幕間座談会 7

文字数 8,002文字



咲夜:……
優珠:何よ。今回は静かじゃない
蒼依:これはこれでうるさくなくて良いんじゃないかな
実祝:(つつみ)さんが辛辣
朱寿:……
雪野:こっちの年増はどや顔ですね
彩風:年増って……冬ちゃんその内やられるよ?
咲夜:すっげぇぇ!
全員:――?!?!
優希:どうしたの突然大声出して
愛美:今回は優希君の隣は私ね
御国:お兄さんと岡本先輩のカップル……優珠ちゃんには気の毒やけど、ええ組み合わせやなぁ
咲夜:だってさ? 前回の終わりの事を考えたら、こんな展開になるなんて思わなかったじゃ
   ん!
実祝:思わないって、別れるって事?
雪野:もちろんです! 空木先輩はワタシのお婿さんですから
倉本:……俺の大量リードが……
彩風:冬ちゃんも大概飛んでるからね
咲夜:そう! 本当ならここで会長が愛美さんの唇を奪って――奪って!
実祝:咲夜……鼻水出てる
咲夜:ああ……ありがとう実祝さん
蒼依:咲ちゃんはこっち来ないでね
慶久:じゃあ俺の横にどうぞ
朱寿:捨てる神あれば拾う神ありなんだよ。だからそこの少し頭の残念な愛さんのお友達は、
   弟クンと仲良くしてると良いんだよ
優希:でも、そうすると僕の事をお義兄さんと呼んでくれる愛美さんの弟は?
優珠:(……まだ先の話の事なのに、何をその気になってるのよ)
佳奈:相変わらず素直やないんやから
愛美:はい優希君。冷たいので良い?
優希:僕は冷たくても温かくても愛美さんが飲んだコップなら……
倉本:おい空木。何岡本さんとの間接的なアレを狙ってるんだよ
優希:いや。僕らはもう付き合ってるんだからこれくらいは普通だって
彩風:(普通?! あの愛先輩が間接キスは普通?!)
朱寿:……空木君。何を勘違いしてるのかな? 愛さんにした事はわたしは、許してないんだよ
倉本:やーいやーい。調子乗った罰だ罰だ!
雪野:もしかして一番初めに相談に乗ってもらう人選を間違えていたのかもしれません
彩風:人選って……清くんの頭の回転や諦めない強さは、ピカイチなんだから
倉本:だから俺は岡本さんを諦めない!
優珠:みんないつもいつもあの腹黒腹黒って……みんなの目、おかしいんじゃないの?
実祝:それは聞き捨てならない。愛美の可愛さと性格の良さは格別
中条:あーしの愛美先輩の悪口を言う奴は、あーしが許さん!
朱寿:みんな駄目に決まってるんだよ。愛さんを復活させたのはわたしなんだよ
蒼依:お言葉ですが。蒼依も初めから相談に乗っていれば、愛ちゃんを元気にする事は出来ます
   から
咲夜:――?!
愛美:蒼ちゃん?
朱寿:あなたは分かってないんだよ。今回の愛さんは相談に乗るんじゃ駄目なんだよ
佳奈:剣呑な雰囲気やけど、大丈夫なん?
倉本:大丈夫だ! 我らがお姉さんに万一の負けは無い!
優珠:ちょっと発情オス。何わたしたちの会話の邪魔してんのよ
朱寿:大体、ちょっとやそっとの優しさで愛さんを元気に出来るわけが無かったんだよ。そこは
   愛さんの一番の理解者であるわたしだから出来た事なんだよ
愛美:ちょっと朱先輩? 蒼ちゃんは私の親友なので仲良くしてくれると嬉しいんですけれど
咲夜:キタコレ! 愛美さん争奪戦! 同性バトルっ!
中条:同性同士……なんていい響き
彩風:えぇ……
実祝:あたしは愛美の何?
雪野:納得できません! ワタシの唇と胸を貰っておきながら岡本先輩となんて、許せません!
彩風:胸を貰うって……聞き方によっては猟奇的に聞こえるから冬ちゃん落ち着こう
愛美:……実祝さんは喧嘩仲間?
実祝:喧嘩仲間……仲間……
佳奈:あんま喋らへんけど、この先輩実はかわいいんと違う?
優珠:……こんな不愛想が可愛いの?
慶久:どう見てもこれ、人間関係ぐちゃぐちゃじゃねーか
蒼依:愛ちゃんの乙女力を分かっていませんね。愛ちゃんなら最終的には我慢出来なくて空木君
   に突撃してましたよ
愛美:突撃って……蒼ちゃんの中で私のイメージどうなってんの?
蒼依:どうもこうも、好きなら――
中条:当然好きな人一筋じゃないですか!
愛美:中条さん!
蒼依:……!
倉本:……俺も一途に愛されてみたい
彩風:(……なんでアタシの気持ちが全く伝わってないの?!)
朱寿:……愛さん? わたしが愛さんにした事は余計なお世話だった?
愛美:そんな事はありません。すごく嬉しかったですし、温かさも感じましたし、何より優し
   かったです
蒼依:あ・い・ち・ゃ・ん?
雪野:岡本先輩の親友が押されていますね
倉本:ここで防さんを押せば岡本さんの中で俺の株が! でもお姉さん相手にそれは!!
彩風:……
佳奈:なんかウチの学校のお偉いさんって、おもろいな
優珠:気を使わなくて良いのよ。ただの発情オスなだけなんだから
咲夜:すげぇ……もうどこかで何かが起こるレベルじゃ無くなってる。いつでも同時多発してる
優希:だから僕も大変なんだ。愛美さんはどこでも人気があるからすごく疲れるよ
中条:愛先輩と付き合えて疲れる? そう言う自分は雪野と何してたんです?
雪野:……
優珠:まあ、それに関してはわたしも思いっきり暴れたからもう大丈夫なはずよ
佳奈:暴れたってそれひょっとして、普段のストレス晴らしか、なんかちゃうの?
優希:……
実祝:二回目も駄目。愛美以外の女見てる。出直してくる
咲夜:愛美さんが皆に守られてる……あたしも守ってもらいたい
愛美:咲夜さんは私が守るのだけじゃ物足りない?
蒼依:――……
倉本:じゃあ俺も岡本さんと一緒にそっちの人を守ろう!
愛美:倉本君は、私以外に守る人いるよね
優希:(……ふふん)
中条:副会長のどや顔


