第116話 マイスタイル
文字数 428文字
新作というほどのものではないけれど、絵の次作品への準備が出来た。やっとこさ重い腰が上がった。重くなっていた理由も少しは分かっている。それは自分の理想と現実のギャップがいつまでたっても埋められず、理想はどんどんと遠ざかり、もうその距離を埋めることが絶対に不可能なことを分かってしまったからだ。
この歳になると、半分のあきらめと現実、そして残された時間のことも受け入れなければならない。自分の中にある者の中でやっていくしかないことを気づく。いくらいいものを観賞しようが、好きになろうが、それを自分の中に取り入れることは不可能なことなのだ。自分の目指せる範囲、と言ってもほんのわずかの枠しかないけれど、それを追及していくしかなさそうだ。自分の納得を第一優先として、描きたいものを自分流にやっていくしかないのだ。
それがマイスタイルであり、人の評価なんてことはオマケみたいなもの。精一杯の自分の納得の作品を目指して再スタートしようと思う。
<自分の好きな風景>
この歳になると、半分のあきらめと現実、そして残された時間のことも受け入れなければならない。自分の中にある者の中でやっていくしかないことを気づく。いくらいいものを観賞しようが、好きになろうが、それを自分の中に取り入れることは不可能なことなのだ。自分の目指せる範囲、と言ってもほんのわずかの枠しかないけれど、それを追及していくしかなさそうだ。自分の納得を第一優先として、描きたいものを自分流にやっていくしかないのだ。
それがマイスタイルであり、人の評価なんてことはオマケみたいなもの。精一杯の自分の納得の作品を目指して再スタートしようと思う。
<自分の好きな風景>