第十一話:千手氷佛

文字数 547文字

「今からこの技を破って見せるぜ、真魂・瞬時千斬」
一瞬の間に四方八方の氷の槍が割れて、そして神武控時は氷多天愛の前に立って剣を振り切ろうとしたが届かなかった。
「何だと、俺の速度を上回っているのか。」
「ねぇ、控時君ってすごい。じゃあ私もさらに頑張ろう」
「奥義・氷炎」
「何だ、神力をこれほど使いこなしているとは。昔の神のレベルに届いているじゃないか。」
「控時君、行くよ。氷炎之鎖」
「入魂・一刀斬」

ほう、神武控時の力はこれほど強いのか一刀斬で生じた風圧で氷多天愛の氷炎を吹き飛ばすとはいい考えだ。でも神武控時よ、お前はまだ水系大神の本気を見てない!

「ねぇ、控時君ってやっぱりすごいな、神力を使わずに私とこんなに戦えられる相手は初めて見たよ。じゃあ私も敬意を示すために最強の技で控時君を倒すね。」
「かかってこい」
「神技・千手氷佛」

氷多天愛、お前は何をしようとしている。空の上にジャンプしたら逆に狙われやすいぞ。
「ん?空の上から仏の氷の像が出てきた。」

はい、授業はこれで終わりとする。各グループ片付けろ!

「あれ?控時君、ボーっとしないでよ。もう授業終わったよ。疲れたからお風呂行こ。」
「確かに汗もすごく流したから、行くか。」と俺は言いながら、先の技がまとも出したらさすが神力を使わないと無理かなって思った。
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