ファンレター一覧

  • 「その日」のこと

    自分で幕を引きたい欲求と、それを拒む生き物として有する理屈抜きの本能との葛藤を思い出しました。 ボクと彼女の「その日」を決める淡々とした会話。重い話なはずなのに、どこか乾いた小気味よささえ感じられます。 葛藤のとき、こんな悟りを得ていたら苦しくなかったかもしれないなどと思ったりして。 でも、最後の一文で、そんなことではないのだと気付かされます。 自分の状況で「その日」を決めるカードを欲することは理想か冒涜か。 いろいろ考えさせられた作品でした。

    限りある時をAnthony

    【課題文学賞その十】参加作品

    ジャンル:ファンタジー

  • 爽やかな優しさと思いやり

    憎まれ口を叩き合うけど、二人はお互いをよく理解しているし、信頼し合っているのでしょうね。 二人にはこれからも、このままいい関係でいてほしいと思いました。

    揺れるブランコAnthony

    【三題噺その十】参加作品 幼なじみの二人は、坂道で出会った。

    ジャンル:ファンタジー

  • おります男─の正体、物凄ぉぉぉ~く気になります!?!

     実はリアルにこの時期、JR山手線でも類似キャラ(?)が出没するんですけれど、こちらのケースでは逆に”無言男”と呼んでいます。  車内の奥にいるにもかかわらず、「おりま~す」を言わずに強引に押し分けて降りて行くので、その無礼に激怒する乗客も当然いて、特に関西弁での容赦なき罵倒は車両内をしばし凍らせるほどなんです。  なので、関西から転勤して来た主人公の東京に対する感想からも、『人が懐く印象って、やっぱり目立つトコだけでつくりあげられちゃうモノなんだぁ……』と、再認識および注意喚起をさせら ... 続きを見る

    おります男Bamyu10

    関西から東京に転勤になった若者の話です。

    ジャンル:現代ドラマ・社会派

  • まるで謎解きゲーム

    私も現代詩は難解で、いくら読んでも心に染み込まず、妄想や幻覚の世界を強制的に見せられているような違和感がありました。これが流行りで、この世界の面白さが解らないのは読み方が足りないのだと批判され、取り残されているような気持ちにさせられ、寝覚めの悪さを覚えます。これではまるで謎解きゲームです。こういう詩を好む方々には楽しいゲームなのでしょう。しかし私にはこれらの詩が良いとは思えないのです。昔ながらの心に優しく染み込む詩。時には心の琴線に触れ、思わず涙が溢れる詩が好きなのです。詩は音楽と同じだと思いま ... 続きを見る

    現代詩の自殺TamTam2021

    詩というものは本来、伸びやかですばらしいものだと思います。詩は人間そのもの、いのちそのもと言ってもよいのではないかと思います。言葉はいのちそのものだからです。振り返って、今の日本では詩というものはほとんど読まれなくなりました。そこにこの国の危機を感じます。また、空疎で難解な「現代詩」というものが詩から読者を遠ざける大きな要因となっているように思えるのです。

    ジャンル:創作論・評論

  • 目指せコンプ

    ファンレターを失礼いたします。 この企画、素晴らしいですね! ひとまず縁のある富山県を拝読しました。あの頃のフィーバーを思い出しました。 全都道府県コンプリート、期待しています。 有り難うございました。

    もっとすごいあの人!!【都道府県編】冨岡 秀(トミオカ・シュウ)

    全国47都道府県をコンプリートする形で、さまざまな職業や分野の「すごい人」の「すごい伝説、噂(うわさ)、Legend」を紹介・検証します。 教科書に載っているような人物は少なめ。B級文化、サブカル好き精神を大いに発揮しながら進めようと思います。 全て1話完結型。好きな話だけ「つまみ食い」してください!

    ジャンル:創作論・評論

  • アハハッ。

    イチゴ。だとは…受け取りませんが? 表現の矛先。今後もお待ち致します。ありがとうございます。

    イチイの種には毒がある櫟 茉莉花

    何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。

    ジャンル:日記・個人ブログ

  • 毒…ラップの魅力

    おんこの木! 懐かしいです。はるか遠く、少年のころを思い出しました。 小説も、毒を散りばめることにより真・善・美が立ち昇ると誰かが言っていたような。。 お互いに頑張りましょう!

