最終話 刻まれる歴史
文字数 506文字
ファントムを何とか倒したショウは、さらに遺跡の奥で音がしたのを耳にした。
「何だ... まだ何かあるのか??」
すると、ファントムのいた壁が開いて、奥に進めるようになっていた。
今度は強いボス的魔物がいないことを願いつつ、奥の部屋へと入っていった。
入った先の部屋は狭く、あっても2~3畳ぐらいだった。
そんな部屋の中心には、なんと化石がおいてあった。
もしかしたら幻影の塔と同じパターンかも、と思ったショウは、化石を観察してみた。
驚くことに、この化石はスケラウドの化石だった。
あの時、幻影の塔で選ばなかった方の化石だ。
これでそろった、2体の伝説の魔物。
ショウはこれまでにない喜びを抱き、遺跡を後にした。
昔聞いたことがある。
世界全体が沈むほどの異常気象に直面したとき、エバラインが現れて雄叫びをあげ、雲を全て逃がし消滅させたという伝説。
貧困で生きていけない百姓が入水自殺しようとしたとき、スケラウドが現れて自分の神殿へと誘い込み、帰ってきたころには金銀財宝を抱えていたという伝説。
どれも昔は信じられなかったが、その2つの伝説は今、自分の手の中にそろった。
この2体が面晤するとき、きっとまた新たな伝説が生まれることだろう...
「何だ... まだ何かあるのか??」
すると、ファントムのいた壁が開いて、奥に進めるようになっていた。
今度は強いボス的魔物がいないことを願いつつ、奥の部屋へと入っていった。
入った先の部屋は狭く、あっても2~3畳ぐらいだった。
そんな部屋の中心には、なんと化石がおいてあった。
もしかしたら幻影の塔と同じパターンかも、と思ったショウは、化石を観察してみた。
驚くことに、この化石はスケラウドの化石だった。
あの時、幻影の塔で選ばなかった方の化石だ。
これでそろった、2体の伝説の魔物。
ショウはこれまでにない喜びを抱き、遺跡を後にした。
昔聞いたことがある。
世界全体が沈むほどの異常気象に直面したとき、エバラインが現れて雄叫びをあげ、雲を全て逃がし消滅させたという伝説。
貧困で生きていけない百姓が入水自殺しようとしたとき、スケラウドが現れて自分の神殿へと誘い込み、帰ってきたころには金銀財宝を抱えていたという伝説。
どれも昔は信じられなかったが、その2つの伝説は今、自分の手の中にそろった。
この2体が面晤するとき、きっとまた新たな伝説が生まれることだろう...