おります男

作者 Bamyu10

[現代ドラマ・社会派]

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2件のファンレター

関西から東京に転勤になった若者の話です。

ファンレター

おります男─の正体、物凄ぉぉぉ~く気になります!?!

 実はリアルにこの時期、JR山手線でも類似キャラ(?)が出没するんですけれど、こちらのケースでは逆に”無言男”と呼んでいます。

 車内の奥にいるにもかかわらず、「おりま~す」を言わずに強引に押し分けて降りて行くので、その無礼に激怒する乗客も当然いて、特に関西弁での容赦なき罵倒は車両内をしばし凍らせるほどなんです。
 なので、関西から転勤して来た主人公の東京に対する感想からも、『人が懐く印象って、やっぱり目立つトコだけでつくりあげられちゃうモノなんだぁ……』と、再認識および注意喚起をさせられます~。

 けれど、毎年同じような状況に出交わす乗客の大半は、季節の風物詩みたく捉えていると思うんです。
 なぜならば、無言男は特定の人物でなく毎年違いますし、その駅も決まって新大久保なので、つまりは一見日本人でも、実は韓国からやって来たばかりで満員電車に乗り慣れていない上に、日本語で「おります!」を大声で言う勇気がないだけ──
 さらには、そんな無言男にガチギレしちゃうのも、4月に上京したばかりの地方出身者、ということになるからなんです──

 そんな実体験も相俟って、この作品の続きが愉しみでなりませんんんんん~(笑)

返信(1)

なるほど、無言男も存在するんですね。季節の風物詩にもなるとは知りませんでした。
コメントありがとうございます!