スタッフルーム(2)

文字数 7,282文字

「これは……酷いね」
 社長がぽつりとつぶやく。
 社長と須間男は画面上で再生されている動画を見て、かなり引いていた。
『えーと、もう一度言ってくれる?』
 甲高いこの声は、久千木が撮影した動画にも入っていた、イサッチの取り巻きの声だ。
『わ、私たち、“ののん愛好会”は解散し、二度と@LINK関連イベントには参加しません』
 動画に映し出されている三人の男性のうちひとりが、震える声で宣言する。
 三人は全裸で、ずっと土下座をし続けているため、顔は見えない。
『先に喧嘩を売ってきたのはお前らだからな。そこんところ勘違いするなよ』
 野太い声はイサッチ本人の声だ。
 イサッチと取り巻きは動画に映ってはいない。映らないようにしているのだろう。
『お前ら、最後に言うことあるんじゃねーの?』
 取り巻きがはやし立てる。
『す、すいませんでした、イ』
 土下座の姿勢で並ぶ三人のうち、中央の男が言いかけたところで、その頭が大きな靴に踏みつけられた。ぱっと見、普通のスニーカーにしか見えないが、その靴底は厚く、男の頭を踏んだ時に鈍い音を立てていた。恐らく安全靴だ。
 動画はそこで終わっていた。
 動画サイトの画面には関連動画が並んでいるが、社長も須間男も、そんなものを見る気にはなれなかった。
「あれ、たぶん顔面をコンクリにしたたか打ち付けてるよ。鼻か歯、いってるんじゃないかな。えげつないなあ」
「オフ会での話はハッタリではなかったということですか……」
 千美がマウスを操作すると、ブラウザは動画サイトの画面から別の画面に切り替わった。
「……なんだこれ?」
「ホームページ、でしょうか……」
 画面に映し出されたのは、テキストと申し訳程度の画像で構成されたホームページだった。背景は白。ページ名と思われる最初の一行は標準のゴシック体を斜体指定した上で五倍近くに拡大されている。
 大きく赤いその題名は『イサッチのアイドル観測所』。
「九十年代のセンスだな、これ。たぶんISDNが導入される前くらいの標準的なデザインだよ」
「ISDN?」
「今は光通信が主流だろ? その二つ前の通信仕様のこと。最近、廃止になるってニュースでやってたろ?」
「ああ、なんとなく見覚えが」
「ISDNと一緒にインターネットが普及してから、個人でホームページを立ち上げる人が増えたのが九十年代末期。その頃には画像も普通に表示できる通信速度にはなってたのに、ここまでスッカスカなホームページを作る人っていうのは、HTMLにあまり詳しくないか、自分のネット環境がまだ遅かったかのどちらかだろうね」
「自分でHTMLですか。今はブログが主流なのに」
 HTMLというのはホームページを作成するときに用いる言語だ。ブログが主流となっている現在でも使われてはいるが、知らなくてもブログのデザインは選択できるし、記事入力時にボタンひとつで装飾が容易に出来るようになっている。
「しかもこのホームページ、かなり古参の無料レンタルサービスだ。更新作業もHTMLで書き換えて、自分でアップロードするタイプだよ。よく続けてられるな、こんな面倒くさいの」
 社長が面白がって話しているうちに、マウスカーソルが「自己紹介」と書かれた場所へ移動していく。
「え? 見ちゃうの? 自己紹介見ちゃうの?」
 変にテンションが上がっていた社長だったが、クリック音と共に画面が切り替わると、真顔に戻り静かになった。
 確かに画面上には、イサッチの自己紹介が書かれていた。しかしその内容は常軌を逸していた。
 赤い大文字で「自己紹介」と書かれたその下に、本人の顔写真がでかでかと表示されていた。その下には本名・住所・電話番号・メールアドレスが続く。
 寄藤(きとう)勇夫(いさお)。それがイサッチの本名だった。
「これ全部、本当の情報か?」
 ホームページの時代から、ページ上に個人情報を載せるのは危ないと言われていた。敷居の低いSNSが主流の現代では、本名などの個人情報をついうっかり書いてしまう人もいるが、インターネット黎明期から続けているであろうこのページで、うっかりということはないはずである。
 その証拠が、プロフィールの後に書かれていた。
『喧嘩上等! トップオタの本気見せてやんよwwwwwwww』
「マジかよ……」
「草生やしてるってことは、ごく最近の更新ですね」
「草?」
