第10話 帰らずの穴
文字数 367文字
化かされているにしては、やけに長い。
もう30分ほどこの洞窟から抜け出せていないような気がする。
その時、プツン。
懐中電灯の電池が切れた。
「まじかよ...どうしよ」
もうあきらめるしかないと思っていた。
でもこのままだと一生戻れないので、暗中模索でゆっくりと出口を目指し進み続けていた。
それから数十分経ち、久しぶりに小さい魔物を見かけた。
そいつは体から光を発していて、まさに今のショウにとって神のようだった。
その魔物を持ち上げてランタンの代わりにして進んでいると、ついに出口のような扉が見えた。
扉には、来た時とは違い厳重なカギがかかっていた。
「なんでだ...? ここで出入りしてたはずなんだけどな...」
しかし、考えている暇はなかった。
持っていたカギを壊す道具2つを使ってカギを何とか壊したが、出てきた外はサイハテ砂漠とは全く別の場所だった。
もう30分ほどこの洞窟から抜け出せていないような気がする。
その時、プツン。
懐中電灯の電池が切れた。
「まじかよ...どうしよ」
もうあきらめるしかないと思っていた。
でもこのままだと一生戻れないので、暗中模索でゆっくりと出口を目指し進み続けていた。
それから数十分経ち、久しぶりに小さい魔物を見かけた。
そいつは体から光を発していて、まさに今のショウにとって神のようだった。
その魔物を持ち上げてランタンの代わりにして進んでいると、ついに出口のような扉が見えた。
扉には、来た時とは違い厳重なカギがかかっていた。
「なんでだ...? ここで出入りしてたはずなんだけどな...」
しかし、考えている暇はなかった。
持っていたカギを壊す道具2つを使ってカギを何とか壊したが、出てきた外はサイハテ砂漠とは全く別の場所だった。