蒼依:愛ちゃん? 今後この話――
咲夜:――ここからの展望ですが! 誰が愛美さんの唇をゲットするのかぁ!!
男子:俺(僕)だ!
女子:――?!
実祝:咲夜。さすがに今のタイミングはマズイ
咲夜:え? マズイって? ヒ?!
蒼依:ちょっと咲ちゃん? もうどっか行っててくれるかな
愛美:蒼ちゃん。そこまで邪険にしなくても
雪野:このあざとさが本当に嫌ですね
彩風:あざとさで言ったら冬ちゃんの方がよっぽどだから
倉本:空木は一回浮気してんだから、岡本さんは諦めろって作中で何回も言ってるだろ
優希:倉本も、愛美さんは相手にしてないんだから諦めろって言ってるだろ
優珠:何をしょうもないゆい争いをしてるのよ
咲夜:(会長)→(愛美さん)←(副会長)すげぇ! 昼ドラみたいな三角関係
朱寿:そこのお馬鹿さん。三角関係なんて最低なんだよ。大体三角関係なんて、男性がハッキリ
   しないから起こるだけの関係なんだよ
男性:……
彩風:それでもアタシは清くんの側にずっといるから
倉本:霧華?
中条:……これを劇中でやったら、この二人うまく行くんじゃない?
実祝:正解。これで愛美の周りの人間関係が一つ整理される
慶久:蒼依さん! 俺はずっと蒼依さんだけを見てますから! だから俺を選んでくれたら
   三角関係なんて発生しません!
優珠:……いつもあの腹黒が寝た後、夜中にコソコソ何でテレビを付けてるのよ
佳奈:優珠ちゃん……どうせ違う学校なんやし、弟さんの事はええやん。
愛美:慶? あんたまさか夜中にテレビ見ているから朝起きるのしんどいんじゃないの?
咲夜:(すげぇ! 愛美さんあれマジ顔で言ってるよ)
蒼依:……咲ちゃん? 愛ちゃんに変な事吹き込んだら、準主人公として追い出すからね
朱寿:準主人公なんて聞き捨てならないんだよ。大体親友・準主人公だって言っておきながら
   一人称視点が無いんだよ。一人称視点のあるわたしと愛さんだけが主人公に選ばれたんだ
   よ
中条:なんかわかりませんけど、男がいないバトルならあーしは安心して見れる
彩風:どんだけ男嫌いなの?!
優希:倉本は何を頭を抱えてるんだ?
倉本:いやな? どっちについた方が岡本さんの印象アップにつながるのか分からなくてな
慶久:ちょっとそこの金髪ギャル。余計な事言うなって
優珠:金髪ギャル? それわたしの事ゆってるの? それにどこ見るのよ
佳奈:優珠ちゃん。相手は岡本先輩の弟さんなんやろ? 将来仲ようせなあかんのと違うんか?
愛美:ちょっと慶! 聞いてんの? 夜中に何をコソコソしているの? 場合によったらお母さ
   んに言うよ?
慶久:?!?! ちょっと待ってくれ! 最近朝はちゃんと起きてるじゃねーか! そんな事
   までイチイチあのババァに言うなよ!
咲夜:これ、愛美さんが弟クンの夜中の用事を知ったらどう反応するのか……興味がある!
蒼依:咲ちゃん。そろそろ外出よっか
咲夜:みんな興味津々で聞いてるのに、なんであたしだけ?!
倉本:おい空木。お前愛美さんと恋仲になって、本当に大丈夫なのか?
優希:妹の優珠もやり過ごしてるから大丈夫だ……と思う
優珠:お兄ちゃん? なにコソコソそこの変態と話してるの?
彩風:清くんの事変態って……それはアタシが許しません!
優珠:はぁ? 何でちんちくりんにそんな事ゆわれないといけないのよ
彩風:ち、ちんちくりん……
佳奈:ちょっと優珠ちゃん。そんな言い方しとったらまた友達でけへんで!
実祝:この妹危ない。愛美、こっちくる
愛美:はいはい。じゃあ実祝さんの隣にお邪魔するね
蒼依:……(そろそろ我慢の限界かも)
優珠:で? 何の話をしてるのよ
優希:いや男同士の話だから、優珠は聞かなくて良いって
倉本:兄妹も大変なんだな
雪野:ワタシ相手ならいつでも良いので、そんなに気を使わなくて済みますよ?
彩風:ちょっと冬ちゃん?! 今はややこしくなる話は辞めとこ?
中条:こんな不潔な男共らに、愛先輩は任せておけない!
愛美:え? 不潔? 慶? 何してんの?
慶久:――?!
蒼依:先に理っちゃんが退場かな? 愛ちゃん? 女子会に男子を()れないのと同じように、
   男子の会話に女の子は(はい)れないんだよ
男子:(ナイス! 防(蒼依)さん)
愛美:分かったよ。蒼ちゃんがそう言うならこれ以上は聞かないけれど、もし目に余るような
   ら、お姉ちゃんがちゃんと調べた上で、お母さんに言いつけるからね
朱寿:(この親友……邪魔すぎるんだよ!)
実祝:なんかこのお姉さんが怖い
倉本:だがそれが良い!!
女子:……


