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文字数 257文字



あなたは優しいから
私が一人で立てるまで
居場所をずっと守ってくれた
わたしは甘えて
ずっとそばにいて
何もできないことに
一人でもがいていた
隣にいることが
必ず正しいことじゃなくて
何も言わない方が
全てにおいて間違いでもなくて
新しいことをするのが怖くて
昔ながらをするのは
気恥ずかしくて
結局決められなくて
動けずに終わる毎日
朝がくればまたもどかしい
夜になればやる気が顔を出す
自分に流されての正解は
あと何年経ったら
正しいのか誤りなのか
答えが見つかるのだろう
あなたがくれた居場所もいつか
旅立てる日が来るまで
今日はおやすみ
また明日考えよう
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