114)壊された結界

文字数 3,576文字

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当方の都合で、2024年09月から、更新曜日と時間を変更させていただきます。

変更時間⇒火・木・土、20時台

になりますので、引き続き当小説をよろしくお願いします。

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 ――いやああああああああっ!!

 けたたましい悲鳴が神殿の中から外に流れ出て、少女たちは身体をビクつかせて顔を上げた。あんな切羽詰まった悲鳴は、これまで聞いたこともない。

「始まったな」

 腕を組んで神殿を見上げていたベルトルドは、満足そうに頷いた。

「良かったなあ、ユリディスは貴様らを”召喚士”と認めたようだぞ」
「飾り物の〈才能〉(スキル)でも、一応は召喚士なのですね。リッキーさんに失礼な気もしますが」
「失礼のレベルを超えてますね。――なんにせよ、結界解除が叶うのも時間の問題です。次々投げ込みましょうか」
「うん」
「あの時は、キュッリッキ嬢の命に関わる事態でしたから、ライオン傭兵団の判断は正しかった。ですが」
「言うな。リッキーの命には変えられん。連中はよくやってくれた」
「そうですよ。そのことだけは、褒めてやりたいところです」

 今の発言を聴いたら、ライオン傭兵団の連中はどんな顔をするだろう。これまで散々、キュッリッキの怪我をした原因を責め立てられていたというのに。
 親バカ、という言葉が頭に浮かび、思わずシ・アティウスは吹き出してしまった。

「ん? どうした?」
「いえ、何でもありません。次いきます」



 舞踏会や晩餐会などでよく見かけるベルトルドやアルカネットは、貴婦人たちの憧れの的だった。
 もう四十を超えているというが、とてもそんな風には見えない。二十代後半で時を止めたかのように、整った美しい顔立ちと、スラリと脚の長いプロポーション。そつのない柔らかな笑顔と、とくにベルトルドの場合、どこかやんちゃな笑顔を見せる。
 16歳で社交界デビューをしたエリナは、貴婦人たちに取り囲まれるベルトルドとアルカネットを見て胸をときめかせた。いつか自分も一緒にワルツを踊ってもらいたい、そう胸に願いを秘めて、日々ワルツの特訓を繰り返していた。そして、ついに一度だけアルカネットに踊ってもらえたことがあった。
 優しくリードしてもらい、永遠に続くかと思われた感動の中、1曲を踊りきった。その嬉しい体験は、エリナの一生の宝物になった。それなのに、今目の前にいるアルカネットは、エリナの知らない男だ。冷たい表情と残酷な言葉の数々を口にする、知らない男。

「次はあなたです」

 そう言ってギュッと腕を掴まれ、強引に立たされた。そして神殿のほうへと引きずられていく。

「アルカネットさま……おやめになってくださいまし」

 エリナはか細い声を振り絞った。しかしアルカネットは振り返らず、一言も発しなかった。
 目前に暗闇が見えて、エリナはもう恐怖が足元から這い上がってきて、大声で泣き喚いた。腕を掴むアルカネットの手に爪を立て、必死に踏ん張った。

(こんなのは愛おしいアルカネット様の手じゃないわ!)

「やれやれ……ここまできて往生際の悪い。ワルツを踊っていた時は、もうちょっとしとやかなレディだと思っていたのですが」

 ため息混じりの残念そうな声がして、エリアはハッと顔を上げる。

「えっ!?」

 覚えていてくれた? たった一回のワルツを、覚えていてくれた。
 途端、感動するエリナの全身から、フワフワと力が抜けた。

「ごきげんよう」

 アルカネットは容赦なく、エリナを神殿の中へ放り投げた。
 エリナが最後に見たアルカネットの顔には、残酷なまでに柔らかな笑みが浮かんでいた。

「よく覚えていたなあ」

 戻ってきたアルカネットに、ベルトルドが感心したように言う。

「何がです?」
「あの娘とワルツを踊ったこと」
「覚えてませんよ。ただ、ああ言えばおとなしくなるかなと思ったので、試しに言ってみただけです。案の定効果覿面でしたね」
「えげつない奴だな……」
「それにしても、火事場の馬鹿力は凄いですね…。手袋越しに爪が布を突き破って手の甲に刺さってきました」
「血が出ているな」
「巫山戯た娘です」

 心底不愉快そうに、アルカネットは眉を眇めた。



 じっと神殿の様子を伺っていたシ・アティウスは、神殿の様子に変化が生じたことを感じ取った。
 1万年前の召喚士ユリディスが張った結界。この結界には、意思がある。エルアーラ遺跡にヒューゴという1万年前の青年が残留思念を残していたように、この結界にもユリディスの気配が確かにある。
 次々と投げ込まれる召喚〈才能〉(スキル)を持つ少女たちに、明らかに動揺しているようだった。

