第9話:北海道旅行と絹恵と美紀の投資開始

文字数 2,285文字

 その後8月20日から田嶋家で新潟からフェリーに乗って北海道へ8日間の旅行に出かけた。8月20日、早朝、家を出て国道を北上して本庄児玉インターチェンジから関越道に入り、11時に新潟に到着し、食べ物と飲み物を買い込んで、新日本海フェリーに乗船して12時に出発して、翌朝4時半に小樽に到着して、朝7時に、札幌に到着して、北海道神宮、円山動物園、大通公園、藻岩山を散策した。

 ジンギスカンで昼食をとった。すすき野に宿を取り、夕飯は札幌ラーメンを食べに行って、疲れたので早めに床についた。翌朝、早くホテルを出て、千歳から石勝線に沿って車を走らせて、南富良野から北上して富良野のラベンダー畑を見て回った。その後、美瑛の有名な丘を散策して、旭川へ向かって、旭川で宿を取った。この日もかなり動いたので早めに床についた。

 翌日も早朝から走り始め石北温泉を走り、一路網走へ向かった。10時過ぎに網走について、生まれて初めてオホーツク海を眺めた。有名な網走監獄を見学して、来た道を戻り、屈斜路湖、摩周湖を見学して足寄を抜けて、帯広に夜7時について十勝川温泉に宿を取った。当地で有名な豚丼を食べて、温泉にゆっくり入り、今日も早めに床につき、爆睡した。

 翌日も早朝に宿を出て、千歳経由で中山峠を抜けて、洞爺湖を見学した。その後、長万部を抜けひたすら南下して夜6時半に函館に到着した。そして、湯の川温泉に宿を取り、夕食で名物のイカの刺身を食べて、今日もゆっくり温泉に入り長旅の疲れを取る様に早めに床についた。翌日は函館山に上り素晴らしい景色を眺め、函館の倉庫街を散策して、駅近くで昼食をとり、午後2時過ぎの青函フェリーに乗った。

 18時過ぎに青森到着。そこから浅虫温泉に宿を取り19時に宿に入り、夕飯をとって今晩も天然温泉を楽しんた。その後ホテルの上層階の温泉から北海道との海峡の景色を眺めてゆっくりと温泉に浸かり熟睡。翌日も早めに宿を後にして盛岡を経由して、ひたすら南下し、17時過ぎに仙台に到着して名物の牛タンの名店を探し夕食をとり市内のホテルに宿泊し、翌日、青葉城を見学し10時過ぎに仙台を出発。

 海沿いの道を南下し、いわきで昼食をとり午後2時過ぎに水戸の偕楽園を散策した。その後、一気に自宅へ向かい夜7時に自宅に戻った。旅では大きな問題もなく無事に帰ってこられた。家族に感想を聞くと、大きな車で移動中眠くなると、すぐに寝られて快適だったと良い、特に後部座席からも景色が見えて快適だったと好評だった。

 1991年10月初旬に義理の姉、美紀さんから電話でソニー株が1400円を切ってきたので買いゾーンだと言い、指値を聞くと私なら1200円と言うので同感ですというと、調子良くなったねと大笑いした。翌日、昼休みにソニー株が1400円で7千株、総額980万円で買い指値を入れた。数日後、買えたと連絡があり残金が805万円となった。

 今年も初詣でをして田嶋好夫と絹恵さん2人だけで1月3~5日、湯河原温泉に泊まりに出かけ、ゆっくりと温泉に浸かり絹恵は初めてのヨーロッパ・ロンドンの生活を心配していた。この頃には、父の池添幸夫は自分の敷地に多くのアパートを建ててM物産の給料より、不動産さんの収入の方が遥かに大きくなっていて、もう既に1億円を超える現金と土地と建物の評価額を合わせると2億円以上の資産を持っていた。

 その後も自分に敷地を売り自分の資産を足して、新横浜の駅近くに1つのビルを持つ程になっていた。そう言う事で株投資をしている絹恵に1千万円貸すから大儲けしてみろと言って、昨年から少しずつ毎月、絹恵の口座に入金してくれて、今年の3月に絹恵の銀行口座が1千万になった。そこで1千万円をN証券の口座に入れることを決めた。

 そして、1993年4月10日土曜日、銀座で義理の姉と待ち合わせ1千万円の証券口座の使い方について意見を求めた。すると、ソニーとトヨタ株どっちの方が有望ですかと絹恵が質問すると、それは間違いなくソニーだと言った。次に、今後有望な業種について聞くと、インターネット関連株とズバリ言い1990年に上場したソフトバンク、ヤフーが一番、面白そうだと言った。

 しかし、これは、あくまでも私の考えで、メジャーな意見という訳ではないと、つけ加えた。わかりましたと言い、トヨタ株の代わりにソフトバンク株の売買を考えたいというと、わかった、また買い値と売値の連絡すると言ってくれた。その後、銀座をぶらついて、帰って行った。梅雨に入りあけると一気に夏、今年の夏、絹恵と父の幸夫の運転で信州、志賀高原、菅平高原の高原ドライブをし湯田中温泉に宿泊。

 小海から、麦草峠で休んで、奥蓼科に宿泊。諏訪湖をみて松本の温泉に泊まる3泊4日の高原旅行をして帰って来た。9,10、11月となり父からの1千万円が、全て絹恵の口座に入金し終えた。そうして12月24日のクリスマスパーティーをした。今年は熱海に2人きりで2泊し、ゆっくり温泉に入り温泉旅行から帰って数日後に1994年となった。1994年は寒い年、毎日、ストーブの前に子供達が集まった。

 一番暖かい所を取り合っていると男の子は女の子に優しくして一番暖かい所を譲るものよと母が言うと、渋々、織絵に一番暖かい所を譲った。今年は長男の達人が小学校に入学するときになるので、3月に入ると机と椅子、ランドセル、上履き、文房具を揃えた。すると、次女の織絵が、達人に、お兄ちゃんが学校に行っている時、机でお絵かきして良いと聞くと、良いよと言うと織絵は、大喜びしていた。
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