第95話 挑戦者決定三番勝負
文字数 466文字
竜王戦、挑戦者決定三番勝負の第一局を見た。朝の10時に始まった勝負は、夜の11時36分に終了した。その間、テレビの前から席を外したのは約3時間、おおよそ10時間はその進行を見ていたのだ。これも好きだからこそできることで、これほどの集中力を仕事に費やしておけばよかったと少しは悔やむ。好きというのは、物事を成功へ導く最大無二の方法であることが今更ながらわかる。
テレビの解説人がいろいろと工夫をして視聴者を引っ張ってくれたり、腰をかばいながらでも見れたのは、自分にそれだけの体力が残っているからだ。当たり前にそんなことができない人は世の中にはいっぱいいることを考えれば、これは丈夫に生んでくれた両親に感謝せずにはおられない。
将棋界を一人で引っ張るかのような若干19歳の天才棋士、藤井聡太と体力と持続力で勝負する軍曹こと、永瀬拓矢の勝負はそれだけの魅力があるということだった。けれど、いくら暇とはいえ10時間も見ていられる人は、日本中にそんなに多くはいないだろう。
何事にも無感動、無関心な自分がやってこないことを切に望むばかりだ。
テレビの解説人がいろいろと工夫をして視聴者を引っ張ってくれたり、腰をかばいながらでも見れたのは、自分にそれだけの体力が残っているからだ。当たり前にそんなことができない人は世の中にはいっぱいいることを考えれば、これは丈夫に生んでくれた両親に感謝せずにはおられない。
将棋界を一人で引っ張るかのような若干19歳の天才棋士、藤井聡太と体力と持続力で勝負する軍曹こと、永瀬拓矢の勝負はそれだけの魅力があるということだった。けれど、いくら暇とはいえ10時間も見ていられる人は、日本中にそんなに多くはいないだろう。
何事にも無感動、無関心な自分がやってこないことを切に望むばかりだ。