第2話:M物産入社後の集団デート1

文字数 1,774文字

赤、黄色、ピンク、紫、白のバラが咲いていて、それぞれ名前がついていた。また、バラは花の美しさだけでなく、香りも素晴らしいと言うと薔薇の花の臭いで、良い香りと吉川輝男が言うと、似合わねーと山鹿賢一叫ぶと、大笑いになった。田嶋のカメラで4人で集合写真を撮ったり、近くの人にお願いして5人全員の集合写真も撮ってもらった。

公園の入り口の門を出て直進すると、5分で外人墓地入り口に着き、散策した。その後、外人墓地の前の道を10分進むと聖教会が見え最初の洋館、山手234番館が見え、その後、少し直進すると、その先に学校の建ってものが見えて、池添絹恵が指をさして、あれが、私が出たフェリス女学院の建物よと言った。

そこを右折して下り坂に入ると右側にエリスマン邸、左にベーリック・ホールが見えて、それぞれ見学した。その後、下り坂を下りると3時近くなっていて、一休みしようと代官坂を下りて、元町通を左折して喜久屋洋菓子店に入り、それぞれ好きなケーキを頼んで店内のカフェで珈琲や紅茶と一緒にいただいた。オシャレなお店ねと清水冴子が言った。

 ゆっくり休んで店を出て、そのまま元町通を石川町駅方面に進んだ。すると、ダニエル元町という洋風家具店に入り、ここは外人向けの豪華家具を売っていて横浜港開港の後、日本人の宮大工の釘を使わないで組み立てるのを見た外国人が洋風高級家具を彼ら宮大工職人に作らせたのが始まりだと教えた。橫浜家具というブランド名で、有名になった。
 外国の大使、高官、貿易会社の富裕層に人気があり売れた。釘を使わずにきれいな曲線のあるソファー、椅子、家具などを製造。購入後も修理、再生する仕事をしてくた。店に入り、素敵なデザインの家具を見て回った。しかし、ちょっと、この家具の値段、ゼロが一つ多くないかと笑いながら言う声が聞こえ、このソファー50万円、このタンス190万円と驚いていた。

 でも一生使うものと考えたら納得できる価格ではないかと言った。実際に古くなってボロボロになった家具も持ち込めば新品同様に直してくれると教えた。店を出て元町通を進むと元町ユニオンと言うしゃれた店構えのスーパーが見え、店内に入ると他では売っていない珍しい商品があり気に入った商品を買っていた。また進むと清水冴子が、突然、キタムラと言い、ハマトラの店ねと言った。

 すると池添絹恵が、みなさんハマトラって知ってますかと聞くと、田嶋好夫が知ってる、僕の姉もフェリスの高校と言った。キタムラのバッグ、フクゾーの洋服、ミハマの靴、今日の私のファッションがハマトラよと言うと、すごい格好良いと言ってくれた。その先にポンバドウルがあり、田嶋好夫がここのフランスパンと、フランスあんパン旨いんだよねと言った。

 すると、店の中に入って、パンを買っていた。その他に元町通の海側にウチキパンというイギリス食パンで有名もあって機会があったら是非食べてみて、美味しいわよといった。日が陰ってきて午後5時を過ぎた。次は中華街の中にあるウインドジャマーへ行きますと言い、池添絹恵が先頭になって、歩き始め谷戸橋を渡り中華街東門を左折して中華街に入った。

 最初に、ここが謝甜記といって、中華がゆの名店ですと言った。そのまますすみしばらく言った4つ角にここが、同発本館で広東料理の名店ですと言い、そのちょっと先の右側の竹がある外観の店を指して、ここが聘珍樓本店、多分中華街でトップクラスの味の店で最高級店と行っても良いでしょうといった。その先の善隣門近くの右側の萬珍樓本店。

 ここも、高級中華料理店ですと紹介した。その他、メインストリートにはないですが重慶飯店、昼食をとった四五六菜館などが名店と言われていると言うとメモしていた。善隣門を出て100m先を右折するとウインドジャマーに到着した。中に入ると昔風の作りで多くのカウンターがあり、多くの洋酒が置いてあった。テーブル席の方には船の錨のオブジェが飾ってあり、素敵な雰囲気だった。

 すぐにお飲みの物はと聞かれ、それぞれ好きなカクテル、洋酒を注文し、ジャズのリクエストは聞いてきた。すると、田嶋がマイルスデイビスの曲というと、演奏し始めてくれた。その後、池添絹恵がジョン、コルトレーンというと、急にムーディーなジャスに変わった。その後、サッチモと言って盛り上がった。
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