第6話 幻影の兵士

文字数 413文字

あの大きな魔物は「幻影の兵士」、青い魂みたいなものは「ソールハイド」というらしい。
そしてショウは、3週間の鍛錬で習得した技で立ち向かっていった。
試してみたところ、ソールハイドには物理攻撃が効かず、幻影の兵士には特殊攻撃が効かないことが分かった。
ソールハイドにはずっと特殊技を放ち続け、幻影の兵士にはずっとあのカギを壊す道具で攻撃し続けた。
ときには自分の包帯で回復し、なんとか死なないように頑張った。
1時間半の激闘の末、ショウは瀕死状態になりながらも、なんとか2匹に勝った。

ソールハイドは天に召され、幻影の兵士は故障寸前になっていた。
幻影の兵士は、未練ありげにこちらを見つめてきた。
ショウは自分に残った力の半分を使い、幻影の兵士を成仏させてあげた。
「お疲れさま、幻影の兵士!」
もう動かなくなった幻影の兵士にそう語りかけた。
すると、塔全体が大きく揺れ始め、部屋の奥に隠し階段が現れた。
ショウは嬉しくなり、すぐに階段を上って行った。
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登場人物紹介

ショウ

ハイドの子孫で好奇心旺盛。自分の気になった場所にはすぐに探検に行ってしまい、事件に巻き込まれることも。落ち着きがない。

ハイド

隠密忍者。昔、天下最強と言われた武士を破ったことで一躍有名になった。与えられた任務は、誰にも邪魔させずにこなす強者だった。

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