「ええ。文章の後ろに『w』をいっぱいつける表現です。本人が面白がっている場合や、挑発行為なんかによく使いますね」
「へー、俺らの時代は『(藁(オ(プ』とか『(苦笑)』だったけど、時代が変わると言葉も変わるねぇ」
「ええ……」
 社長の言葉に須間男は同意した。社長の言っている『かっこくしょう』は今もよく見かけるから知っているが、『わらおぷ』という言葉がどういう意味なのかさっぱりわからなかった。いずれも今は黄色い顔文字アイコンに取って代わられた死語である。知っているのか知らないのか、それとも相変わらずの無関心なのか、千美は会話に入ってこなかった。
「その文字、リンクになってませんか?」
 須間男が指摘すると同時に、カーソルが文字の上へと動く。
 クリック音と共に画面が切り替わると、映し出されたのは先ほどの土下座映像だった。
「チミちゃん戻して戻して! この動画はもうお腹いっぱいだって!」
 社長が慌ててお願いすると、画面は元に戻った。
『喧嘩上等!』の文字の下にはずらりと歴代推しアイドルのグループと推しメンの名前が並んでいた。
「スマちゃん、ここに出てるグループと名前、わかる?」
「わかるものもありますが、ほとんどわかりません。地下アイドルとかですかね……」
「俺が学生だった頃のアイドルの名前もあるぞ。こいつ、守備範囲無茶苦茶だな」
 その全てのアイドル名とグループ名には、リンクを指し示すアンダーラインが敷かれていた。
「ご丁寧に、全部にリンクが張ってありますね」
「うわ……嫌な予感しかしない」
「@LINK以前のものは、ほとんどリンクが切れていました。残っているのも大手プロダクションか、最近売り出しているグループのものだけです」
 千美の注釈を聞いて、社長はほっと胸をなで下ろす。
「アイドルって鮮度が命なんだな」
 アイドルよりも旬の短い、フェイクドキュメンタリーを出し続けている会社の社長が言う台詞ではない。しかし、感傷に浸る気持ちは須間男も同じだった。
 今こうしている瞬間にも新しいグループが産まれ、限界を迎えたグループは消えていく。恐らく、その差はほんのわずかだろう。しかし、わずかな差が彼女たちの運命を決定づける。本人たちの意志とは無関係に。
 呆れを通り越して戦慄すら覚える量の推しリストの中から、千美はひとつのリンクを選び、マウスをクリックした。
 画面が切り替わると、よくあるアイドルブログの画面が現れた。
「『麻美(あさみ)奏音(かのん)のカノンマイハウス』ねえ……。なごむくらいベタだ」
「フツーですね。プロフィールを見ると個人活動のようですが、イサッチのページではグループ名も表示されていましたよね?」
「グループが解散しちゃったんだろ。プロフィールに載せていないところを見ると、本人は黒歴史にしたいらしい。一九九〇年生まれ……平成生まれかー」
「それにしては、プロフィールの写真、若くないですか?」
「更新が二〇一〇年に止まっています。画像はその頃の彼女の宣材写真だと思います。恐らく十九歳くらいのものかと」
 千美が補足説明をする。先ほどのリンク切れの件といい、彼女は一通りチェックし、気になる箇所をピックアップ済みなのだろう。
「記事もほとんどないですね。はじめてすぐ放置した感じで」
「コメント機能が使えなくなってるな。中傷でもあったか?」
 ブログ・ツイッターの普及により、インターネットに対する敷居は大幅に低くなった。それはネット人口の増大によるメリットとデメリットを産んだ。メリットは有名人や様々な人の生の声に触れる機会が増えたこと、デメリットはその生の声に対して容赦ないバッシングが行われること。特に後者は「ネット炎上」という新たな社会現象として問題視されている。
 炎上まで行かなくても、誹謗中傷はあちこちで行われている。耐性のない人は反論して泥沼化するか、ネットから距離を置く。この麻美奏音というアイドルもまた、距離を置いたうちのひとりなのかもしれない。
 などと須間男が考えていると、画面に奏音の宣材写真のアップが映し出された。
 やや斜め上から撮影された写真の横に、次は動画編集アプリのウィンドウが現れた。
 動画には貸しスタジオの中埜老人と須間男が映っていた。しかし表に出た途端、カメラはふたりを追い抜いて猛ダッシュを始めた。カメラはひたすら、前方を走る白い服の女を映しているが、手ぶれ補正もきかないほどひどくブレていて、辛うじて全体像がわかる程度だ。
