍以前はあれほど毎年楽しみにして帰省していたのに。そんな中で偶然、故郷を舞台にした映画が遥か遠くから今、私が住んでいる町にやって来た。こんな映画があったなんて。そこに映し出されたふるさとの懐かしい風景に圧倒された。それはまさに私にとっての「源 郷」の風景だった。
ジャンル:社会・思想
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名前しか知らなかったからもったいなかったです
アトランティスに興味が湧いてきました☺ 1県に1人メシヤが欲しいですね✨争いがなくなるために☺
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今を吹き抜ける爽やかな風
爽やかなこの季節に合う、心地のよい詩ですね。大谷翔平選手の明るく爽やかな性格は、故郷岩手の風景や人々が育んだものなのかも知れませんね。東北出身ということを何となく恥ずかしく思い、からかわれたくない一心で、お国訛りを消そうと努力する人達が沢山います。どこの出身だからと嘲笑し蔑む人達の方がみっともなくて情けないのに、その人達の目を気にしなくてはならないのが、理不尽で何だか切ない気持ちになりました。大谷翔平選手の出身校がある花巻市に何度か行ったことがあります。夏の爽やかな風が吹き抜け、遠くの山々は青く ... 続きを見る
岩手が生んだスーパースター、大谷翔平。彼の持つあの底抜けの爽やかさはどこから吹いてくるのでしょうか。まさに日本人離れした明るさと魅力といってもよいと思います。それは彼を育んだ岩手という土地と無関係とは思えません。そして、その爽やかな風は岩手出身者の意識にまで変化を及ぼしているのです。
ジャンル:社会・思想
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TO EUROPE 一話
お腹が!! 空きました!!!(爆) 今は無き教授に思いを馳せるクウヤ。そして両親はそんな亡くなり方をしていたのですね…。 メリルに、わたくしはわたくしでございますと言われてしまっては、聞きたいことがあっても聞けないでしょうし。マリーアのことだったらなおのことですね。ここはまた、ドイツについてからのお楽しみ(シリアスそうではありますが)ということで。 意外に料理出来るクウヤ、ポイント高し! メリルは言わずもがな、超高速でキャベツの千切りとかマグロの解体とかやってくれそうです! 二人で並んで ... 続きを見る
西暦2093年、東京──。 その70年前にオーストラリア全域を壊滅させる巨大隕石が落下、地球内部のスピネル層が化学変化を起こし、厖大な特殊鉱脈が発見された。 人類は採取した鉱石をシールド状に改良し、上空を全て覆い尽くす。 隕石衝突で乱れた気流は『ムーン・シールド』によって安定し、世界は急速に発展を遂げた。 一方何もかもが上手くいかず、クサクサとしながらふらつく繁華街で、小学生時代のクラスメイトと偶然再会したクウヤ。 「今夜は懐が温かいんだ」と誘われた ... 続きを見る
ジャンル:SF
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更新再開嬉しいです
お久しぶりです。 日記もすごくよかったのですが、この「ふきのとうレーベルfeat.」も、キャラクターたちの声を借りて、佐久田さんの、よりディープな本音が、ポロッポロッ……と聞こえてくるようで、楽しく読んでます。 18話の「スピしぐさ」には思わずニヤリと……! 19話の短歌、どれもいいですね。沁みる……。 読めて、知れて嬉しいです。 こういう素敵なものを、佐久田さんはどうやって見つけておられるんだろう……!
ここは混沌とした物置。歌詞を置いたり、小説をチャットノベル化したり。 「ふきのとう」とは、佐久田がつけたかったペンネーム候補。次点は「アネモネ」。
ジャンル:その他
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心臓に毛のない人を目指して
心臓に毛が生えたような、厚顔無恥な人にはなりたくないと思い、今まで生きてきたつもりでした。しかし自分では己の振る舞いに気付かないものなのかも知れませんね。たまに図々しいことをしてしまい、人から呆れた目で見られることがあります。本当の勇者や心の綺麗な人間は、真っ先に押し潰され排除され、心身共に病んで命も縮めてしまうのでしょう。心臓に毛のない人種は長い歴史の中で、滅んでしまったのではないかと思いました。もしそうならば我々は心臓に毛が生えた人種の子孫なのでしょうか。人には優しく親切にするんだよとか、人 ... 続きを見る
心臓に毛が生えている人、という表現があります。以前、私の身の周りにもあきれるほどひどいそんな人がいました。しかし、本人は至って自分は真っ当で立派な人間であると思っているらしい様子でした。そういった人たちは例外なく狡猾で猜疑心が強く、人を出し抜き何があっても自分だけは生き残ろうとします。その結果、世の中はそんな人たちで溢れることになります。真の勇者や聖者は自ら進んで受難に立ち向かうので、悪貨は良貨を駆逐するように世の中は悪くなる一方です。
ジャンル:社会・思想
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不思議なテイストですね。
未来の骨さん。こんにちは。 細胞核を交換して、二核菌糸になりたい相手はタヌキだったのですね? 「あいさつ代わりにタヌキに告白する」。良いですね。 カフカの「変身」を彷彿とさせます。 まだ、タヌキを捕獲する所までしか読んでいません。 体にキノコが生えるという夢は見たことが有りません。キノコが生えてキノコになるという事は体にキノコの菌糸が張り巡らされて いるという事でしょうか? ぞっとしますね。 これはやっぱりホラーではないでしょうか? 「サルの惑星」ならぬ「キノコの惑星」の生存バ ... 続きを見る
Brothers in Arms Mycorrhiza/未来の骨
一緒にいられないのなら、融けて一つになりたい。 松本ソロはブナシメジ(仮)から生えているごく普通の14歳の人類。気になる相手ができると細胞核を交換して二核菌糸になろうとする。密かに思いを寄せていた林田が行方不明になってしまい、安否を気にしながら日常生活を送っている。 ある朝、通学途中で、きのこから生えている餓死寸前のタヌキを捕獲。フラれてしまうが放って置けず、強引に学校へ連れて行くことに。しかしタヌキがキッカケで捕食者が襲来。ソロは重症を負い、軍が開発した協力者を呼び寄せる菌類Br ... 続きを見る
ジャンル:恋愛・ラブコメ