    イチイの種には毒がある櫟 茉莉花

    何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。

    ジャンル:日記・個人ブログ

  • えっ

    聴診器が共用とは知りませんでした。しかも耳垢って、申し訳ないですが笑えます。爽やかな風を感じる素敵な鉄道写真、トンネルと列車はテッパンですね。

    いろいろな聴診所見んだんだ

     長年、外来診察や特定健診で胸の聴診をしていると、いろいろな音が聴こえたり、聴こえなかったりします。  最近、気管支喘息が悪化したお爺さん、心不全の患者さんの心音の聴診所見で、特記すべき所見に遭遇したので報告します。  人相手の臨床の奥はホント、深いのです。

    ジャンル:健康・医療

  • 世界観が大好き

    この物語の世界観が大好きです。 まるで穏やかな光の粒子が少女の上に静かに降り注いでいるような……。 最新第5話では、「今日は〇〇〇〇のミルクだよ!」の言葉が刺さりました。 第4話で、「買って来たばかりの未開封の牛乳」を開けることをためらった少女。そして第5話で明かされる、意外なミルクの調達法…… 少女が生きる現実の厳しさが、童話的なやさしい言葉遣いの中に込められていて、ぐっときてしまいます。 続きを楽しみにしています~♬

    月のダイヤモンド櫟 茉莉花

    童話っぽい、ローファンタジーよりの物語のつもりです。 個人的には滅多に書かないジャンルなので、不慣れな点も多々あると思います。 息切れしないように、のんびりと更新していこうと思います。

    ジャンル:ファンタジー

  • 故郷に逢いたい

    東日本大震災で変わり果ててしまった故郷。そしてその町は防災とは程遠い、コンクリートジャングルへと変貌してしまったのですね。31年もの歳月を経て完成した世界一の湾口防波堤も、あの大津波により無惨に破壊されてしまったようですね。以前投稿された作品『あの船です』を思い出しながらお便りを書いています。町の防災対策は今、どうなっているのかわかりませんが、まちづくり計画が具体化されないまま、津波が来た土地にどんどん新しい建物や施設が出来てしまい、役場の人達も諦めて放置しているのでしょうか。そして防災対策とは ... 続きを見る

    源 郷TamTam2021

    ふるさとは遠くにありて思うもの、と言われるが本当に久しく帰省していない。コロナ禍以前はあれほど毎年楽しみにして帰省していたのに。そんな中で偶然、故郷を舞台にした映画が遥か遠くから今、私が住んでいる町にやって来た。こんな映画があったなんて。そこに映し出されたふるさとの懐かしい風景に圧倒された。それはまさに私にとっての「源 郷」の風景だった。

    ジャンル:社会・思想

  • 名前しか知らなかったからもったいなかったです

    アトランティスに興味が湧いてきました☺ 1県に1人メシヤが欲しいですね✨争いがなくなるために☺

    ハラッパーの真ん中で【第Ⅰ座】三重野 創

     人はいつか、時空さえ支配することが出来るさ!

    ジャンル:SF

  • 今を吹き抜ける爽やかな風

    爽やかなこの季節に合う、心地のよい詩ですね。大谷翔平選手の明るく爽やかな性格は、故郷岩手の風景や人々が育んだものなのかも知れませんね。東北出身ということを何となく恥ずかしく思い、からかわれたくない一心で、お国訛りを消そうと努力する人達が沢山います。どこの出身だからと嘲笑し蔑む人達の方がみっともなくて情けないのに、その人達の目を気にしなくてはならないのが、理不尽で何だか切ない気持ちになりました。大谷翔平選手の出身校がある花巻市に何度か行ったことがあります。夏の爽やかな風が吹き抜け、遠くの山々は青く ... 続きを見る

    大谷翔平と岩手TamTam2021

    岩手が生んだスーパースター、大谷翔平。彼の持つあの底抜けの爽やかさはどこから吹いてくるのでしょうか。まさに日本人離れした明るさと魅力といってもよいと思います。それは彼を育んだ岩手という土地と無関係とは思えません。そして、その爽やかな風は岩手出身者の意識にまで変化を及ぼしているのです。