 女が角を曲がり、カメラもその後に続く。そこからは早送りになり、女とカメラとの距離が明らかに開いていくのがわかった。そして女は再び角を曲がった。その瞬間、映像が止められた。距離が離れていたせいか、追跡開始時よりも映像は鮮明なものになっていた。そして女の顔がクローズアップされていく。
「あっ」
「やっぱりそうか」
 驚く須間男と違い、社長はふふんと鼻を鳴らした。
 白い女は麻美奏音に間違いなかった。
「やっぱり、ってどういうことですか?」
「宣材写真と動画を意味なく並べないでしょ。この流れで麻美奏音じゃない別の誰かが出てきたら、そっちの方が驚くって」
 社長に呆れつつ説明されて、須間男は自分がただの視聴者視点で映像を見ていたことに気づいた。作る側としては、このくらいの展開は読んで当然なのかもしれない。視点の違いに情けなさすら覚えていた。
「でも悪くないな。本命がドーン! よりも面白いかもしれないし」
 社長がにひひと笑う。
「でも彼女、何であのスタジオのそばにいたんでしょう? で、何で逃げたのか……」
「さすがにそこまではわからないな。だけど無関係ってことはないよねえ。めちゃくちゃ怪しい。千美ちゃん、さっきのイサッチのページ出して」
 社長の指示にマウスのクリック音が答え、動画編集アプリのウィンドウが閉じられる。ブラウザは麻美奏音の宣材写真のアップから、再び寄藤の推しメン一覧に戻った。
「えっと……『ピクルス(麻美奏音たん)』って書いてあるな。何だよ『たん』ってキモいな。ピクルスってのがグループ名? ピクルスってあのピクルスだよな?」
「社長、知ってるんですか?」
「ハンバーガーの間に挟まってるアレだろ?」
 社長は得意げに答える。
「そういうボケはいいです」
 須間男はため息をついた。
「他のリンク先と同様に、ピクルスのリンク先も消えていました」
「千美ちゃんもスルーかよー」
 落胆する社長をよそに、千美は検索エンジンに「ピクルス」と入力し、リターンキーを押した。
「ほらみろ! やっぱりピクルスと言えばこれなんだよ!」
 社長が大はしゃぎしたとおり、画面には食材のピクルスに関する記事が並んだ。
 千美は入力フォームにカーソルを移動し、「ピクルス」の後ろに半角スペースを挟んで「麻美奏音」と追加した。そしてリターンキーを押す。
「ありゃ、検索結果がごっそり減ったな」
 ほとんどが麻美奏音の個人活動の記事で、CM出演やドラマの端役などについて触れられていた。中にはピクルス時代について触れているものもあったが、ピクルスがどういうグループなのかまではわからず、あくまでも「ピクルスにいた麻美奏音」に関する情報しかなかった。
「ピクルスどこ行ったんだよ。麻美奏音だらけになったぞおい」
「こうなるとは思ってました」
 検索エンジンのクセをだいたい知っていた須間男は得意げだ。先程の意趣返しと言ったところか。
 二人のリアクションを背に、千美は「麻美奏音」の後ろにカーソルを合わせる。次に入力されるキーワードが何か気づいた須間男は、胸の内がざわついた。
 新たな検索ワードは「ピクルス」「麻美奏音」「ナンバー4」だった。
 ヒットしたのはわずか二件。見出しはどちらも似たようなものだった。
『アイドルにまつわる怖い噂』
 最初のリンクをクリックすると、古いレンタル掲示板が表示された。まともな最終更新は二〇〇九年の十一月で、それ以降はアダルトサイトなどの宣伝で埋め尽くされていた。
 掲示板の主旨は題名通りで、書き込まれている内容はどこかで何度も聞いたことがあるようなものばかりだった。中には真偽すら疑わしいものも混ざっている。そんな中に、その書き込みは埋もれていた。
 書き込みの題名は『ナンバー4の呪い』。投稿者名は空欄だった。
『ピクルスって言う地下アイドル知ってる? 全部で8人のアイドルグループなんだけど、途中からナンバー4がいなくなったんだって。どうやらナンバー4は自殺したらしいんだよね。それから次々と他のメンバーも変な死に方をして、センターの麻美奏音って子はグループ抜けたみたいなんだけど、その子以外はみんな死んじゃったんだって。奏音って子、無事なのかな? 詳しいことを知っている人はいませんか?』
 書き込みはそれだけだった。
「途中脱退のメンバーって良くあるよね。喫煙とか飲酒とかで」