中条:そう言えば、前回の幕間で言ってた資格って、何ですか?
朱寿:それは守秘義務があるから言えないんだよ。個別に内緒なら教えられるんだよ
蒼依:そうやって秘密を少しずつ小出しにして、愛ちゃんを篭絡したんですね
愛美:蒼ちゃん? 朱先輩はそんな人じゃないよ? 蒼ちゃんも知ったら絶対気に入ってくれる
   よ?
優珠:……
佳奈:何を警戒してるん? あのお姉さんは岡本先ぱ―― ああそう言う事か。ホンマに難儀
   やなぁ
中条:この女同士のバトルのストレスフリーさ。これだから男は要らない
彩風:それは言い過ぎだって。男の人の中にも清くんみたいなちゃんとした出来る人もいるって
実祝:あたしが(はい)れないのが納得いかない
咲夜:あたしなんて下手に喋ると、追い出されそうなんですが
優希:まあ僕も綺麗なお姉さんには感謝してるから、蒼依さんには悪いけど、矛を収めて欲しい
   かな
優珠:――(お兄ちゃんまで感謝してるって?!)――
佳奈:これはまた拗れそうやなぁ
倉本:俺は防さんに言われた通り、ちゃんと岡本さんには飾らずにまっすぐに言ってるからな
愛美:ごめんね倉本君。それでも、もう私には相手がいるから倉本君の気持ちには応えられない
   の
朱寿:これでスイッチは変わったから、会長さんが愛さんに迫る事は無いんだよ
愛美:ありがとうございます! 朱先輩
蒼依:ちょっと愛ちゃん! 蒼依には何の相談も無しで、どうしてそこの秘密を作らせない人に
   ばっかり言っちゃうの?
咲夜:あ。蒼依さんがキレた
朱寿:そんな無理矢理言わせようとしたら、愛さんだって喋りたくなくなるんだよ
中条:ああ……女同士ならどうしてこうもストレスを感じないんだろう
彩風:今気が付いたけど、実は中条さんもおかしいかもしれない
蒼依:無理やりって言いますけど、秘密を作らせない時点で無理矢理ですよね
実祝:防さん頑張る。どこの馬の骨とも分からない女に、愛美は任せられない
朱寿:秘密を作らせないのと無理やり喋らせるのは全然違うんだよ
優珠:(何ゆってるのよ。どっちも駄目に決まってるじゃない。わたしみたいに愛美先輩と正面
   から取り繕わずにぶつかるのが一番に決まってるのよ)
佳奈:こう言うのも三角って言うんかいな……いや四角になるんかな?
慶久:ねーちゃん争奪戦ってこんななるのか? しかも女同士だろ? 意味わかんねぇ
咲夜:愛美さんは男女ともに人気があるから。どうしてもね
蒼依:蒼依なら愛ちゃんに喋らせなくても、中学一年の時からの付き合いなので分かります
実祝:愛美と防さん。付き合い長い。まるで幼馴染
彩風:その発言は頂けません。幼馴染の定義は幼少の時からの継続した付き合いの事を言うん
   です。だからアタシと清くんの付き合いだけが幼馴染なんです
優希:本当なのか?
倉本:どれの事かは分からんが、幼馴染の定義なら俺は知らんぞ? 幼少の頃からの付き合い
   なら本当だが
雪野:(いつまで待ってもワタシの入る隙間が無いんですけど、早く次の話題になってくれない
   かなぁ)

