今度は楽な手を使いたいな。(疲れた)

文字数 1,045文字

えー、先ほど南原光と中槍夜と合流しました。
「あ、緑さあ、この猛獣を『猛獣使役』で使ってんの?」
「そうだけど。」
「やっべ、カッコいい。めちゃくちゃ羽の手触りいいじゃん。」
ワイワイワイ(まだ4人だけど)

ピコン
【仲間を感知しました。画面に表示します。】
どれどれ。
『名前 岩滝莉紗
ステータス 青騎士
特殊能力 魅了
レベル 1
特別効果 威圧』

『名前 渡鳥毬
ステータス 白の忍び
特殊能力 なりすまし
レベル 1
特別効果 ふらり』
……?
いるところも確認すると。
『聖樹の森
3つのエリアに分けられる。
1つ目のエリア 妖精の村
フェアリーとエルフが共存する村。
2つ目のエリア ゴブリンの大樹
ゴブリンの住処である大木がならぶ。
3つ目のエリア ウッド・ラビリンス・ダンジョン
モンスターは少ないが、木が迷路のように並ぶ。このダンジョンに迷い込んで戻ってきた者はいない。このダンジョンに入って戻ったものは、必ず中央に巣食うナイティングドラゴンを味方につけて戻る。ただいま渡鳥毬と岩滝莉紗が入っている。』
やべーじゃん。
「とりあえず、ゴブリンの大樹と妖精の村は誰かが担当する。1人ね。」
「じゃあ夜、頼んだ。」
「了解。じゃあ行ってくる。あ、地図が必要だと思うから、もらってくる。」
「で、私と蒼ちゃんと、光はウッド・ラビリンス・ダンジョンで梨沙ちゃんと毬ちゃんを探す。」
「ついでにナイティングドラゴン味方につけて来よ。」

「お待たせ。ここから一番近いエルフの村でもらってきたよ。」
「いくら?」
「無事に帰ってきてくれればそれでいいってさ。」
なんて優しい妖精さんたち……。

「よし、じゃダンジョンにレッツ・ゴー!」
おー。
くっら。緑ちゃんが光ゴケモンスターのステティアを使役してくれてよかったよ。
「ね、ここらへんさ、道みたいに木々が切り開かれてない?」

「『道みたい』ではなく、道だよ。」
え?まさか、毬ちゃん?
「やっほ、光、緑ちゃん、蒼ちゃん。」
「あれ、何でここにいんの?皆。」
かくかくしかじかで。
「あーあ、せっかくナイティングドラゴン味方につけてきたのに。」
まじ?
〈われはナイティングドラゴンこと、ナイト。聖なる力持ちし者に力を貸す。〉
「でも、ステータスがドラゴンマスターの瑠璃がいないからさ、探しに行こうと思って。」
あ、次は岬瑠璃と山橋縁か。

おまけ 妖精の村とゴブリンの大樹は森拠点になり、ウッド・ラビリンス・ダンジョンで雑魚モンスターを少し倒したため、この一行はレベルが2になりました。(夜も妖精の村に来た蛇モンスターを倒したそうです。)
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