放課後、屋上の君
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文字数 162文字
次の瞬間、私の体はぐいっと引き上げられ、
その人物に抱き寄せられた。
柚花……
よかった……
やっと……やっと助けられた……
助けてくれたのは……屋上の彼だった。
呆然とする私。
私の体は夢の中の出来事とは違い、
無事、屋上へと戻されたようだ。
ほんとうに……
屋上の彼の安堵の声。
私の心臓は、まだドクドクと激しい音を鳴らしていた。
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