第7話
文字数 540文字
その日の帰り道。
この子はお隣の子供、望月翔太(もちづき しょうた)くん。
9歳の男の子。
素直で明るい、とってもかわいい子なんだ。
翔太君の両親は、遅くまで働いていて、夜は一人で食べることが多いって聞いてから、
たまに時間が合う時に、うちに呼んで、一緒にご飯を食べるようになったんだ。
私の家も、両親の帰りは遅いから……。
はふはふとご飯を食べる翔太君。
いつもこんな感じでおいしそうに食べてくれるから、作り甲斐があるんだ。