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悪い夢 (掌編)
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文字数 191文字
少し辺りを覗ったが、人影はなく、遠くの街灯が見えるだけだった。
僕は鍵をかけ、部屋に戻った。少し飲んでから酒を片付けて、部屋は常夜灯だけにする。
そして、そのまま窓際のベッドに仰向けになった。
酒臭い息が漏れる。
(明日、会社に行ったら、彩未や連れとどんな顔して会えばいいんだ?)
途端に気が重くなる。
(もう、会社行きたくねえな……)
そう思うと、なかなか寝つけなくなってしまった。
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