第14話 洞窟を抜けて

文字数 397文字

その日の夜、ショウは電池満タンの懐中電灯と食料を持って出かけた。
行先はもちろん、帰らずの穴。
かなりの間情報を集めていたので、それ相応の量の知識を蓄えていた。
そしてショウは、ついに帰らずの穴に潜り込み、暗くて不気味な道を進んでいった。
暗闇を進むこと20分、ついに外に出ることができた。
...が、出た先は入口と同じ場所だった。
「そううまくは行かないか」
ショウはため息をつき、もう一度入っていった。
これを何度も繰り返しているうちに、夜が明けてしまった。
「なんだよ、結局は行けず終いか」
ショウは結局帰り、夜になったらもう一度挑戦することにした。

本を読んだり村を散歩したりしていたら、ついに夜が来た。
再挑戦の時が来た。
昨日もあそこ(帰らずの穴)へ行ったから、昨日よりは手こずらずに済みそうだ。
そして帰らずの穴へと入っていった。
そしてかれこれ15分、ついに洞窟を抜けることができた。
へとへとになりながら顔を上げると...
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登場人物紹介

ショウ

ハイドの子孫で好奇心旺盛。自分の気になった場所にはすぐに探検に行ってしまい、事件に巻き込まれることも。落ち着きがない。

ハイド

隠密忍者。昔、天下最強と言われた武士を破ったことで一躍有名になった。与えられた任務は、誰にも邪魔させずにこなす強者だった。

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