「社長、そういう夢のないことを言わないでくださいよ」
「もしかしてスマちゃん、アイドルはうんこしないとか本気で思っちゃうタイプ?」
「違います! 今はそういう話をしている場合ではなくて」
「しかしまあ、これはありきたりの都市伝説レベルの話だな。次行ってみよう次」
 テーブルに突っ伏しながら社長が指示を出す。画面はもうひとつの検索結果を表示した。
「あー、ここですか」
 それは「掲示板と言えばここ」と言われるほど有名な巨大掲示板の過去ログだった。オカルト専門板に立てられたスレッドで、最終書き込みは二〇一〇年。内容は先程の掲示板とほとんど変わらなかった。どうやら情報が集まらなくてこちらにも書き込みを行ったようだ。
 先程の掲示板と違うのは、その書き込みに対する返信(レス)があったことだ。
 名前欄はやはり空欄だった。
『ピクルスは2008年の夏頃に、ローカルテレビの企画で心霊スポット巡りをやったんだよ。その時にナンバー4が廃屋から何か持ち帰っちゃったらしくて呪われたみたいで、その企画以降出てこなくなって、一週間くらいで自殺しちゃったんだって。他のメンバーも次々と呪い殺されたらしいよ。確かに麻美奏音は早々とバックレてたけど、生きてんのかはわかんね』
「かなり具体的な話が出てきたな」
「持ち帰ったのはやっぱり、あのハンカチなんでしょうか」
「だろうね。映像とも繋がる。案外、他のメンバーも死ぬ前にアレ、言われてたんじゃない?」
 テーブルに突っ伏していた社長がむくりと起き上がると、須間男にもたれかかり、耳元で囁いた。
「つぎはあなたのばん」
「やめてくださいよ!」
 須間男は容赦なく社長を突き放す。
「でもこれで話がだいぶ繋がったな。鍵はふたつ、幸いなことに今も生きている麻美奏音と、何故かハンカチを所有しているイサッチのふたりだ。さあ、そうと決まればスマちゃん、さっそくイサッチに電話してみてくんない?」
「な、何でまた僕なんですか?」
 須間男はちらりと千美の方を見た。その瞬間に画面が切り替わり、寄藤のプロフィールが記されたホームページが表示された。須間男は千美の背中を睨んだが、社長に電話の子機をぐいぐい押しつけられ、仕方なく受け取った。
 須間男はゆっくりと、本当にゆっくりと、記載されている番号をプッシュした。そして耳から子機を少し離した。スピーカーからは何度か呼び出し音が流れ、そしてぷつっという音と共にアナウンスが流れた。
『この電話は、現在電波の届かないところにいるか、電源が入っておりません』
 須間男はほっとして、子機の電源を切った。
「ダメか。あとは麻美奏音だな。貸しスタジオのそばで目撃されたとはいえ、あのあたりに住んでいるかどうかはわからないからな。チミちゃん、現住所とかは探れた?」
「いえ。最終的に所属していた会社まではわかりましたが、守秘義務があるというので教えてはいただけませんでした」
「流石に今時の芸能事務所はガードが堅いね。わかった。その辺はなんとかするわ」
「なんとかできるもんなんですか?」
「企業秘密。お前さんたちは@LINKの箱の方に行ってみてくれない? あんだけ悪名高いオタクなら、動向を知ってる連中とかいるんじゃないかな?」
「あまり気が進みませんが……」
 寄藤本人がいなくても、取り巻き連中は箱に出入りしているかもしれない。それに、もしかしたら寄藤本人も平然と入り浸っている可能性だってある。できれば関わりたくないというのが須間男の本音だ。
「気持ちはわかるけどさぁ、大丈夫、箱のすぐそばに警察署があったと思うし、今は事務所側もかなり警戒してるだろうからさ」
 近年、アイドルがファンに刃物で切りつけられるという事件が立て続けに発生したことは、アイドル関係に疎い須間男でも知っていた。その影響で、他の事務所でも警備レベルをあげているというのも聞いたことがある。もし取材中に何かあっても、なんとかなりそうな気がしないでもない。
 もっとも、トラブルがないのが一番いいのだが。
「……わかりました」
 逡巡して答えた須間男の脇を、ハンディカメラを手にした千美が通り過ぎ、玄関へと向かっていく。彼女には迷いや恐怖はないのだろうか。何でああも平然としていられるのか。須間男は複雑な思いで彼女の背中を見つめた。
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登場人物紹介

