初めての軍隊とのバトル!蒼怖すぎ!(主人公よく変わります)

文字数 1,545文字

初めまして、西依緑です。私のステータスはビーストマスター。なので襲撃のために猛獣を使役していきます。(グリフォン、ペガサス、ケルベロス、ポイズン・バタフィの群れ、ステティア……十分だと思うけど、念のためにね。)
俺は中槍夜。俺は赤兵士。戦法を教えていく。
梨沙です。
「さあ、襲撃開始よ!」
蒼ちゃんが言う。
戦闘が始まった。
「特殊能力、魅了、発動!」
邪魔な兵士たちを切っていく。でも、命に支障はないところだと思う……たぶん。
まあ、死なれちゃ困るからって蒼ちゃん言ってたしね。
きっと、誰かの能力を使おうとしてるんじゃないかな。
縁だよ。
ステータスは策略者。だから襲撃の仕方を考えている。
ビーストマスターたちが使役した猛獣を地面にいる兵士への攻撃とすると、ドラゴンマスターが使役するドラゴンは、空中攻撃か。毬ちゃんが今内部の情勢とかを探ってきてくれてるから、そのすきをついて重役を脅しておいてもらうか。んで、ジュエリードラゴン軍隊はそれぞれを乗せて攻撃させる……と。そうすると乗るのは魔法使える奴だから、蒼ちゃんはぜったいだな。
……蒼です。
楽っのしいいいいいいいいいい!
よっしゃ、あれ使お。
「ミニメテオ・ストライク!ファイアーボール!ウォーターストライク!自動追尾・ファイア・アロー!サンダーボール!フォシス・ヴィンドウ!グリーンスド・ヴァイアス!……」
〈……もうやめたらどうなの?蒼。〉
「ほっとけほっとけ、ジュエル。そのうち戻るし演技だって。」
「あ?演技って言われんの地味に傷つくんですが。」
「……ごめん。」
「素直でよろしい。」
〈……。(怖いよ~)〉
「でもさ、光も疲れんじゃないの?ずっと魔術師発動してるでしょ?MPの消費大きすぎない?」
「大丈夫。それより蒼も戦闘参加しろよ。魔法全体攻撃繰り返してるだけじゃん。」
「は~い!んじゃあ行ってくるわ~。」
〈あ、飛び降りてっちゃった。〉
「心配する必要はないと思う。」
「メテオ・アロー連射!ファイア・ドラゴンティスア!ブレスト・ウィドウ!……」
「同じことやってるわ、蒼。蒼のほうが絶対俺よりもMP消費大きい。」
(無視して)よし、兵士はほとんどが負傷してるわね。
「4人、行くよ!」
「了解!広範囲ヒーリング!」
「(こっそり)さ、みんな、暴れていいよ。私が止めに行ったら止まってね。」
「(こっそり)ナイトたち、暴れてくれよ。止めに行くからな。」
「ミニメテオ・ストライク!」

「うわああああ!ど、ドラゴンが襲ってきたぞ!」
「助けてくれぇ!ま、魔獣の群れだ!」
「ミニメテオ・ストライクだぞ!」
「なによ、これ!怪我してる人たち、治ってってるんだけどぉ?!」
「さ、皆、行って。」

「ストップ!落ち着いて!止まって!」
「とまれぇぇぇ!」
「皆を直したのは俺だ!神の使い、勇者の仲間である!」
「私は魔法使い蒼。ミニメテオ・ストライクを発動させてしまってね。被害はないかい?」

「ドラゴンストップとジュエリーウルフストップだと!」
「神の使い?勇者様がついに現れたのね!」
「なんて恐ろしい力を持つ魔法使いだ……。」

「私たちはこの国を作り直すために来た。まず条約を読み上げよう。
1 他種族を迫害しないこと。奴隷としても扱わないこと。
2 奴隷化された他種族達は今すぐ開放すること。
3 勇者やその仲間たちを政治や外交のことにうまく利用しないこと。
以上だ。この条約を守らなかった場合は、この街は壊滅すると考えておくとよいだろう。
どうだ?これに乗るか?それとも降りるか?」

「乗ります!」
「乗りますよ!」
「勇者様たちのご意向の通りに!」
「勇者様!この世界を救ってください!」

「わ~いわ~い!」
「信頼系魔法は使えるね。」
「国造りのいい拠点になりそうね。」
まあ、無事、いい国になったな~。(これも強制的に)
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