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文字数 224文字



絶望は音を潜めて
自由と思想を少しずつ
黒く染めてゆく
身を委ねれば
静かに蝕み僕の
心の奥で眠り込む
見えているものが歪み
聞こえているものに
ノイズが混ざり出し
体の自由さえも奪いゆく
振り絞っても
溢れるのは罪悪感の涙だけ
息を吸うのも吐くのも
痛みに変わる
光も届かない
部屋の片隅で
気付かれる事もなく
腐り果てるだけ
終わってもなお
迷惑だけをかけ続ける
それでいいのかい
綺麗な最後なんて
どこにもないんだ
君はいる
必要だからいる
心の扉が重いなら
とりあえず目の前の
その窓を開けよう


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