第16話 おやすみ

文字数 298文字

グラスのモヒートを一気に飲み干し深く頭を下げた。
「お願いします」

「これ!飲み方が下品じゃ」

「すみません、、でも、、」
口の中にミントが入り込んでいる。

「World jungle fevers。老ぼれの小さな趣味じゃ。人を雇うほど売り上げもない。
これを着ているのは青年、せいぜいオマエさんくらいのものじゃ。」
爺さんは「ありがとう」と小さな声で言った。

「WJFはデカくなります!してみせます!」

爺さんは笑いシワを残し真面目な顔になった。
「根拠は?」

「ありません!」
爺さんと猟師さんは顔を見合わせて笑った。

「酒が抜けて気が変わってなければまた言ってきなさい」

その夜、僕達3人、川の字になって眠りについた。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み