    ジャンル:社会・思想

  • TO EUROPE 一話

    お腹が!! 空きました!!!(爆) 今は無き教授に思いを馳せるクウヤ。そして両親はそんな亡くなり方をしていたのですね…。 メリルに、わたくしはわたくしでございますと言われてしまっては、聞きたいことがあっても聞けないでしょうし。マリーアのことだったらなおのことですね。ここはまた、ドイツについてからのお楽しみ(シリアスそうではありますが)ということで。 意外に料理出来るクウヤ、ポイント高し! メリルは言わずもがな、超高速でキャベツの千切りとかマグロの解体とかやってくれそうです! 二人で並んで ... 続きを見る

    月とガーネット雨音 礼韻

     西暦2093年、東京──。  その70年前にオーストラリア全域を壊滅させる巨大隕石が落下、地球内部のスピネル層が化学変化を起こし、厖大な特殊鉱脈が発見された。  人類は採取した鉱石をシールド状に改良し、上空を全て覆い尽くす。  隕石衝突で乱れた気流は『ムーン・シールド』によって安定し、世界は急速に発展を遂げた。  一方何もかもが上手くいかず、クサクサとしながらふらつく繁華街で、小学生時代のクラスメイトと偶然再会したクウヤ。  「今夜は懐が温かいんだ」と誘われた ... 続きを見る

    ジャンル:SF

  • 更新再開嬉しいです

    お久しぶりです。 日記もすごくよかったのですが、この「ふきのとうレーベルfeat.」も、キャラクターたちの声を借りて、佐久田さんの、よりディープな本音が、ポロッポロッ……と聞こえてくるようで、楽しく読んでます。 18話の「スピしぐさ」には思わずニヤリと……! 19話の短歌、どれもいいですね。沁みる……。 読めて、知れて嬉しいです。 こういう素敵なものを、佐久田さんはどうやって見つけておられるんだろう……!

    ふきのとうレーベルfeat.佐久田 和季

    ここは混沌とした物置。歌詞を置いたり、小説をチャットノベル化したり。 「ふきのとう」とは、佐久田がつけたかったペンネーム候補。次点は「アネモネ」。 2024.4.21 短期連載『ボタニカルな処方箋』はじめました。

    ジャンル:日記・個人ブログ

  • 心臓に毛のない人を目指して

    心臓に毛が生えたような、厚顔無恥な人にはなりたくないと思い、今まで生きてきたつもりでした。しかし自分では己の振る舞いに気付かないものなのかも知れませんね。たまに図々しいことをしてしまい、人から呆れた目で見られることがあります。本当の勇者や心の綺麗な人間は、真っ先に押し潰され排除され、心身共に病んで命も縮めてしまうのでしょう。心臓に毛のない人種は長い歴史の中で、滅んでしまったのではないかと思いました。もしそうならば我々は心臓に毛が生えた人種の子孫なのでしょうか。人には優しく親切にするんだよとか、人 ... 続きを見る

    TamTam2021

    心臓に毛が生えている人、という表現があります。以前、私の身の周りにもあきれるほどひどいそんな人がいました。しかし、本人は至って自分は真っ当で立派な人間であると思っているらしい様子でした。そういった人たちは例外なく狡猾で猜疑心が強く、人を出し抜き何があっても自分だけは生き残ろうとします。その結果、世の中はそんな人たちで溢れることになります。真の勇者や聖者は自ら進んで受難に立ち向かうので、悪貨は良貨を駆逐するように世の中は悪くなる一方です。

    ジャンル:社会・思想

  • 不思議なテイストですね。

    未来の骨さん。こんにちは。 細胞核を交換して、二核菌糸になりたい相手はタヌキだったのですね? 「あいさつ代わりにタヌキに告白する」。良いですね。 カフカの「変身」を彷彿とさせます。 まだ、タヌキを捕獲する所までしか読んでいません。 体にキノコが生えるという夢は見たことが有りません。キノコが生えてキノコになるという事は体にキノコの菌糸が張り巡らされて いるという事でしょうか? ぞっとしますね。 これはやっぱりホラーではないでしょうか? 「サルの惑星」ならぬ「キノコの惑星」の生存バ ... 続きを見る