鈴木須間男(32)


小さな映像製作会社に勤務。

弱腰で流され体質。溜め込むタイプ。

心霊映像の制作と、その仕事を始めるきっかけを作った千美に、かなりの苦手意識を持っている。

よくオタク系に勘違いされる風貌だが、動物以外のことは聞きかじった程度の知識しかない。

鶴間千美(34)


須間男の同僚。

須間男よりもあとに入社してきたが、業界でのキャリアは彼よりも長く、社長とは旧知の間柄。

服装は地味でシンプル、メイクもしていない。かなりのヘビースモーカー。

感情の起伏がほとんどない、ように見えるが……。

社長(年齢不詳)


須間男たちが勤める映像製作会社の社長。

ツンツンの金髪、青いアロハに短パン、サンダル履きと、「社長」という肩書きからはほど遠い見た目。

口を開けばつまらないダジャレや、やる気のなさダダ漏れの愚痴がこぼれる。

本名で呼ばれることが苦手なようなのだが……。

麻美奏音(24)


地下アイドル「ピクルス」の元メンバーで、メンバー唯一の生存者。

六年前の事件以降、人前に出ることはなかったが、今回の騒動で注目を集めてしまう。

肝心の「呪い」については、まったく覚えていないようなのだが……。

寄藤勇夫(42)


有名アイドルグループ「@LINK(アットリンク)」の厄介系トップオタ。

須間男たちの会社に送られてきたふたつの映像に映り込んでいた人物。

@LINKの所属事務所から出禁を喰らってから、消息が途絶えている。

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