第15話

文字数 251文字

ぼんやりとしている私の手をひき


鍵の開いている扉まで、彼は送ってくれた。


そして何がなんだか分からず混乱していた私の頭を、


彼は優しく撫でてくれた。


……柚花って、呼んだ。



私、名前、教えてない……

う、うーん……


どこから説明したらいいかな……

……

えっとさ、俺……



ずっとタイムワープを繰り返してたんだ。



この日、この時間の前後に……。



それはきっとお前を助けるため……

え……


……?



あなたは……一体、誰……?

俺、望月翔太だよ。



隣に住んでる

え!?


翔太君!??

うん……


今、16歳なんだ。



つまり……未来から、きた

え、えーっ……
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登場人物紹介

ゆずか

屋上の彼

みつき

しょうた

女子生徒

誰かの影

ゆずか

ゆずか

ゆずか

屋上の彼

屋上の彼

屋上の彼

屋上の彼

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