巻本:だから俺が大人の包容力で、岡本をしっかりとサポートしてやるぞ!
全員:先生?!?!
朱寿:ちょっと先生?! なんでこんなところに出て来てるんだよ
蒼依:愛ちゃん? 先生の包容力ってどういう事?
優希:……愛美さん?
優珠:……おいロリコン! 早くどっか行けって
咲夜:また人が増えて、またややこしくなりそうな気配が!
実祝:でも咲夜は嬉しそう
愛美:……ちょっと先生。先生が包容力って言うんなら、私は口出ししませんからこの場を
   しっかりと静めて下さいね。
巻本:もちろんだ。そもそもお前ら岡本を養うだけの経済力はあるのか?
中条:次は金を鼻にかけた男か……駄目。はい次!
咲夜:すげぇ! お金いらないって言う女子も始めて見た
雪野:先生。良いじゃないですか。どこの何の先生かは全く知りませんが、岡本さんを貰って
   下さいね
倉本:……お言葉ですが先生、俺ん家なら確実に先生より稼ぎも老後も安定ですよ?
優希:僕の目標と今の実力、先生なら知ってますよね
慶久:俺のねーちゃん。金の話なんて全然しないぞ? そんな事よりもねーちゃんの友達を大切
   にしないと、問答無用で足切りだからな
優珠:何? 金さえあれば何でも許されると思ってるの? だから教師はクズだってゆわれる
   のよ
愛美:いやいや。みんなそこまでは言い過ぎだって。ちょっと不器用な所もあるけれど、先生も
   先生なりに考えてくれているって
巻本:……
中条:年下のそれも女生徒に守られる先生……だっさ
彩風:ちょっと中条さん容赦なさすぎ
咲夜:そしてボコボコに言われるだけだった先生であった
巻本:月森……次のテスト。今から補習確定な
実祝:先生。いくら愛美が先生の物にならないからってそれは横暴
佳奈:すごいな。自然に先生にダメージ入れてるやん
優珠:それでも足りないくらいよ。何ロリコンが格好つけてるのよ
朱寿:先生はいい気味なんだよ
愛美:先生? 先生がちゃんと頑張っているのは知っていますから……ねっ
巻本:岡本……
女性:(また? またこのパターン?)
雪野:良いじゃないですか。岡本先輩と雰囲気もよさそうですし
佳奈:優珠ちゃん。さすがに気持ちは分かるけど早まったらあかんで
優珠:良いのよ。こんなメスブタなんていなくても良いのよ
蒼依:先生。邪魔なのでどっか行ってください。でないと愛ちゃんの隣に座れないんですけど
巻本:いや防? 作中と印象が違うんだが?
蒼依:なんですか? さっきから蒼依、すごく我慢してるんですけど、教頭先生に言いましょう
   か?
巻本:――?!
愛美:蒼ちゃん?
咲夜:愛美さんと蒼依さんが喧嘩したらすごい事になりそう
実祝:あたしは……あたしは……愛美の味方をする!
咲夜:あ! ずるい! あたしだって愛美さんの味方するって!!
佳奈:今回も参加せんでええんか?
優珠:あんな見え見えな態度でしか示せないって、頭緩いんじゃないの?
優希:(全く優珠は……)愛美さん。もう一回僕の隣に来てくれると嬉しい
愛美:分かったよ。じゃあ今からそっちに行くねっ
倉本:ちょ?! 空木お前裏切りやがったな?!
慶久:先生はねーちゃんの何なんですか?
巻本:ん? 俺か? 俺は岡本の担任兼恋人候補だぞ?
彩風:恋人?!?!
中条:このロリコン教師めが
巻本:お前らな! そんな事言うけど俺はまだ20代だぞ?! そんなおっさんでも無いわ!
雪野:それでもロリコンは否定しないんですね
朱寿:そんな先生なんて、生ごみの中に捨てて蓋をすればいいんだよ
蒼依:先生のせいで愛ちゃんどっか行っちゃったじゃないですか
優珠:……ちょっと先生。どうゆうつもり? 教師風情の稼ぎでなんで愛美先輩とお兄ちゃんの
   間に入ろうとするの?
咲夜:……副会長の妹さんのブローがきつすぎる
佳奈:って言うか優珠ちゃん。その言い方は先生してる人に失礼やからあかんで!
慶久:分かんねぇ。ねーちゃんのどこが良いのか分かんねぇ
実祝:この弟が生意気