    Brothers in Arms Mycorrhiza未来の骨

    一緒にいられないのなら、融けて一つになりたい。 松本ソロはブナシメジ(仮)から生えているごく普通の14歳の人類。気になる相手ができると細胞核を交換して二核菌糸になろうとする。密かに思いを寄せていた林田が行方不明になってしまい、安否を気にしながら日常生活を送っている。  ある朝、通学途中で、きのこから生えている餓死寸前のタヌキを捕獲。フラれてしまうが放って置けず、強引に学校へ連れて行くことに。しかしタヌキがキッカケで捕食者が襲来。ソロは重症を負い、軍が開発した協力者を呼び寄せる菌類Br ... 続きを見る

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • しびれました!!

    櫟さんの文章は「つよつよ」で、「読ませる」文章ですよね。毒で急性中毒の場合、錯乱した暴漢が暴れ出すこともあるから忌避する向きもあるけど、文章で中毒性と言えば褒め言葉です。櫟さんの場合は、毒って言えば毒なんだけど、でも、よくいるタイプの「自分は毒舌」と自称するひとたちとは違う。その理由のひとつ、櫟さんの「毒」が「おいしい」のは、いろんな角度から観ることが出来る人物で、それを文章の中に埋め込める力も持っているし実際に埋め込み、いろんな角度のうちでどの「角度」の「話」をメインに持ってくるか、というとき ... 続きを見る

    イチイの種には毒がある櫟 茉莉花

    何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。

    ジャンル:日記・個人ブログ

  • 毒は時に美味

    河豚は食いたし命は惜しし、という言葉があるように、「毒」のあるものは実は美味だったりしますよね。 この新連載エッセイも、茉莉花さんの他の作品と同じように、「毒」がスパイスの役割を果たし、料理の味わいを一層引き立ててくれるのだろうと楽しみにしています。 ちなみに、私はペンネームの読み方を、ちゃんと知っていましたよ~^^

    イチイの種には毒がある櫟 茉莉花

    何か思い付いた時に、取り止めもなく書き殴るだけの雑記帳です。 毒を吐くことが多いので、解毒剤を片手にお楽しみいただけますと幸いです。 過去に書いたエッセイなどもアップするかも。

    ジャンル:日記・個人ブログ

  • 律くんと莉里

    律くんと莉里ちゃん、頑張ってください! 二人の関係がもっと縮まるといいなぁ、と思っています! 初恋、読むの楽しいです!!!これからも書いてください!

    初恋かにりよ

    許されない恋だと知っているけど、ずっと好きだった――。 母親が事故で亡くなって、連れて行かれた家で初めて会ったのは異母姉、莉里だった。父親がピアニストの母親と不倫していたから歓迎されないと分かっていたけれど、莉里だけはいつも優しく親切にしてくれた。 初めて心許せる場所が見つかった気がした律はいつの間にかそれが恋心に変わっていた。 (追憶ノートの律側視点)

    ジャンル:恋愛・ラブコメ

  • 3話と30話の

    つばめさんこんにちは、第3話の序曲の場面、はっきり言って感動しました。 「死」を表しているように思えます。人造人間とはいえ、生身の人間だって何かにつくられたようなもので。 あの布にくるまった女性、死んでいたような女性が生き返り、ファウストが抱きしめ、彼女が踊りだす場面。 涙ぐみました。 「生」の象徴というか、この「ファウスト」という作品の存在の、何か根底的なものを表している場面のように感じました。 あと30話のアヴェマリア、先日カッチーニのそれを聴く機会があったんですが、このバ ... 続きを見る

    オペラを見て死ね! season2あおぞらつばめ

    前作『オペラを見て死ね!』から早1年あまり。こちらの「シーズン2」はさらにスリリングな演目を集めてみました。 動画の関係者の皆様に最大限の敬意を払いつつ、またこのサイトのチャットノベルの機能をお借りする形でオペラの魅力をお伝えする試みです。皆様にこの楽しさが伝わりますように! 表紙写真:ミラノ・スカラ座ガレリア

    ジャンル:創作論・評論