放課後、屋上の君
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文字数 251文字
ぼんやりとしている私の手をひき
鍵の開いている扉まで、彼は送ってくれた。
そして何がなんだか分からず混乱していた私の頭を、
彼は優しく撫でてくれた。
……柚花って、呼んだ。
私、名前、教えてない……
う、うーん……
どこから説明したらいいかな……
えっとさ、俺……
ずっとタイムワープを繰り返してたんだ。
この日、この時間の前後に……。
それはきっとお前を助けるため……
え……
……?
あなたは……一体、誰……?
俺、望月翔太だよ。
隣に住んでる
え!?
翔太君!??
うん……
今、16歳なんだ。
つまり……未来から、きた
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