第四話:魂器・九星死殺剣

文字数 787文字

「神武控時、先も言った通り死んでくれ。神力・魔雷之象」
「こいつ、拳に雷を宿らせてからすごい勢いで来やがる!でも、お前じゃまだ俺に勝てるわけがない」と俺は言いながら左足で破雷龍二の拳をかわしてから右ひざであいつの頭を攻撃した。

「わお~神武選手は神力も使わずに破雷選手の魔雷之象を避けてさらに攻撃を与えたとは、すごい戦闘に関して経験を持っているのですね」
「いえいえ、とんでもないです。それより氷多さんかわいいからアイドルにもなれそうな気がするのにどうしてこの学校に入ろうと思ったのですか?」と俺が聞いたら、
氷多さんが顔を赤しくて俺に「もう~、私に話をかけるより試合に集中して」と言った。これってもしかしたら俺はこの女子と付き合えるんじゃないかな

「神武!俺に集中しろ、魔雷之象・雷龍」
「おっと、危ない危ない。もう少し避けるのが遅かったら直接一撃を食らうところだった。」
「食らえ!」
「猛連撃です、破雷選手の連撃を受けて神武選手はどう対応するでしょうか」
「いやいやいや、力が弱いね、破雷さん」
「(俺のパンチを直接止めただと、なんという力だ。一旦距離を取らなければ)」
「どうした、破雷さん?お前から距離を取るとは思えないね。」
「黙れ」
「(ん?破雷は自分の魂を激しく燃えさせている、本気を出す気か)それなら俺も少し本気を出すか、魂器・九星死殺剣!」

「なんという威圧感、神武選手は自分の魂器を出して試合を終わらせようとしているのでしょうか?」

「神武、俺の十五年間の集大成の技でお前を叩き潰す‼」
「さあ、来い」
「必殺・瞬雷一閃」
「一星入魂・瞬刀」
勝負はわずか一秒で決まった!

「きっ、決まった!神武選手の剣が破雷選手の腹に当て、破雷選手の拳が空を切った!よって神武さんの勝利で入学可能です。」

「よし、家に帰ったら母に報告して入寮の準備をしよう」と俺は考えながら家に帰った。


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