久しぶりに仲間探しに行……え?ああ?なんつった?

文字数 876文字

さあ、仲間探そ~!
「蒼、怖かったよ……。」
「絶対ステータスレベルついてるじゃん……。」
「あれ、『三重人格』発動してると……思いたい。」
あ?なんつった?
そういえば、最近スマホチェックしてなかったから、見てみようっと。
『名前 瑞浪蒼
ステータス 黒魔法使い
ステータスレベル 10
特殊能力 リアルファンタジー
レベル 10
特別効果 三重人格Lv.5 言葉弓矢Lv.10』
なんかいろいろついてるし変わってる。
「仲間って一番近いのでどこだろう?」
えーと……。
「一番近いのは……ええと、宮武浪と大丹志矢だね。」
「位置は?」
「ええっと……『人狼の街』だってさ。」
「どうやって行く?」
「へっ?そりゃあルぺ達に乗って……。」
「違う、道案内の話だよ。」
「そういえばリブラさん、そこにいるんじゃなかったっけ?」
「ああ~。」
「リブラさんの宿に行くか。」
・・・・
「あ……はい、いいですよ。ちょうど今から行こうと思っていたところですし。」
ラッキー!やったぁ!
・・・・
ついたぁ~。
「ここが『人狼の街』です。では私はヒュウルさんの所に行くので。」
いってらっしゃ~い。
「浪と志矢、どこにいる?」
「ええっと……この近くの『ウルフマン城ダンジョン』だね。」
「またかよ。」
「OKナイト、ウルフマン城ダンジョンの情報を教えて。」
「なにその『OKグーグ○』みたいな言い方。」
〈……ウルフマン城ダンジョンは昔ウルフマンという名前の人狼貴族が所有していた城だ。
ウルフマンが死んで、買い手がつかなかったため、雑魚モンスターなどが住み着き、ダンジョンと化した。
主に雑魚では蝙蝠系モンスター、中級ではウルフ系モンスターが住み着いている。
ウルフマン城ダンジョンのボスは、大型猛獣、カタピラルウルフ。風系の魔法を使える。……少しだがな。〉
「へぇ~。」
「楽勝だろ、そこ。」
「じゃあ、日も暮れてきたし宿屋で休んでから、行こう。」
そうだね……。(いろいろと疲れた……?)
思いっきり暴れて、皆に『蒼、怖かったよ……』って言わせたことを後悔させよう……。
・・・・
≪すでに怖いよぉ!≫(Byジュエリードラゴン蒼担当のジュエル)
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