「耐え切れないだろうな。どういう意図から召喚〈才能〉(スキル)を持つ者に反応する結界にしたのか判らないが、人殺しは辛かろう」

 召喚〈才能〉(スキル)を持つ少女は、あと一人。

「ベルトルド様、そろそろ神殿を吹っ飛ばす用意をしてください」
「おう、やっと出番か」

 やや退屈そうにしていたベルトルドが、待ってましたと意気揚々にシ・アティウスの隣に立った。

「もう壊せそうなんだな?」
「ええ。最後の一人を投げ込めば、ユリディスの思念結界は崩壊します。すでに結界自体に、動揺の気配が顕著に出ています」
「よし。アルカネット、頼む」
「はい」

 アルカネットは地面に座り込んでいるアンティアの腕を握った。

「あなたで最後です。さあ」
「いやああ」

 アンティアは涙でぐじゃぐじゃになった顔で見上げて首を振った。

「さっさと死んでしまえば、恐怖などすぐに感じなくなりますよ」

 どこまでも優しい笑顔でアルカネットは言うと、力ずくでアンティアを立ち上がらせた。

「いきましょう」
「お願い、やめてええ」

 精一杯力を込めて踏ん張ろうとした。そして憚ることなく泣き喚いた。
 周りにいる軍人たちは、冷ややかな目でアンティアを見ている。同情のヒト欠片もない。

「死にたくない、殺さないでえ」

 心からの叫びは、しかしこの場にいる誰の心も動かすことはできなかった。

「ごめんなさい許しておねがい」
「さようなら」

 アルカネットはアンティアを神殿の中へ投げ捨てた。
 アンティアの身体が神殿に吸い込まれた。その瞬間、神殿がこれまで以上に激しく振動し、辺り一面も地震のように大地が震えた。
 常人の目には見えていないが、ベルトルドの目にははっきりと映っている。
 シャボン玉のように七色の光が織りなす透明な膜が、激しく歪みを繰り返し、細い光の筋を膜に走らせていった。ベルトルドはその中心点に意識を凝らすと、膜を引き裂くようなイメージで破壊した。

「おっと……」

 シ・アティウスは足を取られそうになって後ろにたたらを踏む。アルカネットも体勢を崩して前かがみに足を動かした。
 結界が裂かれた衝撃が、再び地震のようにして大地に走る。

「なんとか15人で解除がかなったな。穀潰しの始末も出来たし、一石二鳥だ!」

 両手を腰に当て、ベルトルドがふんぞり返って威張る。そこへ、ダエヴァの下士官が駆け寄ってきた。

「閣下、失礼します! リュリュ様から電報が届いております」

 ベルトルドは物凄く嫌そうな顔をして、差し出された紙を受け取る。

「あいつの名前を聞くと、股間と尻の穴に危機感が迫る……」
「バカなことを言ってないで、なんです? 電報の内容は」
「うーんと、…ふーん、穀潰しの親どもが、娘が帰ってこなくて心配で、宰相府や総帥本部に詰め寄ってきているらしい」
「中でミンチになってるでしょうし、肉片でも送りますか? どれが誰だか判りませんが」

 しごく真顔でシ・アティウスが言うと、ベルトルドは「フンッ」と嘲笑する。

「そんな面倒なことはしてやらんでいい。親どもも逮捕し極秘裡に始末、資産もなにも全部押収だ。結構な額になるだろうし、あとで使い道を考えよう。福利や医療方面へ流れるようにしておきたい」

 腕を組みながらベルトルドが言うと、アルカネットが頷いた。

「さて、神殿も破壊して、レディトゥス・システムを取り出そうか。――ようやくだ。31年だ、あれから」
「長かったですね……」

 アルカネットの顔に、複雑な色が広がっていく。

「さあユリディス、貴様の抵抗もここまでだ」

 ベルトルドは掌に電気エネルギーを集める。物凄いスピードでエネルギーは凝縮され、三叉戟の形をとり始め、黄金のような光沢を放ち始めた。

「1万年もの間、ご苦労だったな!」

 雷霆(ケラウノス)が神殿に落雷した。



 ――結界が壊されてしまった。

 たくさんの少女たちを手にかけた。その罪悪感が結界に歪みをもたらし、維持することができなくなってしまったのだ。

 ――ごめんなさい、イーダ、ヒューゴ。
 ――そして、アルケラの神々たち。
 ――どうか、私と同じ悲劇が起きませぬよう……どうか……。
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登場人物紹介

