第11話 2021.1.11 ビールと餃子と唐揚げは正義

文字数 1,363文字

頭痛で起きる。
二日酔いはないがとにかく後頭部がズキンズキンと定期的に痛む。
起きて痛み止めを飲み、まだ寝ている夫の隣に滑り込んでゴロゴロしながらゲームをする。
頭が痛くて謎解きができないので頭を使わなくていいソリティアをひたすらやる。
飽きて起き上がりほっとレモンを飲みながらnoteを書く。
洗濯機を回す。
そろそろいい加減洗濯機を買わなくては。
店舗に直接行こうかと思ってるうちに緊急事態宣言が出てしまったのでもうこのままネットで買おうかな。

リビングで仕事する夫の隣でゴロゴロしているうちに寝てしまった。
夫がごそごそ動いている気配を感じて目を覚ますと夫が仕事部屋兼寝室に移動するというのでついて行き夫が仕事しているわきでベッドでしっかりめに寝る。
生理痛が少し痛くなってきてうめき声を出しながら痛みを流す。
夫がリビングに移動した後も動けずベッドで過ごす。
痛み止めも効いて寝たり起きたりしていたらいつの間にか夕方くらいになったようで夫が「何か食べたいものある?」と聞いてくれる。
そういえば今日はまだ何も食べていない。
「特にない」と答えた後で、昨日から餃子が食べたかったことを思い出して夫に「やっぱり王将の餃子が食べたい」とおねだりすると夫は駅前のお店まで買いに出かけてくれた。
もうすぐ餃子がくると思うと元気が出てくる。
ウキウキしながらまだベッドでゴロゴロしていると夫からメッセンジャー で「定休日」と悲しい知らせが届く。
前もこんなことあったな・・・と思いながら気を取り直して近所のスーパーの唐揚げと冷凍餃子でとお願いする。
冷凍餃子は味の素の生姜多めのやつがお気に入りだ。
夫が帰ってくるまでまたウキウキして待つ。
今かな今かなと思っているとなかなか帰ってこないように感じるものだというのを実感する。
時間を見るとかなり早く帰ってきてくれたのにとても長く感じた。

さっそく夫が買ってきた唐揚げを温めたり餃子を焼いてくれたのでダイニングに座ってビールを飲みながら出来上がるのを待つ。
熱々の茶色い美味しいものを頬張ってビールを飲んで、夫が甲斐甲斐しくお世話してくれて幸せだ。

相変わらず頭痛はするが、病院に行くのも今ははばかれるしめんどくさい。
ネットで調べてみると「同じ姿勢で居続ける」「ストレス」なんかが原因の頭痛で1週間くらいで治るというのが該当しそうな気がした。夫に言うとギュッと抱きしめてくれて「ストレス溜めてるの?」と優しくなでなでしてくれる。

お腹いっぱいになったのでリビングのソファでゴロゴロしながらゲームをする。
夫は相変わらず仕事をしている。
何やら数時間が無駄になったというようなことをぶつぶつ言いながらうめいている。
お疲れ様。
ウロウロする夫が何やら口元に食べ物を近づけてくれたので反射的に食べる。
見ないで食べたので謎の物体に驚いたが、スーパーで買ってきた苺クリーム大福だった。
美味しい。

テレビ画面でサクナヒメをやっていたら夫に「飽きたから変えて」と言われてゲームをモバイルにしてテレビは工藤新一の実写ドラマに切り替える。
一日中寝ていた私は缶チューハイを開けまだまだ眠くないが夫は途中から寝てしまった。
部屋を暗くされる。
真っ暗な部屋でゲームをやるのは好きではないので仕方なく4時頃寝室に移動し、しばらくスマホをいじって明け方頃に眠りにつく。
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