第七話：入学式

入学式当日

「神武早く行くぞ、遅刻するって」
「悪い悪い、着替えに時間がかかってしまった、それにしても今日からもう実技審査があるとは想像もしなかったよ。」
「まあこの学校の入学式は短いのでね。」

話しながら歩いているうちに学校に着いた。

「あれ、神武お前は俺らと違うクラスだな、４年S組に入るとはさすがだな、俺らは４年A+組だから寮に帰ったらまだ会おう。」
「ん」と言って俺は４年S組の教室に入った。

クラスの中には座席表と実技パートナーの名前が張られていた。
氷多天愛と実技一緒だと、可愛い女子と一組になるとは想像もしなかったな、しかも座席すぐ隣だしと俺は思いながら氷多天愛に挨拶をした。

「おはよう」
「おはよう、今日の実技審査は頑張って」

おお、笑った時は心が解けるように可愛い、こんなに可愛いで性格のいい女子はいるのかって俺は思った時学校の放送が入った。

「ただいまより入学式を開始する。校長先生お願いします。」
「この学校に入学した諸君おはよう、この学校では自分の神力を突破させる学校である。だから退学率も高い。すべて地位や権力に関係するものは生死決と呼ばれる個人試合で決まる。権力のない人が負けたら退学となるのでせいぜい頑張り給え。」
「校長先生、ありがとうございました。では入学式を閉会いたします。」

早っ、もう終わったのか。じゃあ今から実技審査っていうこと⁉