【キュッリッキ】

・〈才能〉:召喚、ランク:over

・年齢:18歳⇒19歳、女性

・出身:アイオン族

・一人称:アタシ

本作の主人公。

フリーで傭兵をしているが、ベルトルドにスカウトされたことでライオン傭兵団へ入ることになる。

【ベルトルド】

・〈才能〉:超能力、ランク:over

・年齢:41歳、男性

・一人称:俺

ハワドウレ皇国副宰相、アルケラ研究機関ケレヴィルの所長。

「泣く子も黙らせる副宰相」という物騒な通り名を持つ。

とある事件を解決に導いたことで軍総帥の地位も下賜され、毎日デスクの上に書類の山脈を作るほど事務仕事に忙殺されている。事実上国政の長。

【アルカネット】

・〈才能〉:魔法、ランク:over

・年齢:41歳、男性

・一人称:私

ハワドウレ皇国軍特殊部隊尋問・拷問部隊長官⇒ヴィーンゴールヴ邸(通称:ベルトルド邸)執事長⇒ハワドウレ皇国軍特殊部隊魔法部隊《ビリエル》長官。

異色の経歴を持つ世界最強最高の魔法使い。

【リュリュ】

・〈才能〉:超能力、ランク:S

・年齢:41歳、男性(オカマ)

・一人称:アタシ

ベルトルドの首席秘書官でオカマ。

事務処理能力に富み、ベルトルドの股間を常に狙い、オカマの恐怖でベルトルドを威圧している。

【シ・アティウス】

・〈才能〉:記憶、ランク:SS

・年齢:41歳、男性

・一人称:私

ハワドウレ皇国アルケラ研究機関ケレヴィルの研究員⇒所長。

アルケラに関する研究をもっとも積んでいて、知識量も豊富。

【カーティス】

・〈才能〉:魔法、ランク:S

・年齢:30歳、男性

・一人称:私

・魔具:強化魔法の呪文を彫り込んだ銀の杖

ライオン傭兵団の創立者でリーダー。

ベルトルドから解放されることが願い。やや選民意識がある。

【ギャリー】

・〈才能〉:戦闘・武器系複合、ランク:S

・年齢:29歳、男性

・一人称:オレ

・武器:魔剣シラー(大剣)

・特殊技:リヴヤーターンモードなど

ライオン傭兵団の兄貴的存在。面倒見がいい。ザカリー、ルーファスとは同郷の幼馴染。今も2人とは仲がいい親友。

【ルーファス】

・〈才能〉:超能力、ランク:S

・年齢:30歳、男性

・一人称:オレ

ライオン傭兵団中衛・通信・支援・時々攻撃担当。片手剣と超能力を組み合わせた独自の戦闘をとることができる。

亡きベルトルドの後継者と目されるほどの女好き。ただし、巨乳美女が好み。気さくなお兄さんといった優しい性格。

【ザカリー】

・〈才能〉:戦闘・武器系遠隔複合、ランク:S

・年齢:28歳、男性

・一人称:オレ

・武器:魔銃バーガット

ライオン傭兵団の後方遠隔攻撃担当。〈才能〉の能力で異様に視力が高く調整できる。

本気でキュッリッキを好きになるが、仲は仲間以上縮まらない。

【シビル】

・〈才能〉:魔法、ランク:AAA

・年齢:歳、女性

・一人称:私

・魔具:木の杖

ライオン傭兵団の強化・支援担当。攻撃はあまり得意な方ではない。

何かと騒がしい団の中では、常識論を言うけどあまり聞き入れてもらえない。しかし挫けず奮闘中。

【ハーマン】

・〈才能〉:魔法、ランク:S

・年齢:27歳、男性

・一人称:ボク

・魔具:分厚い本

ライオン傭兵団の前衛担当。高い魔力を持ちハイレベルの魔法を使いこなすが、魔法コントロールを苦手としている。

【ガエル】

・〈才能〉:戦闘・格闘系複合、ランク:SS

・年齢:33歳、男性

・一人称:俺

・装備:ドラウプニル(篭手)

ライオン傭兵団の前衛担当。ブルーベル将軍の甥でもある。

タルコット、ヴァルトとは筋金入りの戦闘バカトリオ。

【ブルニタル】

・〈才能〉:記憶、ランク:AA

・年齢:29歳、女性

・一人称:私

ライオン傭兵団の中では、分析、戦略立案、情報収集、後方準備などの後衛を担当。何故か手帳にメモをとる癖がある。

【ペルラ】

・〈才能〉戦闘・武器系剣術、ランク:S

・年齢:28歳、女性

・一人称:私

・特殊技能:アサシン

ライオン傭兵団の中では、ときに近接戦闘もするが、後方から短剣などで支援をしたり、偵察や情報収集も行う。

ヴァルトに熱愛されているが、思いっきり鬱陶しく思っている。

【ランドン】

・〈才能〉:魔法、ランク:S

・年齢:29歳。男性

・一人称:私

・魔具:ナシ

ライオン傭兵団の中では、主に回復魔法担当。その他ザカリーの魔弾作成もしている。

回復魔法などの繊細な魔法の扱いが上手く、専属医の居ない傭兵団の中で、団員たちの健康状態を常に気遣っている。

【メルヴィン】

・〈才能〉:戦闘・武器系剣術、ランク:SS

・年齢:30歳、男性

・一人称:オレ

・武器:爪竜刀

ライオン傭兵団のサブリーダー、前衛担当。

皇国五指に入るほどの剣術マスター。軍を辞める際、思い留まらせるために10人の大将が宿舎に列を作ったというレジェンドを持つ。生真面目で優しく、よく人を見ている。が、ある一点のみ究極の激鈍。

