第15話 決意

文字数 298文字

「青年!」
爺さんは続けた。

「たまには肩の力を抜いてみい。いろいろ景色や物事、全く違う視点で見てみるといい。
へんてこな事でも、それが調和してみごとな景をうむ時がある」

「そのきっかけをつくり出すのがWJF、World jungle feversじゃ」

爺さんはこの時、初めてWJFの話をしてくれた。
僕は大きく頷ずいた。
茶道に少し似てるところがあるのかな、、、

今まで休日をたのしみに頑張ってきた仕事。
ここに居たらきっと最高な毎日に変わる。

そう確信した瞬間、言葉が出ていた。

「WJFで働かせてください!」

爺さんと猟師さんは一瞬言葉を失うと2人で大笑いした。

僕は真剣だった。

爺さんはニコッとした。
「ダメじゃ」
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