朱寿:それじゃあ今回もぼちぼち終わりなんだよ
優珠:その前に、あの資格云々の話はどうするのよ
愛美:その件についてもまた作者から連絡来てるよ読み上げるね「今回の資格に関しては守秘
   義務があるので、どうしても気になった方だけに個別に教えます。ただし本当に守秘義務
   なので、一見さんには申し訳ないけどお教えできません」だそうだよ
実祝:だったら初めから言うな
咲夜:それでも駄々こねたら教えてくれたり?
蒼依:無いよ
優珠:……まあ、何となく当たりは付くけど、わたしからは控えるわよ
佳奈:優珠ちゃん分かるん?
朱寿:(この子何でこんなに賢いの?)
優希:それじゃあそろそろ今後の展望とまとめかな?
彩風:そうですね
雪野:この後はしばらくワタシに焦点が当たるんですよね……この役ワタシ嫌なんですけど
倉本:そう言うな。その代わり結構雪野の出番増えるぞ?
雪野:それでワタシは副会長を貰えるんですか?
愛美:貰えるって……優希君は物じゃないよ
優希:愛美さん……
彩風:そ……それでですね、愛先輩も何とか復活できたので今後は愛先輩と副会長の関係の開示
   もするんですよね
実祝:する。でもあたしはまだ愛美の彼氏として認めてない
咲夜:あたしは、愛美さんをめぐる唇争奪戦が気になる!
男性:愛美さんの唇?!?!
優珠:お兄ちゃん……節操無しなハレンチは認めないわよ。
巻本:(俺にもひょっとしたチャンスが!)
佳奈:みんな大変そうやなぁ……でもみんな受験は大丈夫なん?
三年:……
雪野:ワタシは二年なので、一番心配ないですね。なんせ空木先輩から頭は良いって言われて
   ますし
彩風:(……頭

。なんだよね)

咲夜:ま。まあこの後は学校側と統括会側に話はシフトします
実祝:咲夜抜けてる。それに生徒側の三つ巴になりつつある
朱寿:その度にわたしが全力で解決するんだよ
慶久:もうこのオンナがいたらねーちゃん無敵なんじゃね?
中条:その中でもさらに起こるトラブルとちょっとした暴走
佳奈:それも合わせて大忙しと、大混迷
巻本:次からは俺も先生として、岡本らに協力もする
優珠:その中で、腹黒に振り回される事も多い上に
彩風:アタシたち統括会内部でも色々ありますが
雪野:優しさと思惑の中でみんなのかけ引きもありながら
倉本:学校側とも、生徒側とも何とか統括会本分を
優希:全うするので、この後もややこしい展開がありますが
蒼依:細かい三心理の表現もしながら、蒼依たちも動き回りますので
愛美:これからもお付き合い頂ければと思いますっ!

男子:なんだかんだ言っても
女子:この登場人物
全員:みんな仲良いんだよね




ナオ:……もうしばらくは無しかな?
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