【タルコット】

・〈才能〉:戦闘・武器系剣術、ランク:SS

・年齢:29歳、男性

・一人称:ボク

・武器:魔剣・スルーズ(大鎌形態)

ライオン傭兵団前衛・近接戦闘担当。ヴァルトと並び、ライオン傭兵団の美人双璧と呼ばれるほどの、美貌の持ち主。ただ何故か女性と間違われてナンパされまくる不運に見舞われている。

常に黒一色の服装を好み、黒以外まとうことはない。ガエル、ヴァルトとは筋金入りの戦闘バカ。

【ヴァルト】

・〈才能〉:戦闘・格闘系複合、ランク:SS

・年齢:30歳、男性

・一人称:俺様

・装備:ドラウプニル(篭手)

ライオン傭兵団前衛・近接戦闘担当。

タルコットと並び、ライオン傭兵団の美人双璧と呼ばれるほどの、美貌の持ち主。しかし口を開くとバカ発言やバカっぽい口調が特徴。

団員の誰よりもしっかりと真実を見抜いている、鋭い洞察力に優れている。ペルラと結婚したいと悩んでいる。

【マリオン】

・〈才能〉:超能力、ランク:AA

・年齢:30歳、女性

・一人称:アタシ

ライオン傭兵団中衛・通信・支援・時々攻撃担当。

団のオネエサン的存在で、ルーファスとつるんでキュッリッキで遊んだり、ワルイことを教えている。しかし、みんなのムードメーカー。

【マーゴット】

・〈才能〉:魔法、ランク:C-

・年齢:26歳、女性

・一人称:私

ライオン傭兵団のお荷物。元マスコット的存在(自称)。カーティスの恋人。

魔法の扱いが下手すぎて、仕事はほとんどさせてもらえない。しかし報酬は当然のように受け取るので反感を買っている。自分では上手いと思い込んでいる。

【ヴィヒトリ】

・〈才能〉:医療系複合、ランク:SSS

・年齢:28歳、男性

・一人称:ボク

ボクハーメンリンナの大病院に勤務する医師。キュッリッキの主治医で、ヴァルトの弟でもある。

【ハドリー】

・〈才能〉:戦闘・武器系両手斧術、ランク:B+

・年齢:25歳、男性

・一人称:オレ

キュッリッキが初めて得た親友。面倒見がとても良い。

【ファニー】

・〈才能〉:戦闘・武器系剣術、ランク:B+

・年齢:21歳、女性

・一人称:あたし

キュッリッキの親友でお姉さん的存在。3年前にギルドで出会って何かと世話を焼いててそのまま仲良くなった。

【グンヒルド】

・〈才能〉:記憶、ランク:A+

・年齢:41歳、女性

・一人称:私

良家の子女を主にしている家庭教師。ダエヴァのカッレ長官の姉君でもある。

キュッリッキの家庭教師になった。

【リトヴァ】

・〈才能〉:超能力、ランク:AAA

・年齢:63歳、女性

・一人称:私

ベルトルド邸のハウスキーパー。

【セヴェリ】

・〈才能〉:超能力、ランク:AA

・年齢:68歳、男性

・一人称:私

ベルトルド邸の従僕の一人だったがアルカネットが軍に復帰してから執事代理になる。

【アリサ】

・〈才能〉:戦闘系槍術、ランク:S

・年齢:24歳、女性

・一人称:私

ベルトルド邸のメイドで、キュッリッキ付きになる。

【皇王】

・〈才能〉:超能力、ランク:S

・年齢:70歳、男性

・一人称:ワシ

タイト・ヴァリヤミ・ワイズキュール。ハワドウレ皇国の皇王。

ベルトルドからは面と向かって「昼行燈の能無しボケジジイ」と言われているが気にしてない。

【ブルーベル】

・〈才能〉:戦闘系格闘複合、ランク:SSS

・年齢:72歳、男性

・一人称:ワシ

ハワドウレ皇国将軍。ガエルの伯父でもある。

【ハギ】

・〈才能〉:記憶、ランク:AA

・年齢:44歳、男性

・一人称:私

ブルーベル将軍の秘書官。

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