第一話:入学試験

文字数 453文字

「神武、早くしないと技能試験に遅刻するよ、せっかく筆記試験で合格したんだから。」
「わかったよ、お母さん。今すぐ行くって、じゃあ行ってきます。」
「行ってらしゃい」

皆さんの思った通り先俺と話しているのが俺のお母さんだ。いつも焦り症でめんどくさい人なんよ。この学校は全寮制だからやっと一人暮らしができるようになるな~。おっと、考え事をしているうちに俺の試験会場についたな。

「すみません、技能試験を受けに来たんですけど、名前は神武控時です。」
「はい、神武控時さんですね。第二試合でもう一人と戦ってから勝ったら入学可能なので頑張ってくださいね~。」

よし、やっと女性と話せた、中学校は男子校だったから女子と話す時間がなかったのよね~。それにしてもこの会場人少な、10人しかいないのかよ。

「静かにしてください、試験監督を務めている氷多天愛と申します…」この女子かわいい、俺もしかしたら高校でめっちゃ可愛い女子と出会うのかな。

「では、第一試合を始めたいと思います。第一試合の受験生と第二試合の受験生は準備をお願いします。」
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