No.4

[ホラー]

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これは現実(リアル)か、それとも虚構(フェイク)か──。

2014年、夏。
あるモキュメンタリーホラーDVD製作会社に投稿された、ふたつの映像。
投稿者が異なるそれらの映像には全く同じ人物と、全く同じ奇妙な現象が記録されていた。
スタッフは撮影者に取材を行うが……。

六年前に地下アイドルグループを襲い、今、再び動き出す「呪い」。
関係者だけではなく、スタッフたちからも「失われた記憶」。
複雑にからみ合う人間模様。
彼らは無事、「呪い」を解くことが出来るのか……?

※アイコンは鯛夢様(@thyme_harp)に描いて頂きました。
 無断使用は発見次第対処させて頂きます。

※もくじに黒塗りの項目があるのは、ストーリー上の演出です。

登場人物

鈴木須間男(32)


小さな映像製作会社に勤務。

弱腰で流され体質。溜め込むタイプ。

心霊映像の制作と、その仕事を始めるきっかけを作った千美に、かなりの苦手意識を持っている。

よくオタク系に勘違いされる風貌だが、動物以外のことは聞きかじった程度の知識しかない。

鶴間千美(34)


須間男の同僚。

須間男よりもあとに入社してきたが、業界でのキャリアは彼よりも長く、社長とは旧知の間柄。

服装は地味でシンプル、メイクもしていない。かなりのヘビースモーカー。

感情の起伏がほとんどない、ように見えるが……。

社長(年齢不詳)


須間男たちが勤める映像製作会社の社長。

ツンツンの金髪、青いアロハに短パン、サンダル履きと、「社長」という肩書きからはほど遠い見た目。

口を開けばつまらないダジャレや、やる気のなさダダ漏れの愚痴がこぼれる。

本名で呼ばれることが苦手なようなのだが……。

麻美奏音(24)


地下アイドル「ピクルス」の元メンバーで、メンバー唯一の生存者。

六年前の事件以降、人前に出ることはなかったが、今回の騒動で注目を集めてしまう。

肝心の「呪い」については、まったく覚えていないようなのだが……。

寄藤勇夫(42)


有名アイドルグループ「@LINK(アットリンク)」の厄介系トップオタ。

須間男たちの会社に送られてきたふたつの映像に映り込んでいた人物。

@LINKの所属事務所から出禁を喰らってから、消息が途絶えている。

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小説情報

No.4

寺川 智人  senbei_neko

執筆状況
完結
エピソード
12話
種類
一般小説
ジャンル
ホラー
タグ
ホラー, モキュメンタリー, ミステリ, アイドル, 心霊, 現代, おわかり系, サブカル, 【リデビュー小説賞】
総文字数
139,956文字
公開日
2019年01月18日 20:38
最終更新日
2019年01月19日 12:53
ファンレター数
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